ガールズちゃんねる
  • 127. Hicks 2024/04/26(金) 01:53:55 

    >>123
    加速するかどうかは、期待インフレ率の変化が総需要にどれだけ影響を与えるかに依存する
    あとは政府の経済政策(金融政策への信認や、将来の財政持続性)への将来予測

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  • 141. yuri 2024/05/07(火) 17:22:05  ID:xJ1rotvdrg  [通報]

    >>127
    いつもありがとうございます
    間違ってるかもしれないけど、Hicksさんの考察をもとにいろいろ考えてみました

    変数α、γ、v、μでさまざまな条件が作れて 、DAS曲線とDAD曲線のシフトのコンビネーションで一方もしくは両方が持続して上昇していく条件が揃うとスパイラルが起きるのかなと思いました

    Hicksさんの例では、金融政策の効果の大きさαと、期待インフレ率の影響度γとのバランスによりDAD曲線のシフトがDAS曲線より強い状況において、期待インフレ率π*の上昇のみでもインフレスパイラルが生じてくるということが表現されているのかなと思いました

    私の考えたのは起きたことをモデルで表現しようとして持続する供給ショックを仮定して、供給ショックvと期待インフレ率π*の2つのパラメータを変化させたからちょっとややこしくなってしまって
    こちらは持続する供給ショックそのものがインフレ率を上昇させていくからそれだけでもスパイラルは起きるけど、期待インフレ率の影響度が高まるとDAS,DAD曲線のシフトが大きくなってよりインフレが加速することが分かりました

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  • 142. yuri 2024/05/07(火) 17:24:33  ID:xJ1rotvdrg  [通報]

    >>127
    続きです

    インフレに対する引き締め局面では受動的な金融政策スタンスであったとしてもそこまでαは低下しないと思うので、相対的にγがより大きいことが条件としては重要になってきて、当時の状況ではトイレットペーパーの買い占め行動などがあったということなので、γは大きくなっていたのかなと思いました

    仮に日本のγが低くても原油価格や賃金の上昇などの供給ショックの継続がDAS曲線を上方シフトさせるので、スパイラルが起きる条件が揃って高インフレにつながったと考えました

    他にもいろんな要因がDAS,DADの傾きや挙動を修飾していたと思うんですけど

    DAS曲線における期待インフレ率の影響度μの大きさはそのひとつで、DAS曲線のシフトの幅を変化させるので
    生産コストの賃金への転嫁が強かった1次オイルショックではμが大きくて、2次ではμが小さかったために、前者ではインフレ率の上昇が強く後者では抑制されたと考えました

    すごく難しかったです
    他の資料も少しずつ読んで勉強してみます

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