ガールズちゃんねる
  • 151. yuri 2024/05/17(金) 17:16:43  ID:xJ1rotvdrg  [通報]

    >>150
    ありがとうございます
    実質賃金マイナスと、不況の定義はまた別のものということですよね

    このあたりはすごく難しくて、ずっと頭を悩ませていたんですけど…

    >>146で、実質賃金の低下は、むしろスタグネーションとは負の相関があって、スタグネーションを弱めるって書いたんですけど、もしかして強める働きもあるかもしれないって

    AS曲線への影響だけ考えたらそうなんですけど、AD曲線への影響を考えると実質賃金の低下は民間消費を減らして総需要を減らしてしまうので
    後者が強く出た場合には、実質賃金マイナスがスタグフレーションにつながるケースも考えられるのかなと思いました

    いろんな要因が複雑に絡み合って作用してるのですごく難しいです

    植田総裁のいう第一の力はAS曲線を動かす力、第二の力はAD曲線を動かす力と考えたらいいんでしょうか
    日本が米国と比べて高インフレを起こしにくい背景には、賃金が固定的で期待インフレ率が賃金にはねにくい(AS曲線がフラットで、上方シフトが弱い)ことや、総需要が弱い(AD曲線の上方シフトが弱い)ことも関係あるのかなとか考えていました

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  • 152. Hicks 2024/05/18(土) 18:21:07  [通報]

    >>151
    実質所得減少や実質消費減少がAD曲線の下方シフトにどの程度影響あるかによるんじゃないの
    仮に実質所得減少や実質消費減少は経済停滞予想を形成されれば期待インフレ率低下するし、期待インフレ率低下は実質金利上昇を通じてAD曲線の下方シフトを招く一方で、生産コスト低下でAS曲線の下方シフトが起きる

    そもそも実質賃金低下するような経済では、労働需給調整が素早く、比較的期待係数が小さくて、かつ価格調整が早い(下方に硬直的ではない)んで、スタグフレーションに陥るリスクは低いんじゃないの

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