なぜ利上げしない?34年ぶり歴史的「円安」に立ち向かう、日銀の“ジレンマ”
153コメント2024/05/18(土) 23:35
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114. yuri 2024/04/18(木) 23:41:05 ID:xJ1rotvdrg
>>112
詳しくありがとうございます
1970年代というとオイルショックのあった頃で、当時の日本のインフレはエネルギー関係の供給制約が原因だったので、政府のエネルギー関連分野開発への財政支出がインフレ収束に寄与したということになるんでしょうか
最近でも水素や脱炭素火力などエネルギー分野の開発が進んでいますけど、島国である日本にとっては、経済安全保障の面からもエネルギー自給率を高めることはすごく重要な気がしています+0
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118. Hicks 2024/04/19(金) 13:29:32
>>114
補足
1970年代から80年代初頭のインフレ加速は、オイルショックが発端だっただけで、供給サイドのショックだけではインフレ加速が起きるわけじゃないのは認識しておかないといけない
またゆっくり書くが、要因は金融政策によるマネーサプライ増加(金利操作を重視しすぎた結果)、賃金とインフレの悪循環、実質賃金の伸縮性の低さによる賃金調整機能不全(低ければ低いほどインフレ加速する)、予想実質金利の上昇による投資の停滞
二回目のオイルショックでは、日本が欧米よりインフレをうまく抑制できたのは、金融政策でマネーサプライ増加を抑えたこと、金融自由化の進展、実質賃金の伸縮性が高かったこと、供給網の分散化、在庫管理技術向上、民間企業による省エネ投資で生産効率を上げられたこと、変動相場制による為替市場の進展(輸入インフレが軽減される)
112さんは経済全体に影響及ぼすようなマクロ政策を変更するでなく、供給のボトルネックになってる部分を見極めて重点的に解消を促すべきであって、民間投資ではカバーしきれないならば財政政策とはいってももつときめ細かいレベルのミクロ政策でやりようがある、と書いてる
勘所は押さえられてるかなと思う+0
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