源氏物語で知ってること
265コメント2024/01/27(土) 19:01
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264. 匿名 2024/01/05(金) 01:44:36
女三の宮が正妻となってしまって、古くから源氏の一の人と呼ばれていた紫の上の立場が危うくなって六条院全体のパワーバランスにも影響を及ぼすんだけど、実は普通にそれを回避する方法があった。
紫の上の実父、式部卿の宮に、正式に父として名乗り出てもらって紫の上を式部卿の宮の娘とした上で結婚する。そうすれば、紫は宮家の姫として、正式に北の方になれた。
しかも式部卿の宮はむしろ紫の上の正式な実家になりたかった(そうすることで源氏の庇護も受けられる)から、源氏に打診するものらりくらり無視される。
というのも、源氏が須磨に行っている時、紫の上の実父であるにも関わらず源氏につれない態度を取ったことことを、都に戻って破竹の勢いで出世したあとも源氏は恨んでいて許してないから。
けど、実はここで源氏が折れて紫の上のために正式な実家を整えてやろうと思って式部卿の宮にお願いしていたら、女三の宮が降嫁する必要もなかったし、紫の上は死なずに済んだ。
源氏は本当に許さない人で、弘徽殿の大后にも、あえて豆にお世話して待遇よく接して、本人も周りも見てて気まずいぐらいの思いをさせた。怒らせると怖い人だよ光源氏は。長々とすみません。+7
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