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吃音を克服したい!

149コメント2023/10/31(火) 22:45

  • 146. 匿名 2023/10/29(日) 20:13:18 

    表題
    >吃音を克服したい!
    上の方との重複がありますが、

    ・耳鼻咽喉科医師が行う低強度認知行動療法

    6ページほどの短いページの中に、吃音の不安や恐怖が生まれる仕組み、どもる場面やどもる言葉を避けようとする回避行動が定着する仕組み、その回避行動が吃音の不安や恐怖を維持・強化している話、不安や恐怖を軽減する曝露療法、吃音の予期不安への対処としての注意のトレーニング、著者が行っている認知行動療法の実際が簡潔にまとめられています。ページ内の「PDFをダウンロード」から全文のダウンロードができます。

    ・吃音のある成人に対する集団認知行動療法プログラムの開発

    吃音改善のための大切な話がたくさん書かれています。
    下のページ内の該当箇所から全文のダウンロードができます。
    学会誌『吃音・流暢性障害学研究』|日本吃音・流暢性障害学会
    学会誌『吃音・流暢性障害学研究』|日本吃音・流暢性障害学会www.jssfd.org

    日本吃音・流暢性障害学会は、吃音及び流暢性障害(クラッタリングなど)の研究の発展と、これらの障害の研究や医療・福祉・セルフグループ活動などに関わる者同士の相互交流を図ることを目的とした学会です。


    下の文書は、それぞれA4、1枚分の分量で、下のページからダウンロードできる抄録集にあります。

    ・認知行動療法を用いたグループ訓練 抄録集 56ページ

    すぐ上の文献「吃音のある成人に対する集団認知行動療法プログラムの開発」に出てくる「意味を理解しながらゆったりと音読」の具体的な内容が「考えながら話す」の記述部分に書かれています。

    ・認知行動療法的な電話訓練 抄録集 54ページ

    電話での「構え」の問題、曝露療法の目的と心構え、随意吃のやり方、「構え」(発話モード)の切り替え方の具体例などが書かれています。

    場面の緊張や吃音の不安/恐怖心への対応(認知の修正・曝露療法)と、現象としての吃音への対応(吃音や発話行為/発話過程からの注意の転換・話すときの「注意の配分」の改善)は、前者を土台(梃子)に後者へと進む必要があるようです。

    クラタリングを併発している場合の対応も、治療現場によっては、吃音と共通して役立つ治療手法も取り入れて、どちらの治療に重点を置くかをはっきりさせて、両者の治療が行われているようです。

    下のページには冒頭の文献の著者の克服のきっかけが書かれています。
    言葉がなめらかに出ない吃音症(きつおんしょう)とは | NHK健康チャンネル
    言葉がなめらかに出ない吃音症(きつおんしょう)とは | NHK健康チャンネルwww.nhk.or.jp

    発話障害の1つで吃音のある人は120万人以上とも言われています。幼児期に発症し、多くは自然に治りますが2〜3割は大人になっても症状が残ります。意外と知られていないNGワードは「落ち着いて」です。吃音の人と付き合うポイントを知ることが大切です。


    吃音は、年齢とともに軽くなり生活に大きな支障がなくなる人もいれば、定年退職後時間ができてから遠方の数少ない医療機関を訪ねる人もいるようです。

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