小保方晴子氏「STAP細胞200回以上作製した」→理研研究者「200回作製するのに数年かかる」
1017コメント2014/05/05(月) 10:45
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466. 匿名 2014/04/10(木) 07:57:55
このコラムが非常によく書けていた。
要点だけ抜き出すと
1.『仮にSTAP細胞があったとしてもすでに医療への応用のメリットは乏しい』
>極めて楽観的に見ても、応用への可能性は限られたものとなろう。
>すでに人間で成功し、臨床試験に入っている既存のES細胞やiPS細胞などに比べて優位性を見つけるのは難しい。
2.『STAP細胞の学問的な価値はあるが小保方晴子氏らがその権利を主張するのは難しい』
>小保方氏らが発表したSTAP細胞発見の研究成果は、すでに論文としての体をなしていないのであり、もはやSTAP細胞は完全にただの仮説になってしまったと言っていい。
>つまり、一からやり直しであり、もはや小保方氏らの研究はゼロに帰したのである。
>今後、仮に世界のどこかでSTAP細胞が作られたとしても、その第一発見者としての地位を小保方氏らが主張するのは難しいだろう。
3.『理研のSTAP細胞の疑義に関する調査報告は概ね順当』
>若山氏は最初からキメラマウスの作製が担当である。与えられたSTAP細胞の万能性を証明することが仕事であり、その細胞が正しく作られているかというのは小保方氏と彼女の上司である笹井氏に任せて信じるしかない。
>逆に言えば、小保方氏は信用できないから、細胞作製も俺がやる、なんて言い出したら、共同研究者としての信頼関係が崩壊してしまう。
>また、小保方氏も自分の手柄を盗られると思うはずであり、現実的にはそんなことはなかなかできない。
>笹井氏にしても、これほど大きな研究グループの副センター長であり、このレベルのマネジャーになれば、所属研究員の実験に直接関わることは難しいだろう。
>上がってきたデータをいっしょに見て議論し、足りない実験の指示をしたり、不備を指摘して、それらの実験結果を組み立てて、いっしょに論文を書いていくだけである。
>実験データそのものが捏造されていたら、それに気が付くのはかなり難しいだろう。
>共同研究というのは、完全に性善説に基づいて行われているし、科学社会そのものが性善説の上に成り立っているのだ。
有能な科学者もいるし無能な科学者もいる。科学者はときに解釈を間違えたり、単純なミスもする。
>しかし、少なくとも科学者は嘘を付かない、という前提で全てが動いているのである。
>だから、嘘を付く人がひょっこり現れると非常に脆いのだ。
陰謀論好きや普通の会社員には研究所の感じは分からないだろうから、上の判断があったハズとかトカゲの尻尾きりとか言う人が多いけど、理研の「犯行は単独犯、でも笹井氏・若山氏の任命責任は重大」という判断は事実で妥当だと思う。+85
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