「せめて遺族に生前のほほ笑みを」犠牲者300人を復元した「おくりびと」は、仕事を投げ打って能登へ向かった 被災地で奮闘するボランティアたちの覚悟
62コメント2024/02/10(土) 10:02
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1. 匿名 2024/02/01(木) 13:17:06
遺体の保全や修復に取りかかれたのは、暗くなりかけてから。底冷えする中、お棺の脇に膝をつき、かがみこむような体勢で遺体の出血や体液の流出を止めていく。この処置で腐敗の進行やにおいを防ぐ。災害時は犠牲者の多さから火葬場が混乱し、遺体を火葬場に搬送できる時期が見通しにくくなるためだが、遺族にとっても大きな意味を持つ。さらに、手のぬくもりを犠牲者の顔に伝え、笑いじわを蘇らせた。
続けるうちに肩や腰はこわばり、疲労で目もかすむ。立て膝で長時間作業をしているため、膝も真っ赤になったが、自分に言い聞かせた。「後で悔いが残らないように、絶対に手を抜かない」
無心で手を動かしていた時、突然、目の前が明るくなった。
「これで見えますか」
安置所にいた警察官たちだった。暗がりの中で遺体と向き合う笹原さんのため、代わる代わるライトやランタンで照らしてくれた。
(中略)
「あ、ほほ笑んでる」「これならご遺族に顔を見せられる」。最初は遠巻きに見ていた警察官たちも、安心したように声を上げた。一人が、笹原さんに話しかけた。
「当時、私も東北で支援活動をしたんです」
「えっ、そうなの?」
笹原さんは思わず作業の手を止め、相手の顔を見て、こう伝えた。
「あの時は来てくれて、本当にありがとうございました」+245
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2. 匿名 2024/02/01(木) 13:18:14
性加害目的のボランティア絶対いるから女子からは目を離してはいけない+21
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3. 匿名 2024/02/01(木) 13:18:23
真っ黒コゲとかはどうすんの?+3
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4. 匿名 2024/02/01(木) 13:18:30
まとめて火葬される事も多いのかな。一人一人見送ってもらえたら遺族は有り難いだろうね+220
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5. 匿名 2024/02/01(木) 13:19:10
>>2
ボランティアだけじゃないよ
もともとそこにいる人にも加害者はいる+130
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6. 匿名 2024/02/01(木) 13:19:45
こういったお仕事をされている方は尊敬する。+337
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7. 匿名 2024/02/01(木) 13:21:55
>>2
ご遺体にイタズラした事件あったもんね。
罪にならないんだっけ。+80
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8. 匿名 2024/02/01(木) 13:22:48
報じられてない間も、こうやって懸命に活動している人たちがいるんだよね。+205
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9. 匿名 2024/02/01(木) 13:23:09
JAL123便事故の時の話を思い出した。
一部だけ、破片だけの遺体を布などでなんとか人のかたちにして納めた。そんな遺体ばかりだったらしい。大変だよね。+168
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10. 匿名 2024/02/01(木) 13:23:51
>>8
かたや自分で報じてるやつもいるしね。+0
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11. 匿名 2024/02/01(木) 13:24:02
>>6
身内の遺体確認しなきゃいけなくて、損傷が酷くて正直本人かどうかなんて分からなかったんだけど、処置後は生前の顔に戻ってて驚いた事ある。
写真とか無かったと思うから技術凄いなって。+180
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12. 匿名 2024/02/01(木) 13:24:02
>取材の最後、13年前の震災を経験した笹原さんに、能登半島地震の被災者に伝えたいことを聞いた。
「『こんな支援がほしい』と声を上げながら、日々を過ごしてほしい。時間は掛かるけれど、元の暮らしに戻れる日が必ず来ます。もしノートやペンが近くにあるなら、自分の身に起きた事や今の気持ちを日記として書き留めておくことも大切。悲しいことも書いて、できれば最後は明るい話題も書き添えてほしい。つらい経験が、いつか誰かの役に立つこともあるはずだから。生き残ったからこそ、できることがある。『一人じゃないよ』と伝えたいです」+72
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13. 匿名 2024/02/01(木) 13:25:06
寒いだろうし、そんな中で作業するのめちゃくちゃ大変だろうな…。それでも電話一つで行くってすごいよ。+134
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14. 匿名 2024/02/01(木) 13:25:22
被災地関連の悲しいニュースばかりだけど、こういう人達のニュースを見ると日本もまだ捨てたもんじゃないなと思う。+82
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15. 匿名 2024/02/01(木) 13:26:56
本当にありがとうございます+51
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16. 匿名 2024/02/01(木) 13:26:58
ボランティアしてくださりありがとうございます+25
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17. 匿名 2024/02/01(木) 13:27:16
能登地区には本当に色んな方が支援に来てくれてる
避難所ガチャとか復旧に差が出てきて問題は山積みだけど、それでも手を止めず交代しながらずっと助けてくれてる人たちには感謝しかないよ
簡単に出来ることじゃない
本当にありがとうございます+86
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18. 匿名 2024/02/01(木) 13:28:18
涙が出るほどありがたい
+64
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19. 匿名 2024/02/01(木) 13:28:50
仕事柄、目の前で修復を見たことが何度もあるが
あの人たちは凄い肝が据わっている
においも含めて本当に目をそむけたくなる場合でも
あ、まつげ残ってるラッキー!とか言う+130
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20. 匿名 2024/02/01(木) 13:29:19
>>7
そうなの?!
ご遺体にも尊厳はあると思うのだが+39
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21. 匿名 2024/02/01(木) 13:30:40
うーん…こういったのはいらないかな
性善説には無理があるって+1
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22. 匿名 2024/02/01(木) 13:31:16
遺族はありがたいと思うよ。家族だからこそ、見られないような状態の遺体と対面するのは辛過ぎる。+83
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23. 匿名 2024/02/01(木) 13:32:32
ボランティアさんの交通費や活動にかかる費用だけでも国費で負担出来ないものかと思う。
労働自体に賃金は出なくても、足代とかだけでもどこかから支給されたらもっとスキルやいろんな特技のある人が来てくれると思うんだけど。
私もね、近畿地方に住んでるけどマッサージとか得意だから石川の避難所とかで無償で施術してあげたい。でもまだ一般人のボランティア活動は制限されてるし難しいかな。+79
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24. 匿名 2024/02/01(木) 13:33:07
>>14
ほとんどの日本人はまともだと思う。おかしいのは一部の政治家とか悪く報じられる人。イナカ住まいだからかもだけど周囲の人は真面目でちゃんとしている善良な人が多いよ。+80
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25. 匿名 2024/02/01(木) 13:33:19
>>21
おい、出てけ。+32
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26. 匿名 2024/02/01(木) 13:34:07
>>20
そういう性癖の人っているらしいよ+6
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27. 匿名 2024/02/01(木) 13:35:49
>>19
プロだね。でも家族だったらそういう風には扱えないから、ほんと必要なお仕事だよね。+87
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28. 匿名 2024/02/01(木) 13:36:48
>>26
そうなんだ、信じられないや…
+4
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29. 匿名 2024/02/01(木) 13:38:48
>>6
医者もだし解剖する人等、こういう普通の人では見ることも触ることも出来ないような事をしてくれる方がいるおかげで、救われてるんだよね私達。
本当に感謝しかない+82
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30. 匿名 2024/02/01(木) 13:40:36
海外だと遺体にあまり拘らないそうだから、日本独自の感覚なのかもな。+2
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31. 匿名 2024/02/01(木) 13:41:35
>>6
私の母の時は、納棺師さん、二十歳そこらの女の子だった。
おくりびとを見てこのお仕事を志されたそう。
まだまだ少女らしさが残る可愛らしい外見なのに、しっかりとお仕事されてて素晴らしいと思った。
母のそばを離れたくない私(アラサー)に、見ていてくださって構いませんからね?って、丁寧に丁寧に作業して下さって、グリーフケアなのかな?あれで大分心が救われたよ。+120
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32. 匿名 2024/02/01(木) 13:43:13
>>1
別にいいんだけどそれどころじゃないんでって思われそう+1
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33. 匿名 2024/02/01(木) 13:43:52
【思い】復旧への「脚」がかりに 埼玉から石川に移住したタクシー運転手女性 - YouTubeyoutu.be【2024.1.29OA】地震で大きな被害を受けながらも地元のために働き続ける人がいます。生活に欠かせないタクシー会社を取材しました。この動画の記事を読む>https://news.ntv.co.jp/n/ktk/category/society/ktedf27aa1c8a541d18c89f9b11495a8c...">
この女性も発災間もない時に移住して、タクシー運転手してて行動力がすごいなと思ったわ。+11
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34. 匿名 2024/02/01(木) 13:45:15
>>3
どうにもならないってわからない?+8
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35. 匿名 2024/02/01(木) 13:45:31
>>7
遺体損壊罪に当たるのでは?+24
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36. 匿名 2024/02/01(木) 13:49:20
>>8
ほんとだね
くだらない芸能ネタより、こういう事をたくさん報道してくれればいいのにと思った+33
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37. 匿名 2024/02/01(木) 13:52:03
見上げた精神だなあ+2
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38. 匿名 2024/02/01(木) 13:57:18
>>7
このトピでそういう話はやめてよ。トピ違いもいいとこ。この人たちのやってる事が汚れるわ。+68
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39. 匿名 2024/02/01(木) 14:01:21
大変な仕事なのに、給料がめっちゃ安いのよね+2
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40. 匿名 2024/02/01(木) 14:06:37
>>9
JALの事故
最初は新聞紙で遺体を何とか人の形にしていたんだけど、遺族がそれをみてあまりにも酷いと、そこから綿を使い遺体として復元したとありました
新聞紙は急を様したから最初は仕方ないらしかった
〈墜落遺体〉に書いてありました+35
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41. 匿名 2024/02/01(木) 14:14:37
>>8
少額の募金しかしていない自分って、て思ってしまう。本当にすごい人がいるもんだなと+7
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42. 匿名 2024/02/01(木) 14:17:33
>>19
本当に凄いな…でもそういう人達がいるから救われる人がいる、心から感謝しないといけない。+64
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43. 匿名 2024/02/01(木) 14:21:58
>>24
がるには過激な人多過ぎるから錯覚するよぬ+2
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44. 匿名 2024/02/01(木) 14:23:32
>>7
そういうの今はいらないから。空気読んでほしい。+21
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45. 匿名 2024/02/01(木) 14:24:10
私もおくってほしい+0
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46. 匿名 2024/02/01(木) 14:25:38
>>30
エンバーミングは海外の方が浸透してると聞くけど
日本は火葬の文化だから、また異なるらしい
ただやっぱり生前の姿と近い形でお別れをしたいから、震災とか事故とか事件とかの時は、損傷の酷いご遺体だと傷みが早くなるのでエンバーミングを施すことも増えてきたらしい+14
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47. 匿名 2024/02/01(木) 14:28:49
父親が亡くなった時、納棺師(おくり人)が私に「お父様の手と爪を綺麗にして差し上げてください」って言われて、拭いたり磨いてる時に「あれ、こんな小さかったっけなお父さんの手」って言ったら「娘さんのこと立派に育て上げられましたね」って言われて嗚咽したこと思い出した+57
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48. 匿名 2024/02/01(木) 14:31:35
「擲つ」だよね「なげうつ」どうでもいっか+3
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49. 匿名 2024/02/01(木) 14:33:16
色んな工具等使って修復してくれたあとに(その工程は見せない)遺族を呼んでくれるんですよね。+3
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50. 匿名 2024/02/01(木) 14:41:45
👏👏👏👏👏👏🙇🙇🙇🙇🙇+1
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51. 匿名 2024/02/01(木) 14:47:01
>>35
物理的な損壊でなければ当たらない。+3
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52. 匿名 2024/02/01(木) 14:55:28
>>1
な、涙が我慢できんかった…歳かな…+14
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53. 匿名 2024/02/01(木) 15:00:57
>>13
それだけこのお仕事の重要性と、必要とされている状況であるということへの理解があるからでしょうね。
従事することへの信念を感じます。+10
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54. 匿名 2024/02/01(木) 15:05:03
母が亡くなった時の納棺師さんが凄くいい人だったな。+5
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55. 匿名 2024/02/01(木) 15:20:42
>>26
ネクロフィリアだっけ+0
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56. 匿名 2024/02/01(木) 15:27:46
自分や家族が死ぬとき、当然のようにお葬式をして貰えて見送って貰えるわけじゃないんだよね
生きてるうちは想像もしないけど+8
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57. 匿名 2024/02/01(木) 15:55:18
>>19
ラッキー!って何なの……+2
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58. 匿名 2024/02/01(木) 16:35:29
>>57
悪意はないと思いますよ
私も仕事柄、エンバーマーの方の研修に参加しましたが、日本の納棺師の方や警察関係者が無理ですというようご遺体にも生きている人みたいに話しかける
顔面半分緑色に膨らんだお婆さんに、半分綺麗で良かったね、今治してあげるからねとか、○○が残っていてラッキーだったねとか
仕事ではご遺体の写真は目にすることは割りとあったけど、普通のご遺体じゃなかったから、新人の頃は精神的にきたけど、本当にエンバーマーの方の精神力、信念には頭が下がる
+50
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59. 匿名 2024/02/01(木) 18:07:18
エンジェルフライト思い出した。+3
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60. 匿名 2024/02/01(木) 18:14:11
>>40
横から
形にしようとする気持ちが尊いね。+11
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61. 匿名 2024/02/01(木) 21:29:04
>>47
あぁやばい、こんなん泣く
+8
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62. 匿名 2024/02/10(土) 10:02:50
>>1
せめて膝当てかクッションを提供したい+1
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1月6日、岩手県北上市に住む納棺師、笹原留似子さんのところに一本の電話が入った。 「先生ですか?」 電話をかけてきたのは、あるセミナーの受講生だ。笹原さんは、2011年の東日本大震災で、300人以上の遺体をボランティアで修復した。昨年、実施したセミナーでは、葬儀関係者に遺体の顔色などを手直しする技術や、遺族の気持ちに配慮した対応方法を教えていた。 この受講生は石川県在住。1月1日の能登半島地震で自分も被災したが、現地の遺体安置所で支援活動に入るという。「手が足りていないんです。どうか来てくれませんか?」