-
1. 匿名 2019/12/29(日) 17:16:08
私は、川上弘美さんの「どこまで行っても遠い町」という小説の『生きてきたら、こうなってしまった』というフレーズが好きです。『どうして自分の人生はこうなってしまったんだろう』と思う時もあるけれど、生きるということを選択してきた結果、今のこの状況があるんだなと思うと、少し気持ちが楽になる気がします。皆さんは、どんなフレーズが好きですか?教えてください。+53
-1
-
2. 匿名 2019/12/29(日) 17:16:47
ガル子は激怒した。+0
-14
-
3. 匿名 2019/12/29(日) 17:17:36
+159
-2
-
4. 匿名 2019/12/29(日) 17:18:52
春が二階から落ちてきた+75
-0
-
5. 匿名 2019/12/29(日) 17:18:53
住宅地には人影がなく、春の夜はあたたかくてやわらかで、羊羹のような闇だ、と僕は思った。+21
-0
-
6. 匿名 2019/12/29(日) 17:19:31
近づいて、フカシとヨーコが手を振ると、西之園萌絵は、両手を顔の横で広げてみせた。
人類は十進法を採用しました、というジェスチャではない。+9
-0
-
7. 匿名 2019/12/29(日) 17:19:37
小説を読まないので知識も教養もない。
ここで学ばせて頂きます。+8
-2
-
8. 匿名 2019/12/29(日) 17:21:16
白米は最強だから+71
-3
-
9. 匿名 2019/12/29(日) 17:21:30
>>4
重力ピエロ・伊坂幸太郎+21
-0
-
10. 匿名 2019/12/29(日) 17:21:57
親譲りの無鉄砲でいつも損ばかりしている+29
-0
-
11. 匿名 2019/12/29(日) 17:22:01
>>3
ベーコン感があるw+76
-0
-
12. 匿名 2019/12/29(日) 17:22:49
殺し屋ですのよ+8
-0
-
13. 匿名 2019/12/29(日) 17:22:56
トンネルをぬけたら雪国だった。+16
-3
-
14. 匿名 2019/12/29(日) 17:23:55
心臓が妊娠したみたいだ+2
-1
-
15. 匿名 2019/12/29(日) 17:24:26
あなた達は、本当に仲がよかったんですね+5
-0
-
16. 匿名 2019/12/29(日) 17:24:45
われは山賊。うぬが誇をかすめとらむ。+0
-0
-
17. 匿名 2019/12/29(日) 17:28:42
私の感動は私だけのものよ
誰にも寄生させやしない+18
-0
-
18. 匿名 2019/12/29(日) 17:29:05
「死んだら、埋うめて下さい。大きな真珠貝で穴を掘って。そうして天から落ちて来る星の破片かけを墓標はかじるしに置いて下さい。そうして墓の傍に待っていて下さい。また逢いに来ますから」
夏目漱石の夢十夜は全文美しい〜。+60
-2
-
19. 匿名 2019/12/29(日) 17:29:29
『好きなフレーズ』とは違うんだけど、唯川恵さんの『肩ごしの恋人』という小説の中で主人公の父親(冴えない中年)の不倫が発覚した場面で
『家族の誰もが父が【男】であるということを忘れていたのだ』
みたいな表現があったのが読んで15年たつ今でも印象に残ってる。
自分の親って『親』な訳で、子供から見たら母親も父親も『親という生き物』という感じ。
だからこの表現にはハッとしたというか、例えばうちの地味で真面目な母親だってある日いきなり不倫する可能性があるんだよね…って思った。
子供はもちろん、配偶者ですら『パートナーが男(女)であることを忘れている』っていうのはよくある話だよね。+41
-0
-
20. 匿名 2019/12/29(日) 17:29:51
胎児よ
胎児よ
何故躍る
母親の心がわかって
おそろしいのか+28
-0
-
21. 匿名 2019/12/29(日) 17:30:01
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。兎角この世は住みにくい。+48
-0
-
22. 匿名 2019/12/29(日) 17:31:59
立場=今立ってる場所。
ほぅ、と思った。+7
-0
-
23. 匿名 2019/12/29(日) 17:33:23
木曽路は全て山の中である。+7
-0
-
24. 匿名 2019/12/29(日) 17:33:44
文豪トピでも書いたのですが、宮沢賢治の銀河鉄道の夜から「ルビーよりも赤くすきとおり、リチウムよりも、うつくしく酔ったようになってその火は燃えているのでした」+47
-1
-
25. 匿名 2019/12/29(日) 17:34:34
何のために食って、働いて生きていくのか+9
-0
-
26. 匿名 2019/12/29(日) 17:34:42
好き嫌い分かれると思いますが八日目の蝉から「その子まだ朝ごはん食べてないの!」+47
-1
-
27. 匿名 2019/12/29(日) 17:40:44
夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに、彼の気分は苦かった。+5
-1
-
28. 匿名 2019/12/29(日) 17:40:59
今日久しぶりにレストランに行ってきた。
隣のテーブルにカップルが座っていて、ウェーターが料理を持ってきた。
「鈴木でございます」とウェーターが言った。
カップルの男の方が「久保田でございます」、
女の方が「細谷でございます」と言った。
ウェーターは、背中が小刻みに震えながら、
「本日のお勧めの魚のスズキでございます」と説明していた。+9
-11
-
29. 匿名 2019/12/29(日) 17:43:52
梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ」から
自分が楽に生きられる場所を求めたからといって、
後ろめたく思う必要はありませんよ。
サボテンは水の中に生える必要はないし、
蓮の花は空中では咲かない。
シロクマがハワイより北極で生きる方を選んだからといって、
だれがシロクマを責めますか。+70
-0
-
30. 匿名 2019/12/29(日) 17:44:11
主人公の画家、遠山画伯が海に切り立つた断崖絶壁を命綱無しの素手で登り上の家に居る、恋人礼子に言う言葉「お前には私がいる、ただそれだけを言いたかった」そして又来た崖を素手で降りていく、こんな男に出会いたいと本当に思う+7
-1
-
31. 匿名 2019/12/29(日) 17:45:03
わー!小説が読みたくなるトピだ☀+30
-1
-
32. 匿名 2019/12/29(日) 17:46:06
桜の樹の下には死体が埋っている
梶井基次郎+22
-0
-
33. 匿名 2019/12/29(日) 17:50:38
人生はちょっと長めのホームステイ+3
-0
-
34. 匿名 2019/12/29(日) 17:50:55
>>23
良き。+4
-2
-
35. 匿名 2019/12/29(日) 17:52:38
あの日、星が降った日。
それはまるで、まるで夢の景色のように、美しい眺めだった。+9
-0
-
36. 匿名 2019/12/29(日) 17:54:00
>>21
草枕だっけ+5
-0
-
37. 匿名 2019/12/29(日) 17:55:16
太宰治の斜陽より
「MC」+1
-0
-
38. 匿名 2019/12/29(日) 17:56:16
腐っても米ならそれほど悪さはしないって言うんですよ
強欲にならず最低限お米さえ有れば、くらいの気持ちでやってれば大けがはしないってことなんだけど、なるほどなぁと思った
+4
-0
-
39. 匿名 2019/12/29(日) 17:56:29
自分を知らない女は、他人の価値観を鏡にして生きるしかないのです。でも、世間に自分を合わせることなんて、到底できるものではありません。いずれ壊れるに決まってるじゃないですか。
グロテスク上 桐野夏生+22
-0
-
40. 匿名 2019/12/29(日) 17:57:36
カラマーゾフの兄弟
スメルジャコフの台詞
生まれてこなくて済むんだったら母親の腹の中にいた時に自殺したかったですよ+27
-0
-
41. 匿名 2019/12/29(日) 17:58:17
何がさて私は幸福だったのだ。+1
-0
-
42. 匿名 2019/12/29(日) 17:58:53
脳のメモリ機能が最新デジタルなら、
過去のデータも良い感じに編集して、
感動した一文をたぐれるのに。
そうじゃなくて良かったな。
また読んで、感動することが出来る。+16
-0
-
43. 匿名 2019/12/29(日) 17:58:55
僕は君に頭を下げたんじゃない。全人類の苦悩に頭を下げたんだ。+9
-0
-
44. 匿名 2019/12/29(日) 17:58:59
冬は海からやってくる、ただ静かにそれを眺めていたかった。「さらば荒野」
+6
-0
-
45. 匿名 2019/12/29(日) 18:01:57
わしもそんなちんぴら小僧がいるはずはないと思っとったよ
原文じゃないけど
Oヘンリと言えば最後の一葉か賢者の贈り物だけど、私はこれが一番好き+2
-0
-
46. 匿名 2019/12/29(日) 18:02:03
「これ程の年月が、経ってもか?」
「永遠に」
ハリー・ポッターと死の秘宝+30
-4
-
47. 匿名 2019/12/29(日) 18:02:50
『もはや狂いきれないのが、私の最大の不幸の元凶だった』
岩井志麻子「嘘つき王国の豚姫」より
主人公はどうしようもなく糞なのに共感したりその生き方羨ましいと思う自分にゾッとします。
この台詞は仕事やプライベートで行き詰まるといつも頭に浮かぶ。+8
-0
-
48. 匿名 2019/12/29(日) 18:03:41
彼女の顔はかう云ふ昼にも月の光りの中にゐるやうだつた。
淡い好意を持っている女性の顔を月の光の中にいるようだった
と例えている芥川龍之介の感性が好き
或阿呆の一生という没後に見つかった自らの一生を書き綴ったとされる短編
+7
-0
-
49. 匿名 2019/12/29(日) 18:03:54
>>4
岡田将生この役似合ってた。+14
-1
-
50. 匿名 2019/12/29(日) 18:04:25
幽明遥けく隔つとも僕の心は一日も民子の上を去らぬ
伊藤左千夫の野菊の墓のラストです+5
-0
-
51. 匿名 2019/12/29(日) 18:15:49
潮騒
その火を飛び越して来い。その火を飛び越してきたら+9
-0
-
52. 匿名 2019/12/29(日) 18:17:54
恋、と書いたら、あと、書けなくなった。
太宰治 斜陽
この句読点の多さがいい笑+21
-0
-
53. 匿名 2019/12/29(日) 18:33:58
〝朽ちかけた木の門の中に、白い銀木犀の花が見えて、ゆきずりに匂ったりした〟
ゆきずりに匂ったりした…の一文に目が止まって。三島です+15
-0
-
54. 匿名 2019/12/29(日) 18:37:19
唯川恵さんの「だんだんあなたが遠くなる」
彼氏が友達へ心変わりし、自分は身を引いて明るく二人の恋を応援する心の声に泣ける
涙、今だけは溢れないで。
この先一生、止まらなくても
かわまないから。
+22
-2
-
55. 匿名 2019/12/29(日) 18:41:17
この砂はみんな水晶だ。中で小さな火が燃えている。
銀河鉄道の夜+14
-0
-
56. 匿名 2019/12/29(日) 18:48:32
>>30
ちょっと笑っちゃった+4
-0
-
57. 匿名 2019/12/29(日) 18:55:29
>>10
>>18
夏目漱石の文章って、歯切れがいいというか、音読したときにちゃんと一定のリズムになってるのがすごく好き+27
-0
-
58. 匿名 2019/12/29(日) 18:57:05
宮木あやこさんの文章が好き
地の文なのに知らねーよおいとかよく出てくるし、老けてることの例えが干からびたマンドラゴラだったりする+4
-0
-
59. 匿名 2019/12/29(日) 19:00:34
恥の多い生涯を送って来ました+15
-0
-
60. 匿名 2019/12/29(日) 19:01:35
贅沢は言わない。
今年こそ、病院に担ぎ込まれませんように。
調査料を踏み倒されませんように。
依頼人が死にませんように。
コーヒーが運ばれてきた頃には、共通の友人を吊し上げたおかげですっかり打ち解けていた。
by葉村晶+3
-0
-
61. 匿名 2019/12/29(日) 19:01:44
いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない(中略)いつかサヨナラがやってきていつかコンニチワがやってくる。
辻仁成さんの「サヨナライツカ」です。
読んだの高校生の頃だけどこの冒頭の部分が好きでここだけ覚えてる。+11
-1
-
62. 匿名 2019/12/29(日) 19:02:49
「僕も神だ」
榎木津礼二郎+8
-0
-
63. 匿名 2019/12/29(日) 19:05:21
石炭をば早や積み果てつ+7
-0
-
64. 匿名 2019/12/29(日) 19:09:07
翌日出ていく、恋人との最後の夜
男性「ピザって10回言ってみて」
女性「知ってるよ、肘とか膝とか間違わせるのでしょ」
男性「いいから言って」
女性「ピザ、ピザ、ピザ…」
男性「今度は愛してたって10回言って」
女性「愛してた、愛してた、愛してた…早くクイズ出してよ」
男性「目を閉じて」
男性「愛してる、愛してる、愛してる…愛してる◯◯ちゃん、ごめんね、今までありがとう」
純愛モラトリアムという小説の切ないシーン
涙が出ました+9
-1
-
65. 匿名 2019/12/29(日) 19:10:55
>>18
なんて美しい文
これだけで感動した+22
-0
-
66. 匿名 2019/12/29(日) 19:11:43
Vシリーズの最終巻、紅子さんと保呂草さんの別れのシーンがすごく好き。優しくて、美しい。
フレーズじゃなくてごめんなさい。+1
-0
-
67. 匿名 2019/12/29(日) 19:12:50
今、出てこないけど
角田光代さんの小説には、マーカーでしるしつけておきたいほどの感動する一節が必ずある+7
-0
-
68. 匿名 2019/12/29(日) 19:13:25
かわいそうな子!
サガン、悲しみよこんにちは、より。+8
-1
-
69. 匿名 2019/12/29(日) 19:18:50
赤いの、ちょうだいー!+1
-1
-
70. 匿名 2019/12/29(日) 19:26:45
愛と言うのは、執着という醜いものにつけた仮りの、美しい嘘の呼び名かと、私はよく思います。
「変容」 伊藤整+18
-1
-
71. 匿名 2019/12/29(日) 19:27:54
セックスの後のみりんはうまい
室井佑月の小説の冒頭から。+2
-7
-
72. 匿名 2019/12/29(日) 19:41:46
>>43
罪と罰かな?+2
-0
-
73. 匿名 2019/12/29(日) 19:44:02
>>72
イエス!+3
-0
-
74. 匿名 2019/12/29(日) 19:44:06
>>32さん
泉鏡花じゃなかったですっけ⁇
+1
-2
-
75. 匿名 2019/12/29(日) 19:51:18
泣く泣く首をぞかいてんげる+0
-0
-
76. 匿名 2019/12/29(日) 19:53:38
>>74
ウィキペディアでご確認下さい+2
-0
-
77. 匿名 2019/12/29(日) 19:57:16
ウンテルデンリンデン+0
-0
-
78. 匿名 2019/12/29(日) 19:59:35
愛とは政治の別名である+1
-0
-
79. 匿名 2019/12/29(日) 20:04:28
スローターハウス5より
神よ願わくばわたしに変えることのできない物事を受け入れる落ち着きと、変えることのできる物事を変える勇気と、その違いを常に見分ける知恵とをさずけたまえ+4
-0
-
80. 匿名 2019/12/29(日) 20:07:12
五十年まえには、あたしはこの世に生まれてはいなかった、
そして、五十年あとには、死んでしまって、もうこの世にはいない、
……あたしってものは、つまりはいないのも同然じゃないの、
苦しいおもいも辛いおもいも、僅かそのあいだのことだ+16
-0
-
81. 匿名 2019/12/29(日) 20:21:56
僕たちはお互いに束縛していなかったですって。それがなによ。自由とか束縛とか、そんなものを乗り越えた、他のすべてとひきかえにしていい存在に、どうして私はなれなかったの!
Out of Africa+4
-0
-
82. 匿名 2019/12/29(日) 20:23:01
今日、横溝正史さんの金田一シリーズを読んでたんだけど、
金田一が夜の列車に乗った時の描写に
「汽車はいま真っ暗な闇をついて、西へ西へと走っている。」
とあって、「汽車が闇を突く」ってかっこいい表現だなあと思った。
+12
-0
-
83. 匿名 2019/12/29(日) 20:24:09
ゴキブリ並み生命力?丸めた新聞紙で叩いたら死ぬってことか?+9
-0
-
84. 匿名 2019/12/29(日) 20:26:07
するとしないでは何もかもが180度違うことがこの世にはある。そのキスがそれだった+5
-0
-
85. 匿名 2019/12/29(日) 20:29:43
>>36
草枕だよ+2
-1
-
86. 匿名 2019/12/29(日) 20:30:22
好きな小説ではないけど
シェークスピアのヘンリー四世から
「名誉だと? そんなもので腹がふくれるか?」+6
-0
-
87. 匿名 2019/12/29(日) 20:38:28
小説ではないけど、大人になって考えさせられたのが平家物語の冒頭
中学生の時は意味もわからず暗記した
大人になって読んだら、なんと奥深いことか、なんと思慮深いことか、その響き、流れ、全てに感動して、全てに共感して、今を生きようと思った+19
-0
-
88. 匿名 2019/12/29(日) 20:38:40
>>74
よこだけど、梶井だよ。+4
-0
-
89. 匿名 2019/12/29(日) 20:59:43
好きなフレーズ沢山あるのにパッと思い出せない
でもめちゃくちゃいいトピだね
思い出したら書きます+9
-0
-
90. 匿名 2019/12/29(日) 21:00:31
「自分の運命を実現することは、人間の唯一の責任なのだ。すべてのものは一つなんだよ。
おまえが何かを望む時には、宇宙全体が協力して、それを実現するために助けてくれるのだよ」
『アルケミスト』 パウロ・コエーリョ+7
-0
-
91. 匿名 2019/12/29(日) 21:17:26
死ぬか、気が違うか、それでなければ宗教に入るか。僕の前途にはこの3つのものしかない+8
-0
-
92. 匿名 2019/12/29(日) 21:20:10
>>3
図書館で見かけてつい手に取りつい全部見てしまった本です。ベーコン最強に可愛かったです。タイトルのセンスも抜群!+27
-0
-
93. 匿名 2019/12/29(日) 21:21:57
ところでさ、もしその女がはたしてそういう種類の精神病患者だとすると、すべて世間並の責任はその女の頭の中から消えて無くなってしまうに違なかろう。消えて無くなれば、胸に浮かんだ事なら何でも構わず露骨に云えるだろう。そうすると、その女の三沢に云った言葉は、普通我々が口にする好い加減な挨拶よりも遥に誠の籠った純粋のものじゃなかろうか+2
-0
-
94. 匿名 2019/12/29(日) 21:27:23
>>91
なんていう小説ですか?
なんか今、そういう気持ちなんだけど…+6
-0
-
95. 匿名 2019/12/29(日) 21:33:05
>>8
白米に合うおかず、じゃなくてどんなおかずにも合う白米、ってとこに発想の逆転と可能性を見出しました。+26
-1
-
96. 匿名 2019/12/29(日) 21:36:15
自分の感受性くらい自分で守れ
馬鹿者よ+11
-0
-
97. 匿名 2019/12/29(日) 21:37:03
隴西の李徴は博学才穎 、天宝の末年 、若くして名を虎榜に連ね 、ついで江南尉に補せられたが 、性 、狷介 、自ら恃むところ頗る厚く 、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった 。
お約束だけど最強だと思う+4
-0
-
98. 匿名 2019/12/29(日) 21:55:15
綺麗は汚い
汚いは綺麗+1
-0
-
99. 匿名 2019/12/29(日) 22:06:12
>>96
茨木のり子?+4
-0
-
100. 匿名 2019/12/29(日) 22:07:33
>>98
puck
真夏の夜の夢
+1
-0
-
101. 匿名 2019/12/29(日) 22:21:45
「いい子が傷つくのはやだね」
よるのばけもの/住野よる
+6
-0
-
102. 匿名 2019/12/29(日) 22:23:54
少し前は失ったものを嘆いてばかりいたが、
今となってはなにも失ってなんかいなかったことがなんとなくわかる。
自分の心と体と魂、それを持ってさえいれば、欠けるものはいつでもなにひとつなくて、
どこにいようと同じ分量の何かがちゃんと目の前にあるようなしくみになっているのだ。
よしもとばなな「王国」+7
-0
-
103. 匿名 2019/12/29(日) 22:26:10
死にたい、いっそ、死にたい、もう取返しがつかないんだ、どんな事をしても、何をしても、駄目になるだけなんだ、恥の上塗りをするだけなんだ、自転車で青葉の滝など、自分には望むべくも無いんだ、ただけがらわしい罪にあさましい罪が重なり、苦悩が増大し強烈になるだけなんだ、死にたい、死ななければならぬ、生きているのが罪の種なのだ、などと思いつめても、やっぱり、アパートと薬屋の間を半狂乱の姿で往復しているばかりなのでした。
いくら仕事をしても、薬の使用量もしたがってふえているので、薬代の借りがおそろしいほどの額にのぼり、奥さんは、自分の顔を見ると涙を浮かべ、自分も涙を流しました。
地獄。+7
-0
-
104. 匿名 2019/12/29(日) 22:28:52
子供のうちは、どんな人でも、地動説ではなく、天動説のような考え方をしている。子供の知識を観察して見たまえ。みんな、自分を中心としてまとめあげられている。
それが、大人になると、多かれ少なかれ、地動説のような考え方になって来る。広い世間というものを先にして、その上で、いろいろなものごとや、人を理解してゆくんだ。+3
-0
-
105. 匿名 2019/12/29(日) 22:30:23
クラムボンはカプカプ笑ったよ+19
-0
-
106. 匿名 2019/12/29(日) 22:32:27
>>8
塩むすびが無性に食べたくなった!
農家冥利につきるだろうね。こんな事言ってもらえたら。+22
-1
-
107. 匿名 2019/12/29(日) 22:35:47
これで終いの金比羅さんや
やられたら呟いてやり返し終わったらも一回呟く魔法の言葉+2
-0
-
108. 匿名 2019/12/29(日) 23:07:13
>>32
坂口安吾…じゃないのか+2
-2
-
109. 匿名 2019/12/29(日) 23:12:12
>>79
私も大好きです!+1
-0
-
110. 匿名 2019/12/29(日) 23:35:35
もともと地上には道はない
歩く人が多くなればそれが道になるのだ
中学校の国語の教科書に載っていた魯迅の「故郷」の一文です
+11
-0
-
111. 匿名 2019/12/29(日) 23:42:05
>>94
漱石の行人です。少し置いて、
「しかし宗教にはどうも這入れそうもない。死ぬのも未練に食いとめられそうだ。なればまあ気違だな。しかし未来の僕はさておいて、現在の僕は君正気なんだろうかな。もうすでにどうかなっているんじゃないかしら。僕は怖くてたまらない」
と続きます。+11
-0
-
112. 匿名 2019/12/29(日) 23:53:55
>>29
西の魔女が死んだ
わたしも好き+8
-0
-
113. 匿名 2019/12/30(月) 00:25:46
竪琴(たてごと)の全音階を奏でるような、秋であった。+6
-0
-
114. 匿名 2019/12/30(月) 00:43:41
>>94
ありがとうございます
またしても、私のことか?!と
読んでみますね+3
-0
-
115. 匿名 2019/12/30(月) 00:58:06
チャカポカチャカポカ+1
-0
-
116. 匿名 2019/12/30(月) 01:19:57
>>115
訂正
チャカポコチャカポコ+6
-0
-
117. 匿名 2019/12/30(月) 01:27:30
わたくしをいつしやうあかるくするために
こんなさつぱりした雪のひとわんを
おまへはわたくしにたのんだのだ
ありがたうわたくしのけなげないもうとよ+4
-0
-
118. 匿名 2019/12/30(月) 01:40:41
「二人でトランプって何やるの」
「大富豪」
「革命に次ぐ革命で国民がいなくなるよ」+5
-0
-
119. 匿名 2019/12/30(月) 01:57:00
>>103
人間失格ですね+7
-0
-
120. 匿名 2019/12/30(月) 02:19:37
>>114
「自分のしている事が、自分の目的になっていないほど苦しい事はない」
「人間の不安は科学の発展から来る。進んで止まる事を知らない科学は、かつて我々に止まる事を許してくれた事がない。徒歩から俥、俥から馬車、馬車から汽車、汽車から自動車、それから航空船、それから飛行機と、どこまで行っても休ませてくれない。どこまで伴れて行かれるか分らない。実に恐ろしい」+8
-0
-
121. 匿名 2019/12/30(月) 02:45:08
>>3
この猫めっちゃ賢いんだよね。
表情も豊かで岩合光昭のお気に入りみたい。+15
-0
-
122. 匿名 2019/12/30(月) 03:10:00
「きみがぼくをさいしょのどくしゃにしてくれていたことを いつもほこりにおもってた」
有川浩先生のストーリー・セラーの中編小説
side:Aの最後の1文。
平仮名のみの文章なので一言一言が刺さる、なんともいえない後味を残してくれるラストです。+5
-0
-
123. 匿名 2019/12/30(月) 07:10:13
智に働けば角が立つ。情にさおさせば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい+7
-0
-
124. 匿名 2019/12/30(月) 07:17:42
ああ、生きてゐる。
何だか酷く男が羨ましくなつてしまつた。+8
-0
-
125. 匿名 2019/12/30(月) 07:20:50
>>108
坂口安吾は、桜の森の満開の下です。+5
-0
-
126. 匿名 2019/12/30(月) 12:18:39
「成就した恋ほど語るに値しないものはない」+8
-0
-
127. 匿名 2019/12/30(月) 12:46:41
>>27
好きです、ウィリアム・アイリッシュの「幻の女」ですね
「喪服のンデブー」も好きです
二人は毎晩8時にあった
雨の降る夜降らぬ夜も、月の照る夜も照らぬ夜も
だったかな
+7
-0
-
128. 匿名 2019/12/30(月) 16:16:28
アランの幸福論
「我々は現在だけを耐え忍べば良い。過去にも未来にも苦しむ必要はない。過去はもう存在しないし、未来はまだ存在しないのだから」+11
-0
-
129. 匿名 2019/12/30(月) 16:19:18
ゲーテのツェルターへの手紙
「人は少ししか知らぬ場合にのみ、知っているなどと言えるのです。多く知るにつれ、次第に疑いが生じてくるものです」+6
-0
-
130. 匿名 2019/12/30(月) 16:23:15
ジョージ・バーナード・ショー
「惨めな気持ちになる秘訣は、自分が幸福であるか否かについて考える暇を持つことだ」+5
-0
-
131. 匿名 2019/12/30(月) 16:25:15
ドフトエフスキー
「お前の部屋を見せるがいい。そうすれば、お前の性格を言い当ててみよう」
……寝室も掃除、しないとナー+11
-0
-
132. 匿名 2019/12/30(月) 16:31:34
トルストイ
幸せな家庭はどれも同じように見えるが、不幸な家庭は様々に不幸である。+6
-0
-
133. 匿名 2019/12/30(月) 16:36:16
アーヴィング
お若く見えますね、と言われたら、歳をとったな、と言われていると思え+6
-0
-
134. 匿名 2019/12/30(月) 16:43:43
ライトノベルか何かのブルーブラッドという小説で
何で怒らないんだとなじられたキャラが
人が他人に腹を立てたり、憎んだりするのは、相手を自分と対等、もしくはそれ以上の存在だと認めるという前提が無ければいけないんだ
とか言う台詞+6
-0
-
135. 匿名 2019/12/30(月) 16:52:07
ヒッ〇ラー
支配者にとって幸福なことは、民衆が考えないことだ+5
-1
-
136. 匿名 2019/12/30(月) 17:17:40
たとえばどんなにいいことにしろ、それを知るべき年齢よりも早くそれを知れば、それは悲劇の色しか帯びない。
分かりやすくも深い。驚くと同時に語彙のない私はその通り過ぎる!と思った+5
-0
-
137. 匿名 2019/12/30(月) 17:48:25
人類はもはや孤独ではないのだ。
幼年期の終り/アーサー・C・クラーク
地球外生命体とのファーストコンタクトをこれほど詩的かつ簡潔に表現した事がスゴい。+5
-0
-
138. 匿名 2019/12/30(月) 17:51:37
「僕は二十歳だった。それが人生で最も美しいときだなんて誰にも言わせない。」
『アデン・アラビア』の冒頭の一文です。+4
-0
-
139. 匿名 2019/12/30(月) 17:59:20
「人間は、自分が悪であるという認識に耐えられるほど強くはない。
人間が最も強く、最も残酷に、最も無慈悲になりうるのは、自分の正しさを確信したときだ。」
銀河英雄伝説より+7
-0
-
140. 匿名 2019/12/30(月) 17:59:52
>>96
はい。
詩なんですが、心にずーっと沈んでいて影響を受けているので書かせていただきました。+1
-0
-
141. 匿名 2019/12/30(月) 18:17:30
別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。+9
-0
-
142. 匿名 2019/12/30(月) 18:26:03
「おとといは兎をみたの。昨日は鹿。今日はあなた。」
たんぽぽ娘/ロバート・F・ヤング+5
-0
-
143. 匿名 2019/12/30(月) 18:31:59
われわれを恋愛から救うものは、理性よりもむしろ多忙である。
ですよねー+8
-0
-
144. 匿名 2019/12/30(月) 18:58:54
>>140さん
96です。
印象的ですよね。
さらっと風のように、軽く頰をはたかれたような、ハッとする感じがあります。+2
-0
-
145. 匿名 2019/12/30(月) 20:05:10
R・ラディケ
12月9日に「3日後に僕は神に銃殺されるよ」
12月12日に20歳にして死去+5
-0
-
146. 匿名 2019/12/30(月) 20:12:05
ダニエル・キイス 24人のビリーミリガン
「ぼくたちは、つまりぼくは奇形児で、環境に適応しない人間で、生物学的な失敗作です。ぼくたちはみんなここを憎んでいますが、ここはぼくたちが属している世界なんです」
「現実の世界を締め出すことによって、ぼくたちは自分たちの世界で平和に過ごせます。ぼくたちは、苦痛のない世界は感情の無い世界だと知っています。…でも感情のない世界は、苦痛の無い世界なんです」
すいません、本は学校に寄付したのでうろ覚え+4
-0
-
147. 匿名 2019/12/30(月) 20:18:12
マルクス・アウレリウス 2世紀頃の皇帝
「私が今日これから会おうとしているのは、多弁すぎる連中、利己的で自己中心的で、恩知らずの人間どもだ。だが私は別に驚きもせず、不安も感じない。そんな連中のいない世界など想像できないではないか」
1000年以上たっても政治の世界は変わらないのねー
+5
-0
-
148. 匿名 2019/12/30(月) 20:31:31
セリーヌの夜の果ての旅
「正義を口にする連中が、結局、いちばん気違いじみた連中に思えるね」+4
-0
-
149. 匿名 2019/12/30(月) 20:35:19
河竹黙阿弥の花街模様薊色縫
「一人殺すも千人殺すも、取られる首はたった一つ」+6
-0
-
150. 匿名 2019/12/30(月) 20:53:09
三浦しをんさんの『遺言』という短編で
「太陽のように白いボールは、きみから放たれた輝く矢となって、いまも深々と私の胸に刺さったままだ。焼いたらきっと、あの日私が目にしたままの姿で恋の矢が出てくるだろうから、お骨のあいだを探してごらん。砕いてきれいな首飾りにしても、夜空へ放って星を増やしても、失われたきみの歯のかわりに歯茎に埋めこんでも、好きに使ってかまわない。私のすべてはきみのものだ。きみと過ごした長い年月も、私の生も死も、すべて。」
ちょっと長いけどここ全部好きです。+3
-0
-
151. 匿名 2019/12/30(月) 21:08:05
「ユミヨシさん、朝だ。」
村上春樹のダンスダンスダンス、の最後の言葉。+1
-0
-
152. 匿名 2019/12/30(月) 21:24:43
「ユミヨシさん、朝だ。」
村上春樹のダンスダンスダンス、の最後の言葉。+0
-0
-
153. 匿名 2019/12/30(月) 22:13:19
>>117
宮澤賢治の「永訣の朝」の一節ですね。
妹としさんが亡くなる時に詠んだ詩ですね。
私はこの詩に初めて出会った時に、思わず涙が零れました。
感銘を受けた詩です。
+4
-0
-
154. 匿名 2019/12/30(月) 22:25:32
>>112
いいですよね。
木苺やハーブを摘んだり、瓶を煮沸してジャムを作
ったり…シーツを洗うシーン、サンドイッチを作るところ…。お婆ちゃんとの夏のひと時のどれもこれもが本当に素敵でした。+3
-0
-
155. 匿名 2019/12/30(月) 22:38:28
このトピの雰囲気が大晦日の静けさにあってる+3
-0
コメントを投稿する
トピック投稿後31日を過ぎると、コメント投稿ができなくなります。削除すべき不適切なコメントとして通報しますか?
いいえ
通報する
永訣の朝永訣の朝けふのうちにとほくへ いってしまふ わたくしの いもうとよみぞれがふって おもては へんに あかるいのだ(あめゆじゅ とてちて けんじゃ)うすあかく いっさう 陰惨(いんざん)な 雲からみぞれは びちょびちょ ふってくる(あめゆじ...