ガールズちゃんねる

村上春樹風の言葉遣いでコメント・雑談するトピ part4

285コメント2019/07/24(水) 10:36

  • 1. 匿名 2019/06/27(木) 11:45:32 

    僕がこのトピックを申請するにあたって、まず彼女とガールズ・ちゃんねるとの関係について話した方が良いと思う。

    彼女がこの掲示板に出会ったのは約5年前、ある事についてインター・ネットで検索していた時だ。何について調べていたかは忘れてしまった。あるいは思い出したとしても取るに足らない事だろうし、思い出す事で君達の時間を無駄にする気は僕には無い。ピンク色の色彩に彼女は引きずりこまれた。
    まだ社会に出て数年、彼女の内面が絹糸の様に白かった頃のことだ。パワー・ハラスメント問題もベビー・カー論争も遠い異国の事のように考えていたし、実際異国の出来事だと思っていたかもしれない。
    それからの約5年間というのは、彼女の絹糸みたいな真っ白の内面を、光を99パーセント吸収してしまう外国の漆黒の鳥のようにするのに十分な期間だった。彼女の性格は漆黒となった。腕の良い染物屋に染められたみたいに。

    現在彼女はトピックを申請し採用されることに情熱を燃やしている。しかし申請する事と採用される事は全く別物だ。彼女のトピック採用率は5パーセントにも満たなかった。こんな打率ではメジャー・リーグなんて行けやしないし、町内会の草野球チームでさえも活躍出来ないだろう。憐れなアラウンド・サーティ・ガール。
    オーケー、と彼女は思った。これは私と管理人の戦いなのだ。彼女ら(あるいは彼ら)の気に入るような話題を提供しなければならない。
    彼女は仕事の合間も寝る間際もそれについて考え続けた。もっと時間を有意義に使うよう誰かが忠告したとしても彼女はこう言うだろう。
    「ねぇ、そう言うのってとてもナンセンスだと思わない?ペペロンチーノを食べたがっている人にジョギングを勧めるくらいそれは馬鹿げた事よ。」

    +1138

    -20

  • 2. 匿名 2019/06/27(木) 11:46:19 

    は?

    +44

    -170

  • 3. 匿名 2019/06/27(木) 11:46:33 

    なんなんこれ

    +47

    -143

  • 4. 匿名 2019/06/27(木) 11:46:39 

    なが。

    +361

    -43

  • 5. 匿名 2019/06/27(木) 11:46:56 

    え?
    一人でやって。

    +86

    -129

  • 6. 匿名 2019/06/27(木) 11:47:14 

    +17

    -67

  • 7. 匿名 2019/06/27(木) 11:47:24 

    なげえwwww

    +498

    -11

  • 8. 匿名 2019/06/27(木) 11:47:30 

    村上春樹風の言葉遣いでコメント・雑談するトピ part4

    +171

    -7

  • 9. 匿名 2019/06/27(木) 11:47:49 

    寒い
    なんか、寒い

    +50

    -93

  • 10. 匿名 2019/06/27(木) 11:48:16 

    やれやれ

    +398

    -0

  • 11. 匿名 2019/06/27(木) 11:48:32 

    この人の世界観が苦手

    +244

    -30

  • 12. 匿名 2019/06/27(木) 11:49:06 

    剥けたての皮が痛い

    +85

    -1

  • 13. 匿名 2019/06/27(木) 11:49:11 

    ちょっと春樹読んでくるから数日待って

    +712

    -0

  • 14. 匿名 2019/06/27(木) 11:49:19 

    主、やばい人?

    +27

    -98

  • 15. 匿名 2019/06/27(木) 11:49:36 

    私のペペロンチーノはもうすでに胃の中よ。

    みたいな?

    +368

    -7

  • 16. 匿名 2019/06/27(木) 11:49:55 

    長いし面倒くさいけど主うまいね。

    +1004

    -4

  • 17. 匿名 2019/06/27(木) 11:49:58 

    トイレで果てた

    +12

    -17

  • 18. 匿名 2019/06/27(木) 11:50:03 

    上手いねぇ!

    +671

    -5

  • 19. 匿名 2019/06/27(木) 11:50:06 

    この人の作品の男は休日にパスタを茹でてるよね。なんか拘り強くてめんどくさそうな男が多い印象。

    +549

    -0

  • 20. 匿名 2019/06/27(木) 11:50:41 

    わぁーー、すごぉい!!ね

    +169

    -5

  • 21. 匿名 2019/06/27(木) 11:50:48 

    パンにビール

    +20

    -2

  • 22. 匿名 2019/06/27(木) 11:51:07 

    文章がいささか長すぎるようだ。僕はこめかみを押さえた。

    +831

    -0

  • 24. 匿名 2019/06/27(木) 11:51:25 

    長いって。ナンセンスは主だわ。

    +9

    -63

  • 25. ロシアンフック 2019/06/27(木) 11:51:26 

    長いでござそうろう。

    +10

    -35

  • 26. 匿名 2019/06/27(木) 11:51:36 

    >>1
    雑談じゃねーだろw

    +21

    -12

  • 27. 匿名 2019/06/27(木) 11:51:40 

    part4だった事に驚き

    +297

    -0

  • 28. 匿名 2019/06/27(木) 11:52:01 

    ぼんやりとテレビを眺めながら僕はコークを飲み干した。
    むずい。こんなんでいいのかw

    +306

    -0

  • 29. 匿名 2019/06/27(木) 11:52:51 

    part4ってことはそこそこ需要のあるトピなのね

    +152

    -2

  • 30. 匿名 2019/06/27(木) 11:52:55 

    主である僕は思った。
    長すぎる1は管理人への挑戦状だ。彼女(あるいは彼)が果たして採用してくれるだろうかと。

    +515

    -2

  • 31. 匿名 2019/06/27(木) 11:53:02 

    あとで時間がある時に読みにくるね
    主さん、頑張って

    +155

    -2

  • 32. 匿名 2019/06/27(木) 11:53:05 

    主うまい!村上春樹ちょうど読んでたから笑ったわW

    +493

    -3

  • 33. 匿名 2019/06/27(木) 11:53:19 

    伸び悩みのトピ?

    +2

    -22

  • 34. 匿名 2019/06/27(木) 11:53:36 

    お世辞にも上手いとは言えないね。
    きみの独りよがりには、付き合いきれないよ。

    +186

    -15

  • 35. 匿名 2019/06/27(木) 11:53:54 

    村上春樹風の言葉遣いでコメント・雑談するトピ part4

    +8

    -108

  • 36. 匿名 2019/06/27(木) 11:54:20 

    どこからかビールトズのhello,good-byeが聞こえてくる。目の前に座る彼女が、まるで私たちのことを歌っているみたいね、と笑った。

    みたいなことを書いていけばいいの?

    +340

    -4

  • 37. 匿名 2019/06/27(木) 11:55:12 

    >>31

    ありがとう、と太ったピンクのスーツの娘は言った。

    +234

    -1

  • 38. 匿名 2019/06/27(木) 11:55:51 

    >>1
    村上春樹の感じが出ててうまいんだけど、
    ネットでは改行少ないと読みにくいね…。
    あと、トピ主さんがうまいのでハードルが高くて続きにくい(笑

    +442

    -0

  • 39. 匿名 2019/06/27(木) 11:56:10 

    やれやれ僕は射精した

    +203

    -5

  • 40. 匿名 2019/06/27(木) 11:56:14 

    気付けば、時計の針は休憩時間を示している。
    今日は生憎の雨風が吹き荒れている。
    これは昨日の夜から分かっていた事だ。
    いつも行く定食屋には行けない。
    朝の空腹を満たすパンと共に、どん兵衛とおにぎりを買っておいたのだ。
    定食屋には行けないと連絡した方が良いだろうか。
    そんな事を考えていたが私の事など気にも止めていないだろう。
    蒸し暑いのか寒いのか分からない空調の効いている、この静かな時間の中で今、お湯を沸かしている。

    +453

    -0

  • 41. 匿名 2019/06/27(木) 11:56:17 

    なんか、宝塚の男役ぽい感じだね

    +2

    -15

  • 42. 匿名 2019/06/27(木) 11:57:03 

    主さんの文章に目を走らせていくうちに
    何故だろう、私はサンドイッチが無性に作りたくなる衝動にかられた。
    外は土砂降りの雨だが、散歩がてら買い物に行こう。
    コロンを素肌にはたいて出かけよう。

    +309

    -1

  • 43. 匿名 2019/06/27(木) 11:57:07 

    小洒落た飲み物飲んで、セックスしまくればそれっぽくなる気がする

    +152

    -2

  • 44. 匿名 2019/06/27(木) 11:57:11 

    素晴らしいと思うよ、私は。

    +197

    -1

  • 45. 匿名 2019/06/27(木) 11:57:27 


    ウケると思ってんの??

    寒すぎわろたww

    +5

    -128

  • 46. 匿名 2019/06/27(木) 11:58:56 

    >>35
    それは龍の方

    +135

    -1

  • 47. 匿名 2019/06/27(木) 11:59:27 

    春樹の小説は読んだことがないんだ。
    それでも書き込んで良いのだろうか?
    「自由に書き込めば言いと思うの」
    そう僕の耳元で誰かが囁いた気がしたんだ。

    +328

    -4

  • 48. 匿名 2019/06/27(木) 11:59:44 

    ガルちゃんというコミューンにおいては、都内の庭付きの家に犬を飼っていて、子どもは2人、というのが最低条件である

    +138

    -0

  • 49. 匿名 2019/06/27(木) 12:00:35 

    やれやれ、僕は射精した

    +29

    -7

  • 50. 匿名 2019/06/27(木) 12:00:36 

    主には間違った点が二つある。
    まず>>1がとても長いこと、それからがるちゃんには村上春樹を知っている人が少ないことだ。
    >>1が短くても面白いトピには集まるし、そうでないものには集まらない。そういうものだ。

    +232

    -0

  • 51. 匿名 2019/06/27(木) 12:01:26 

    渇いた喉にポテトチップスを流し込む瞬間、いつものように僕はこのインターネットサイト(あるいは1日を終わらせてしまうピンクの闇)を開いていた。そしてこの謎めいたトピへ迷い込んでいた。

    +209

    -2

  • 52. 匿名 2019/06/27(木) 12:01:55 

    主が本物の村上春樹だったらクソ笑う

    +64

    -14

  • 53. 匿名 2019/06/27(木) 12:02:08 

    貼れないけど村上春樹の焼きそばの作り方も好き

    +70

    -1

  • 54. 匿名 2019/06/27(木) 12:02:12 

    彼の作品ではだいたいパスタを茹でるかリンゴを食べるかするのだが、パスタはいいとして何か果物を食べたいとなった時に果たして我々はリンゴを選ぶだろうか?
    すぐにでも食べたいとなるとバナナではないだろうか。

    +210

    -0

  • 55. 匿名 2019/06/27(木) 12:02:40 

    >>1

    2行くらいにまとめていいと思う。

    +5

    -28

  • 56. 匿名 2019/06/27(木) 12:03:48 

    めっちゃ上手いな
    村上春樹好きだけど、みんなみたいに書けない
    そんで主長いって書かれてるけど、くどくど回りくどく描くのが村上春樹じゃない?

    +348

    -0

  • 57. 匿名 2019/06/27(木) 12:04:04 

    >>52
    あるいは、と僕は思った。
    「あるいは、そうかもしれない。」

    +159

    -0

  • 58. 匿名 2019/06/27(木) 12:04:14 

    村上春樹はくどすぎる

    +64

    -1

  • 59. 匿名 2019/06/27(木) 12:04:35 

    >>11

    世界観も苦手だけど、この人の作品に浸っている人はもっと苦手です。個人の感想です。

    +9

    -29

  • 60. 匿名 2019/06/27(木) 12:05:21 

    >>37
    君がマルタかい?二の腕を見ながら声をかけた。

    +102

    -1

  • 61. 匿名 2019/06/27(木) 12:05:58 

    >>46

    多分、わざわざ『村上龍』って検索しないと出てこない画・・・よって、わざと間違えていると思う。

    +23

    -0

  • 62. 匿名 2019/06/27(木) 12:06:00 

    >>56
    僕もそう思う。

    +47

    -0

  • 63. 匿名 2019/06/27(木) 12:06:49 

    >>59

    ねぇ、そういうコメントってナンセンスだと思わない?
    タピオカ屋の行列に1人おっさんが紛れ込んでいるみたいに場違いよ。

    +200

    -2

  • 64. 匿名 2019/06/27(木) 12:07:22 

    >>35
    それは変態ドエロ作家。

    +7

    -2

  • 65. 匿名 2019/06/27(木) 12:07:27 

    主はもっと端的に、あるいは何度も降臨すればよかったのにと思った私はもう、このトピの住人なのかもしれない。

    +168

    -0

  • 66. 匿名 2019/06/27(木) 12:08:19 

    角川春樹とか出さないでよ

    +6

    -2

  • 67. 匿名 2019/06/27(木) 12:09:33 

    ああ、あの問題ね。それはもう解決したわ。と言っても時間が勝手に解決してくれたとも言えるわね。
    そう言って彼女は彼女の肩越しから僕を見つめ微笑んだ。

    僕の助けなど要らないと言われた気がした。僕は気の利いた言葉を絞りだせないまま、彼女の風になびくオーロラのような髪をただ見つめるしかなかった。

    10年前、西海岸での出来事をまさかここで思い出すとは…
    やれやれ、僕の時間は何も解決してくれていないのだろうか。

    ”ブルーのアイコン”のこのコーヒーを僕は飲み干すことができずにただ見つめている。
    休憩終了まで20分余り、そろそろ仕事に戻らなければというのに。

    +167

    -0

  • 68. 匿名 2019/06/27(木) 12:10:02 

    私は面白かったけどやっぱりがるちゃんの人達の心は漆黒なのか

    +110

    -1

  • 69. 匿名 2019/06/27(木) 12:10:20 

    彼女はキュウリとハムのサンドウィッチを食べ終えると、とても美味しそうにビールを飲んだ。
    …難しいよ。サンドウィッチとビールをしか出ないw

    +121

    -0

  • 70. 匿名 2019/06/27(木) 12:11:19 

    主すごいね!
    たしかに長かったけど笑、春樹っぽさが出ててニヤニヤしながら読んじゃった!

    +211

    -0

  • 71. 匿名 2019/06/27(木) 12:12:31 

    ひとつ言っておくが
    ジョギングするのに炭水化物は
    理にかなってるよ。

    +87

    -0

  • 72. 匿名 2019/06/27(木) 12:13:01 

    >>67
    是非、是非続きが知りたい!

    +50

    -0

  • 73. 匿名 2019/06/27(木) 12:13:07 

    村上春樹読んだことないけど回りくどい文章だってことはわかった

    +89

    -0

  • 74. 匿名 2019/06/27(木) 12:15:13 

    「主に続くコメントがないのよ」
    君は確かにそう言った。
    「主に続くコメントがないのよ」
    やれやれ、と僕は思った。
    パスタを茹でるお湯を沸かすための鍋をシンクに置き、僕は深いため息をついた。
    「やれやれ」

    +206

    -0

  • 75. 匿名 2019/06/27(木) 12:19:49 

    僕は雨に少しうんざりしながら、スーパーへ行くためにテニスシューズを履いた。
    通り過ぎた車から、今にも泣きそうなボブ・ディランの歌声が漏れ聞こえてきた。

    +127

    -0

  • 76. 匿名 2019/06/27(木) 12:19:54 

    彼女は時間を贅沢に使うのが得意だ。
    今日もこうして、人と場所を共有してコーヒーを口にする。
    たまたまインターネットで目についた項目に惹かれ、さも自分も知っているかのように意見する。名を明かさなければ、何を言われても気にならない。
    そう、彼女はゆっくり流れる時間を、また別の女になりきって楽しんでいるのだ。
    まるで彼を知っているかのような態度で。

    +156

    -0

  • 77. 匿名 2019/06/27(木) 12:20:36 

    >>73
    そして分厚いのさ。熱いシャワーを浴びなら、心地よい疲労感をゆっくりと味わう。ホテルの最上階から瞬くネオンを感傷にふけりながら眺めていると、そんな本など読む気はしない。

    +60

    -0

  • 78. 匿名 2019/06/27(木) 12:21:21 

    みんな文才あるね

    +134

    -0

  • 79. 匿名 2019/06/27(木) 12:21:57 

    彼女は昼下がりの突然の雨のように言った。
    「ねえ、それってとても素敵なことじゃない?」
    そこで僕らはいるかホテルに泊まることにした。

    +80

    -0

  • 80. 匿名 2019/06/27(木) 12:22:13 

    彼女は笑いながらそっとトピックを閉ざした
    ここの住人でいるナンセンスなライセンスなど無用だ
    時間の無駄
    その一言で終わらせるつもりなんだって言うのだから
    お手上げだね。

    海外文学翻訳調でも許されるなら様子を見て呼び出せばいい。

    +72

    -0

  • 81. 匿名 2019/06/27(木) 12:23:03 

    そうね、村上春樹が有り難い小説家さんなのは分かってる。
    分かってはいるけど、それとその人が幸楽のラーメンにケチをつけるっていうのは私、許せない。

    一生懸命にこしらえたものを
    「やれやれ。街中のごくありふれた中華料理屋に期待した僕がいけなかったのだ」
    なんて書く道理は無いだろう?

    +120

    -0

  • 82. 匿名 2019/06/27(木) 12:23:31 

    >>76さん、素敵w

    +47

    -0

  • 83. 匿名 2019/06/27(木) 12:24:32 

    >>81
    そんな風に、決めつけるなって母さん
    やれやれ、僕の役目ときたらいつもこれだ

    +72

    -1

  • 84. 匿名 2019/06/27(木) 12:27:39 

    「お腹が空いた」彼女は声には出さずクローゼットを開けた。お気に入りのブランドの紙袋の中にゴロゴロと入っているそれぞれの大きさのカップラーメンの中から、「今日の曇り空には濃い味はナンセンスだわ」とやはり声には出さず彼女なりのルールに従って塩ラーメンを手に取った。

    +137

    -1

  • 85. 匿名 2019/06/27(木) 12:28:36 

    気圧は少しずつ嵐に変化しTERU
    生温い風の皮膚感覚は、とことん僕を不快にするのに充分活躍しTERU

    +12

    -6

  • 86. 匿名 2019/06/27(木) 12:30:36 

    僕はふと思った。
    僕の人生とは一体何なのだろう。
    同じ食事、同じ会話、同じことの繰り返しの毎日に僕はどうやら疲れてしまったようだ。
    「同じことが続く幸せに気づけない男に本当の幸せなんてわからないのよ」
    そう言い残すと彼女は錆びたスプリングを軋ませながら、僕の元を去っていった。

    +95

    -0

  • 87. 匿名 2019/06/27(木) 12:32:19 

    主の文章、確かに村上春樹っぽい雰囲気は出てる。私あまり文才ないからここに書くのハードル高いな笑

    +59

    -0

  • 88. 匿名 2019/06/27(木) 12:32:49 

    そう、いつも彼女は怒っている。
    森羅万象が彼女の耳元で囁き、彼女の脳内を怒りで侵食する。
    摂食という名のルーティーン、時間と手間とが秤に掛けられたラーメン、and so on...

    「さつきー!ラーメン一丁、テーブル2番さんに持って行っておくれ!」
    僕は瞬きを繰り返した。

    +75

    -1

  • 89. 匿名 2019/06/27(木) 12:33:48 

    彼の文章は(リズムさえ掴めれば)とても読みやすいし、難しい言葉も一切(と言っても構わないはずだ)使わない。けれども物語はとても複雑で難解だ。多くの場合、失ったものを取り戻すために、メタファーを駆使して(たとえば井戸)あらゆる場所や時代を飛び越えて行く。
    しかし解りやすい結末が待ってることはなく(その辺りが一部の読者を苛つかせている原因になっていることは間違いない)、大切なものが戻って来たかどうかさえ分からないまま終わりを迎える。ただし、僅かな希望を残しながら。

    +100

    -0

  • 90. 匿名 2019/06/27(木) 12:34:14 

    ランチは何食べよう 君の声が喧騒の空に浮かんでいく 私はゆっくり 空をあおぎ 目で追うと太陽と見つめ合った

    +5

    -0

  • 91. 匿名 2019/06/27(木) 12:34:26 

    上手いけど長い...笑

    +1

    -11

  • 92. 匿名 2019/06/27(木) 12:34:49 

    >>88突然の私の名前の登場に驚いて私は飲みかけのコーヒーを溢してしまった。

    +39

    -0

  • 93. 匿名 2019/06/27(木) 12:35:11 

    春樹を読み切れない人間に、春樹を強要することは僕にはとてもナンセンスに思えた。僕も読み切れた試しがない。ビールを飲み、セックスを一晩で3回した。恋人はいない。たぶん全て僕の妄想だろう。この文章を書きながらモズクを一気に飲み干した。

    +129

    -0

  • 94. 匿名 2019/06/27(木) 12:35:25 

    >>85
    突然のTERU語に僕は驚いた。
    理由は簡単だった。

    僕はつい5分前まで2000コメを迎えたGLAYのトピックに居たからだ。
    僕は君を確かに知ってる。
    君も僕を確かに知ってる。
    そんな気がしてならない。

    +112

    -0

  • 95. 匿名 2019/06/27(木) 12:37:02 

    >>83
    あんたどないしたん?お母ちゃんはうちやんか。熱あるんとちゃうか?しょうもないこと言うてんとあんたはよ学校行きや!お母ちゃんか?今からパチンコ行くねん。来るか?

    +11

    -4

  • 96. 匿名 2019/06/27(木) 12:37:18 

    単刀直入にお願い出来ますか?

    +1

    -14

  • 97. 匿名 2019/06/27(木) 12:37:53 

    >>1
    私は村上春樹本体よりここで読む
    文章の方ユーモアがあってが好き。
    主さん、長文だけど情景が思い
    浮かびやすいし面白いよ。
    私なら支離滅裂になっちゃうよ。

    +87

    -0

  • 98. 匿名 2019/06/27(木) 12:40:07 

    ところどころで、懐かしい会話が繰り広げられている
    あれは、どこで耳にしたものだろう?
    多分あれよ、食べログっていう小説家気取りの
    ラーメンマニアが長文でラーメンにあれこれ文句つけるでしょ?
    そうしたら、その女将さんが全部、ハルキのせいだって
    そして、そこ自慢の息子が東大生らしいの。
    私が何が言いたいのかわかってくれるならいいけど。

    +41

    -0

  • 99. 匿名 2019/06/27(木) 12:42:50 

    文豪多すぎィ!

    +69

    -0

  • 100. 匿名 2019/06/27(木) 12:43:01 

    僕は村上春樹著作という物を読んだことが無いんだ。
    つまりこれは「村上春樹の文体で書いている」のではく、「恐らくは村上春樹調ではなかろうか」という前提で書き進めているのだ。
    許容される段階にあるのか、僕は知りようもない。ほとほと困り果てた。

    +63

    -0

  • 101. 匿名 2019/06/27(木) 12:43:09 

    >>96
    「単刀直入」
    四文字で済む話を僕はしようと思わない。
    例え四文字で終わる事だとしても、それを何百文字にもして話すのが僕なんだ。

    +76

    -0

  • 102. 匿名 2019/06/27(木) 12:43:59 

    これから、大量の麻婆豆腐を食べる。食べたいからではなく、そこにあるからだ。
    幾ばくかの後悔をすることは覚悟している。それでも、ただ食べるのだ。

    +74

    -0

  • 103. 匿名 2019/06/27(木) 12:45:30 

    >>96 君の口から単刀直入なんて言葉、ボクはいささか戸惑うところだよ?キミはいつも無理を言う、キミは君の道理で何かを要求するのだとしても。

    +40

    -0

  • 104. 匿名 2019/06/27(木) 12:45:47 

    >>93
    最後の一行で、口に入れた塩ラーメンを吹き出した。
    「モズク」ね。あなた最高だわ。
    憂鬱だった気分に少し、光が射した。

    +68

    -0

  • 105. 匿名 2019/06/27(木) 12:47:44 

    >>81
    壽賀子テイストも入ってて面白い

    +36

    -0

  • 106. 匿名 2019/06/27(木) 12:47:56 

    >>98 パンケーキはお腹いっぱい。今はタピオカが欲しいの! ってことよね。

    +13

    -0

  • 107. 匿名 2019/06/27(木) 12:50:00 

    やれやれ。麻婆豆腐はこりごりだ。

    +39

    -0

  • 108. 匿名 2019/06/27(木) 12:50:28 

    ここまで僕は自分を信じて見よう見まねで書いている。
    本当にこれで合っているのか?

    +49

    -0

  • 109. 匿名 2019/06/27(木) 12:51:30 

    言わせてもらうなら意識に高いと低いという高低差なんて無いんだよ
    深いか浅いかなんだよ。
    それが僕を理解するためのパスワードだって事なんだ。
    目が覚めると僕は昨日と同じ時間にガールズちゃんねるに
    アクセスしていた。
    ただのガル民であり、さっき誰かが指摘したようにTERU民だ。

    +79

    -0

  • 110. 匿名 2019/06/27(木) 12:52:15 

    僕の手で生み出した麻婆豆腐は、僕が食べる。それが自然だ。
    だけど、それは生み出すよりもっと骨のおれる作業だった。食後のマラソンはできそうにもない。

    +41

    -0

  • 111. 匿名 2019/06/27(木) 12:54:13 

    こんなにも麻婆豆腐に打ちのめされているのに、また来週には同じことをして同じ後悔をするんだろう。
    やれやれ、人間ってやつは本当にどうしようもないやつだ。

    +37

    -0

  • 112. 匿名 2019/06/27(木) 12:54:13 

    >>108
    合っているのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。それは何かがメタファーとなっていつか君に知らせることになる。

    +37

    -0

  • 113. 匿名 2019/06/27(木) 12:54:38 

    >>107 たとえそれを食べ過ぎたのだとしても、こりごりなんて言ってしまったことを明後日には忘れているわ。ねえ、ワタシが明後日のメニューをすでに考えていること知ってるかしら?

    +40

    -0

  • 114. 匿名 2019/06/27(木) 12:58:18 

    冷蔵庫の扉を開けて私は溜息をついた。どこの誰が言ったのか溜息をつくと幸せが逃げるらしい。
    現に目の前にあるはずの楽しみにしていたプリンが無くなっていた。昨晩必死に食べるのを我慢していたプリンだ。
    そこに姉が来て私に微笑みながら「私が食べたかもしれないし違うかもしれない」
    私はくすんだ空を見上げながら「いいのよ」そう嘆いた。希望が一気に絶望へ変わった。

    +88

    -0

  • 115. 匿名 2019/06/27(木) 13:02:09 

    氷の浮かんだコカコーラ。
    コップに付いた雫が君の汗を思い出させる。
    汗はやがてテーブルの上にたまり。
    シミになり、記憶になる。
    蝉の声がする。

    って雑談になって無いね〜ダ〜メダコリゃ。

    +21

    -0

  • 116. 匿名 2019/06/27(木) 13:03:03 

    僕は画面を見つめる。
    掌に収まってしまうほどの小さな世界。くだらない日常。些細な出来事。いつか読んだ春樹の言葉を手繰り寄せながらそれらを文字にしようと試みる。
    遠くでノモンハンの気配がする。深い井戸(あるいは羊男に抱えられた腹部の頼りない毛塊に似た灰色の闇)から立ち昇るフレンチフライの匂い。レイモンド・カーヴァーの囁き声。

    オーケー、わかった。ここでおしまいだ。

    +60

    -0

  • 117. 匿名 2019/06/27(木) 13:03:41 

    僕の前に突然現れた麻婆豆腐はこう言った。
    「あなたが作りたくてつくったんでしょう? 私はあなたに作られ、食べられることなんて納得してないわ。それを勝手に後悔するなんてひどいじゃない?」
    まったくだ。

    +63

    -0

  • 118. 匿名 2019/06/27(木) 13:05:49 

    >>101
    ありがとう
    ずっと理解できなかった村上春樹という疑問符が解決した
    ついでに、上巻と下巻に分割せざるを得ない秘密も

    さて、コーヒーを飲みに出よう。明日は台風の予報だ。

    +57

    -0

  • 119. 匿名 2019/06/27(木) 13:06:03 

    >>115 知っていたかしら?蝉ってね、8日以上いきてるのよ。

    +31

    -0

  • 120. 匿名 2019/06/27(木) 13:06:11 

    >>109
    「ねぇ?こんな所で出逢うなんて運命的なものを感じない?」
    と彼女は言った。
    僕はとまどいを隠せなかった。
    今朝無くなってしまったギガを補充したところだ。
    そう、GLAYトピックを最後まで見届ける為にだけだ。
    だけど僕の好奇心がこのトピックを開いてしまった。
    残りわずかなギガをここで消耗してしまっている。
    しかし今は、ここではない、どこかへなんて行けない。
    昔、一目惚れして付き合った人が村上春樹を好きだと言った。僕は夢中で読み漁った。たったの1ヶ月の出来事だった。
    しかし、こんな所で役に立つ時が来るとは思いもよらなかった。
    また、彼女は言った。
    「ギガが無くなったら、また補充したらいいじゃない」
    それもそうだ。と僕は妙に納得した。


    +102

    -0

  • 121. 匿名 2019/06/27(木) 13:08:17 

    マイナスヲオシツヅケルンダヨ…

    +3

    -2

  • 122. 匿名 2019/06/27(木) 13:08:25 

    あの頃の君はまるで触れたら消えてしまうしゃぼんのようだった。
    それがいったいどうしてしまったというのだろう。
    「スプートニクの恋人」、その辺りから君はずいぶんと変わってしまった。
    もう僕から放れてしまったようだ。
    そして時を戻すことは不可能だ。

    +17

    -0

  • 123. 匿名 2019/06/27(木) 13:08:42 

    >>1
    こんな頑張って長文書いたのに採用されなかったら悲惨だったね

    +13

    -1

  • 124. 匿名 2019/06/27(木) 13:09:41 

    >>119
    そうなのかい?
    初めて知ったょ。で、どのくらいいきるの?

    +5

    -1

  • 125. 匿名 2019/06/27(木) 13:09:48 

    >>10
    一言で世界観表してる!
    すごーい!

    長くなくても伝わる村上春樹感

    +32

    -0

  • 126. 匿名 2019/06/27(木) 13:10:33 

    麻婆豆腐はこうも続けた。
    「さっきあなたが食べた麻婆豆腐は私の記憶の中の麻婆豆腐。あなたと私はその記憶を共有するのよ。」
    やれやれ、と僕は目を瞑った。

    +39

    -0

  • 127. 匿名 2019/06/27(木) 13:11:49 

    >>119
    知ってたさ。最近トピックが立っていただろ
    僕は、感じた。
    最近の話題はガルちゃんのトピックで見たものばかりだ。

    +31

    -0

  • 128. 匿名 2019/06/27(木) 13:15:04 

    ポイントがあるとしたらそれはハルキに成りきること
    ハルキとして目覚めてハルキとして食事をして
    ハルキとしてトイレに行き、ハルキとして眠りにつく
    それが紅天女への道になる

    +54

    -0

  • 129. 匿名 2019/06/27(木) 13:15:33 

    >>124 そうね、クマゼミなんかで1ヶ月かしら。1週間で死ぬっていうのは「採取されてからの平均」らしいわ。外にいる分には随分長生きするそうよ。

    +28

    -0

  • 130. 匿名 2019/06/27(木) 13:20:06 

    ハルキの道は修羅の道…
    村上春樹風の言葉遣いでコメント・雑談するトピ part4

    +18

    -0

  • 131. 匿名 2019/06/27(木) 13:20:41 

    「あなた、それはワタヤノボルよ」と彼女は言った。
    僕は仕事の謝礼としてもらったこの頭骨について思いを巡らせ、指揮者が持つような棒を手に取りコツンと叩いたところだった。

    +18

    -0

  • 132. 匿名 2019/06/27(木) 13:20:43 

    >>120
    GLAYトピックは中毒になるから気をつけて
    そうも付け加えて再び彼女は去った
    今頃、Kというアナウンサーが色々なメタファーを
    通して伝えてくる匂いを探しTERU

    +22

    -0

  • 133. 匿名 2019/06/27(木) 13:20:44 

    >>129
    勘弁してくれょ。
    うるさくたまらない。
    うちは田舎なんだぜ。

    +10

    -1

  • 134. 匿名 2019/06/27(木) 13:20:52 

    >>127 そうね、タピオカがやくざなのよね。ワタシ、タピオカミルクティーのことはあまり考えないようにするわ。ああ熱いブルーマウンテンがのみたい。ジョージア・エメラルドマウンテンじゃないわよ。

    +37

    -0

  • 135. 匿名 2019/06/27(木) 13:23:37 

    >>1

    主さんうまいわ

    +29

    -0

  • 136. 匿名 2019/06/27(木) 13:24:22 

    今迄、一週間くらいって言うから我慢してたのにさ。

    +10

    -1

  • 137. 匿名 2019/06/27(木) 13:25:14 

    >>133あなたの小さい「ょ」はダサいからやめた方がいいわ

    +16

    -1

  • 138. 匿名 2019/06/27(木) 13:25:45 

    彼女はいつも雨降りの時間に店を訪れた、何の前触れもなく、静かに。そしてタピオカのストレートと蟹クリームパスタを注文した。とてもワイルドでクールなのだ。
    そして彼女はいつの間にか消えていた、音もなく、伝票も持たずに。そう、彼女は食い逃げを得意としているのだ。
    今日も朝から激しい雨が降り続いている。彼女はまた、どこかのお店を訪れていることだろう。それは誰も止めることの出来ない事柄なのだ。あるいは運命と呼んでいいかも知れない。

    +23

    -0

  • 139. 匿名 2019/06/27(木) 13:27:58 

    やれやれ、いまだにヤ行を小文字で書くなんて。
    僕はこうも思った。
    ガールズというのは名ばかりの集団なのだろう。
    「ホテル・カリフォルニア」がどこかから聴こえてくる。
    ここにはパスタもない。あるのはキュウリのみ。

    +56

    -0

  • 140. 匿名 2019/06/27(木) 13:28:09 

    >>130
    彼女は納得したらしい
    「ばあや、紅茶はクイーンメリーが飲みたいわ」
    そしていつもと同じように
    「薄く切ったオレンジを添えてね」
    と微笑んだ。

    +36

    -0

  • 141. 匿名 2019/06/27(木) 13:29:46 

    何が本当で、何が現実なのか分からない。分かっていることは、蝉と麻婆豆腐をめぐる冒険に巻き込まれたことだけだ。やれやれ。これからアイロンをかけようと思っていたのに、それもできないようだ。

    +51

    -0

  • 142. 匿名 2019/06/27(木) 13:31:14 

    >>137
    お手柔らかかにたのむよ。
    本当のハルキにストには敵わないから。

    +13

    -0

  • 143. 匿名 2019/06/27(木) 13:36:23 

    もしかして、と彼女は言った。
    「もしかして、>>142はガル男なんじゃない?『ょ』とか付けておけば、まさかガル男だとは思われないだろう、という…」
    やれやれ、と僕は思った。
    彼女は・ガールズちゃんねるに・毒されている!

    +33

    -0

  • 144. 匿名 2019/06/27(木) 13:37:17 

    飲み物はペリエ

    +1

    -0

  • 145. 匿名 2019/06/27(木) 13:38:12 

    意外と伸びてるね、トピ。

    +15

    -0

  • 146. 匿名 2019/06/27(木) 13:39:53 

    ガルちゃんにもこんなスノッブな女性がいることがわかったのは、僕にとってちょっとした驚きだった。

    +46

    -0

  • 147. 匿名 2019/06/27(木) 13:41:36 

    >>132
    去って行った彼女の言葉が僕の頭の中でぐるぐると、繰り返し続ける。
    メタファー…メタファー…ファー…ファー…
    ファーーー!!

    そう。もう遅いのだ。
    すっかりGLAYトピックに3ヶ月間も移動し続けながらコメントを書き込み続けているのだ。
    最早、習慣になっている。
    そう。朝の目覚めに自分で挽いた豆の香りを楽しみながら淹れたエスプレッソコーヒーを飲むようにね。

    あぁ…気付くのが遅かったのか…
    彼女に出逢うのが遅かったのか…
    今となっては分からないままだ。
    いや、分からないままでいいのだ。
    僕はずっとガル民であり、ファサァ民だ。

    +19

    -0

  • 148. 匿名 2019/06/27(木) 13:48:00 

    >>146
    スノッブとは…と繰り返してみるが答えがない。けれど僕はググりたくないのだ。
    やれやれ。雨が降りだす前にディナーの買い物に出かけようか。

    +28

    -0

  • 149. 匿名 2019/06/27(木) 13:48:04 

    村上春樹か、と彼女はおもった。
    思い返してみると、学生のころ傾倒していた。
    傾倒していたと書いても間違ってないくらいには好んで読んだ。
    作品は何冊も読んだし、「海辺のカフカ」だって面白くて一気に読んだ。
    なのになぜだろう。
    村上春樹といえば「やれやれ」しか覚えていないではないか。
    主の文章に感服した。長いと言われても、村上春樹といえばそのような文章だった気がする。
    あるいは、全く違っていたのかもしれない。
    それすら覚えていないことに恐怖を覚えた。

    彼女はビートルズを聴きながら、パスタを茹で始めた。

    +78

    -0

  • 150. 匿名 2019/06/27(木) 13:58:26 

    >>149
    大丈夫よ、心配しないで。
    誰にだってそんな時はあるわ。
    私だって、1Q84なんかあんなに重いのに持ち歩いて読んでいたわ。
    4冊全て読んだのに覚えている事は、青豆だったか、そら豆だっか…豆しか覚えていないもの。
    確かに、スプトーニクも海辺のカフカもノルウェイの森も読んだわ。
    ノルウェイの森なんか映画2回も見たわ。
    今覚えている事と言えば、映画では緑の髪が坊主じゃない事に腹を立てた事。
    内容なんて、どれもこれもサッパリ覚えちゃいない。
    やれやれ。
    でピンと来なかった自分自信を責めたわ。

    +56

    -1

  • 151. 匿名 2019/06/27(木) 14:01:35 

    1にとってこれはハルキストとして彼女に彼の本を読み物として
    楽しませようという意図で始めた挑戦だったのかもしれない。
    あるいは、少しでも彼の信者と呼ばれるような人々を少しずつ
    新たな感覚として招き入れようとして現れた。
    その手に乗ったと知った時に引き返すことは、出来ないと
    知った時にキッチンのアラームが鳴った。

    +26

    -0

  • 152. 匿名 2019/06/27(木) 14:06:32 

    >>148
    それは君がまだ若者だからさ
    私の世代の人間ならコミック雑誌のページでも
    スノッブという言葉に触れることができたものだよ。
    私は俗物なんだ。
    と、未来の僕の姿だというガルババという老女が指さした。
    たしか、そのコミック雑誌は80年代のものだった。

    +29

    -0

  • 153. 匿名 2019/06/27(木) 14:17:15 

    「連絡が来ないわ」
    彼女は小さく呟くと、穏やかな時間の流れるカウンターの中央でひとり微笑んだ。
    彼女の待ち人は一体何者であるのか。新しい世界へチャレンジした勇気を踏みにじる祈りか。はたまた別れたくない恋人か。もしや想い人ではあるまいか。
    はたしてそうであったところで、この穏やかな時間を無駄なく楽しみたい今の僕にとっては取るに足らないことだ。
    僕はそう結論を出したところで、そのまま窓の外に見つけた若葉の鮮やかで力強い生命と、ほの温かい煎茶から漂う仄かな香りにずぶずぶと引きずり込まれた。
    ひとときの後ふと彼女を見遣ると、彼女はひとり灰色の霧に包まれて静かに肩を震わせていた。
    「やれやれ」僕が声に出さずに心の中で呟いたところで、彼女の周りを覆う霧が急速に明るい水色へ変わった。
    「いつでも全力で 空を見上げて笑い飛ばしてやる」彼女はひとことそうつぶやくと、たったいま初めてこちらに気がついたといった様子で振り返り、2度目の微笑みを見せた。
    赤く腫れた目には、確かな意思が宿っていた。


    …難しかったー!

    +24

    -0

  • 154. 匿名 2019/06/27(木) 14:19:26 

    以前、村上春樹くんが執筆していたというカフェに出向いたことがある。
    どうやら又吉直樹くんもそこで執筆していたらしく、僕も持ち込んだノートに何か書こうと思っていたが
    特に何も浮かばず、とりあえずへのへのもへじを描いて、鞄にしまい、注文した珈琲を飲み干し
    早々に立ち上がって会計したのだった。
    「あなた、又吉くんが好きなのかしら?」とオーナーのマダムに微笑まれ、赤面した僕は
    「ええ、まあ、そんな所です」と笑ったが、実を言うと、僕は又吉も春樹も読んだことすら無いのだった。
    ただの、ミーハーだった。
    「そうなの。じゃあ、400円ね」
    メニュー表よりも少し値引きされたのは、又吉ファンだと認めた僕への、マダムなりの優しさだったのかも知れない。
    嘘つきは泥棒の始まりだと、母がよく言っていた事を思い出す。
    罪悪感を感じながら、ありがとう、そう呟いて店を後にした。

    +69

    -0

  • 155. 匿名 2019/06/27(木) 14:30:03 

    ネズミのバーで飲みたい

    +2

    -0

  • 156. 匿名 2019/06/27(木) 14:39:40 

    皆さん、東京は楽しいかね。

    +8

    -0

  • 157. 匿名 2019/06/27(木) 14:47:23 

    流行りのミニスカートを履いた女の子に話し掛け、バーへ行き、2、3度セックスをする。そんな妄想をしながら僕は家に着いた。夕方から雨だという予報を忘れ(あるいは見てない)一目散に最寄りのイオンを飛び出した。取り込んだ洗濯物は僕の心を満たすように、湿っていた。

    +36

    -2

  • 158. 匿名 2019/06/27(木) 14:51:39 

    このトピックに投稿したコメントは、きっと読み手のユーザーには取るに足らない言葉に違いない。
    手にした熱々のコロッケを2枚の食パンで挟んだものをじっと穴が深くなるまで見つめた。

    「妻のスリップの紐は細く、他の男によって外された。いくら頭を振っても離れない場面に苦しむ。やれやれ」

    +21

    -0

  • 159. 匿名 2019/06/27(木) 14:55:01 

    大量の麻婆豆腐を食べたあと、口直しにキンキンに冷えたレモンチェロを飲んだ。すると酔いがまわり、すとんと深い眠りに落ちた。夢の中には、また麻婆豆腐。オーケー、僕の負けだよ。

    +54

    -0

  • 160. 匿名 2019/06/27(木) 14:58:10 

    ジャズ聴いてパスタ茹でてたまに射精してる

    +26

    -0

  • 161. 匿名 2019/06/27(木) 14:58:34 

    やれやれ

    +6

    -0

  • 162. 匿名 2019/06/27(木) 15:01:21 

    麻婆豆腐は僕の対極にいるのではなく、内部にいる。だけど、僕ではない。母体と胎児のような、複雑かつ愛情深い関係なのだ。
    ただ、今そんなことはどうだっていい。ただ、ゆっくりと眠りたいだけなのだ。

    +39

    -0

  • 163. 匿名 2019/06/27(木) 15:07:11 

    僕は逃げられないし、 逃げるべきではないのだ。 それが僕の得た結論だった。たとえ どこに行ったところで、それは必ず僕を追いかけてくるだろう。やれやれ洗濯物を干す事にしよう。

    +21

    -0

  • 164. 匿名 2019/06/27(木) 15:20:47 

    思い切ってこのトピックを出るべきだと判断した。
    しかし、悪夢のような画像貼り付け行為をする輩が湧いている。
    ここなら大丈夫なようだけれど、気が滅入る。絶望だけがこの世界か?

    コルト銃を手にいれた僕らが奴の脳天を撃ち抜く妄想に耽り
    ただ耐えるしかないのだろうか?

    +25

    -0

  • 165. 匿名 2019/06/27(木) 15:24:20 

    >>163
    部屋干し派か。洗剤は何だろう?
    無関係の住民からの知らせに外干し派の僕は
    洗濯物の渇き具合を確かめるように撫でると
    ゆっくりと取り込んだ

    +27

    -0

  • 166. 匿名 2019/06/27(木) 15:29:08 

    主のコメントが大作すぎるw

    光を吸収するってやつ、ダーウィンが来た!でやってたね。タンビカンザシフウチョウ。

    +24

    -1

  • 167. 匿名 2019/06/27(木) 15:45:09 

    走ることについて語るときに僕の語ること
    このタイトルを付けるにあたって、僕にとってなんら難しいことなんてなかった。
    ただ少し長すぎたのだろうか、彼女はいつも題名を思い出せずに涼やかに微笑むのだ。

    +13

    -0

  • 168. 匿名 2019/06/27(木) 15:57:23 

    息子の作文や感想文おもいだした。
    (;´д`)

    +1

    -15

  • 169. 匿名 2019/06/27(木) 16:03:54 

    僕は不思議に思っていた。以前まであんなにトピックに溢れていた、“射精”という言葉が今回すっかり抜け落ちているのだ。僕のスクロールする指が早過ぎたのか、あるいはもう、そんな言葉は必要じゃなくなってしまったのか。
    夜になれば答えが分かるだろう。夜がくればきっと。

    +29

    -0

  • 170. 匿名 2019/06/27(木) 16:06:30 

    >>166

    まさにその鳥の事であると僕は白状しなければならない。
    もっとも冒頭だけを見てチャンネルをかえてしまったのだが。

    +19

    -0

  • 171. 匿名 2019/06/27(木) 16:16:24 

    ガル男、いっぱいいそうだよね。

    +0

    -8

  • 172. 匿名 2019/06/27(木) 16:25:11 

    気だるさの中まどろみながら、ふと時計を見る。針は午後4時15分を差し窓の外には灰色の歪んだ空が喧騒の街を包んでいる。ふと我に帰り急いでベッドを抜け出す。やれやれ彼らの帰ってくる時間だ。

    ドアチャイムがけたたましくなり、ドサッと何かをほうりなげる音が静寂の廊下に響き渡る。恐らくランドセルだろう。僕はしたたかに微笑みながら少しだけため息をついた。ああ、君に与えられた呪縛、宿題は無いのかい?ランドセルにいちべつして僕はキッチンへ向かう。そう彼らにパスタを茹でるために。蒸し暑い街の喧騒はまだ止みそうに無い。

    +31

    -0

  • 173. 匿名 2019/06/27(木) 16:28:38 

    あるいはそうかもしれない

    +18

    -0

  • 174. 匿名 2019/06/27(木) 16:33:39 

    きみの勇気を讃えよう。

    アズナブル

    +0

    -0

  • 175. 匿名 2019/06/27(木) 16:42:50 

    >>128
    一体どうしたっていうんだ?
    僕ってやつは、冷血漢で仕事の鬼でチェリーだって女の子達は
    噂している。
    それなのに目の前のたった一人の少女にこんなにも心を奪われるとは
    やれやれ。どうかしているようだ。

    +8

    -0

  • 176. 匿名 2019/06/27(木) 16:44:06 

    >>172
    素麺じゃダメなのかい?僕は自問自答を繰り返す。

    +26

    -0

  • 177. 匿名 2019/06/27(木) 16:46:56 

    僕は週末からの風邪をこじらせたままでいる。
    痛む喉は灼熱の砂漠に佇む君を思い出させ、明るい光で見えない星の瞬きのように切なく水を欲するが、飲み干すことができずにベッドの中で悶たままでいる。
    週末はパスタが食べたいと、壁のシミをソースに見立てて空腹の胃をさする。

    +19

    -0

  • 178. 匿名 2019/06/27(木) 16:48:21 

    >>162
    気がついたら君は麻婆豆腐の海で漂いながら眠っている
    そう、予言されたような気がしたけれど
    ただの布団だった。

    +19

    -0

  • 179. 匿名 2019/06/27(木) 16:51:30 

    >>176
    だめ!パスタはもはやキーパーソンなの笑

    +15

    -0

  • 180. 匿名 2019/06/27(木) 16:52:55 

    >>177
    お大事にね
    そういえば、あなたの風邪はどこから?
    気にならないと言ったら嘘になるけれど
    医者でもないのにナンセンスな事を聞いちゃったかしら

    +20

    -0

  • 181. 匿名 2019/06/27(木) 16:54:00 

    目を開けるといつもの情景。遠い旅に出ていた気もするけど、いつものベッドでいつものパジャマを着て眠っていただけだった。
    ただ、少し違うのが彼女が夕飯を作っていたということだけ。
    「よく眠っていたわね。少しうなされていたけど大丈夫?今夜は麻婆豆腐よ」
    軽い目眩を覚えたが、とりあえずにっこりと微笑んでおいた。

    +12

    -0

  • 182. 匿名 2019/06/27(木) 16:54:11 

    >>179
    サンドイッチは嫌いかい?

    +10

    -0

  • 183. 匿名 2019/06/27(木) 17:01:05 

    >>169下ネタが苦手な僕は「射精」という二文字ををインターネットに打ち込むことに、ひどい嫌悪感があった。あえて書き残すなら「セックス」が良いと閃き、それを遂行した。

    +25

    -0

  • 184. 匿名 2019/06/27(木) 17:29:49 

    >>179
    やれやれ
    頻発するパスタ。とうとう擬人化されるようにまでなったんだね。
    窓の外の通行人がパスタに見えてきたよ。

    いろんな形があるものだ。

    +21

    -0

  • 185. 匿名 2019/06/27(木) 17:34:57 

    すまないが「アンダーグラウンド」しか読んだことないんだ
    流行りものを手にするにはシャイすぎるようだ
    やれやれ

    +10

    -0

  • 186. 匿名 2019/06/27(木) 17:35:39 

    >>166
    久美子、僕にはネジを巻く音に聞こえるんだ。

    +9

    -0

  • 187. 匿名 2019/06/27(木) 17:51:37 

    ものすんごく村上春樹の作品が読みたくなった!主、すごいな、

    +31

    -0

  • 188. 匿名 2019/06/27(木) 18:04:08 

    >>54
    天才

    +6

    -0

  • 189. 匿名 2019/06/27(木) 18:25:49 

    ここが初めて来た場所なんて到底思えず、辺りを見回すと車の影に野良猫がこちらの様子を注意深くうかがってることに気付いた。

    「よう、ひさしぶりだな」

    +8

    -0

  • 190. 匿名 2019/06/27(木) 18:56:24 

    やれやれ。
    こんなトピックが立っていたとは。
    スマホを見ながら便座に座り僕は放尿をした。
    とても長い放尿だ。

    +22

    -0

  • 191. 匿名 2019/06/27(木) 19:02:13 

    この家の猫は人間というものに全く興味がないようだ。
    今も出窓に座って降りしきる雨を眺めている。
    声をかけてもそっとしっぽをふるだけで、こちらには見向きもしない。
    やれやれ、と僕は思った。
    そろそろ彼女のためにパスタでも茹ではじめるとしようか。

    +6

    -0

  • 192. 匿名 2019/06/27(木) 19:04:08 

    パスタが拗ねたように唇をとがらせる
    「もう、せっかくの夜なのにガールズちゃんねるで待ち合わせなの?」
    僕は、正直、何が不満なのかわからないままパスタに答えた
    「ここでビールでも飲みたいというだけの理由じゃダメなの?」
    パスタはどうやらメニューに麻婆豆腐しかないのが気に入らないんだ
    「だって私には似合わないじゃない」
    そうかな?僕は意外に合うと思うよ

    +12

    -0

  • 193. 匿名 2019/06/27(木) 19:08:30 

    サンドイッチは不機嫌そうにビールを飲み干した。
    ジャズが微睡みを誘う。
    目覚めると僕は夢精した。

    +9

    -0

  • 194. 匿名 2019/06/27(木) 19:23:53 

    >>1
    私は好きだな
    面白かったよ!

    +10

    -0

  • 195. 匿名 2019/06/27(木) 19:41:54 

    村上春樹を読んでみようかと思わされたw

    トピ採用おめでとー!

    +19

    -0

  • 196. 匿名 2019/06/27(木) 19:53:02 

    >>195 ゆっくりと琥珀色のブランデーを舐めるようにトピ採用の喜びを味わった。

    +9

    -0

  • 197. 匿名 2019/06/27(木) 20:10:47 

    ねじまきどりクロニクルを20代で読んだ僕はトラウマになったことだけを伝えたい。
    つまり彼が書きたかったのは
    生きながらにして皮を剥ぐ、あの描写を伝える為に、詰まらない恋愛を飽きもせず書けたんだと、今更ながら思ったのだった。

    難しい!

    +16

    -0

  • 198. 匿名 2019/06/27(木) 20:17:53 

    >>186
    「ギイイッ」と鳴くその鳥をクミコはねじまき鳥と名付けた
    マルタとクレタにはもう随分長い間会っていない

    +7

    -0

  • 199. 匿名 2019/06/27(木) 20:21:39 

    彼女の作った麻婆豆腐は昼間のとは違い、花山椒がきいた本格的なものだった。これはこれで悪くない。
    ビールをもう一本開け、彼女を抱き寄せた。

    +17

    -1

  • 200. 匿名 2019/06/27(木) 20:26:14 

    その豆腐はまるでコーヒークリームビスケットのそれのような緩やかな曲線を描いて白い皿の上で佇んでいる。
    橙色とも朱色とも言えない、夕焼けに似た色の餡をまとわりつかせた、朝靄みたいな湯気の向こう側。

    僕はぼんやりと想像してみる。
    明日、それを炊きたての白米と共にかきこむ自分の姿を。

    ごく控えめに表現して、今の僕は堪らなく腹が減っている。そう、中華というカテゴリは時に暴力的に空腹中枢を刺激するのだ。好むと好まざるとに関わらず。

    オーケー、わかったよジェイ。ジュークボックスの音楽を止めてくれ。明日の話しをしよう。

    +13

    -0

  • 201. 匿名 2019/06/27(木) 20:32:34 

    目の前の君に冷たい雨を降らせたような気分になって、突然僕は君に謝った。

    すると君がパンをかじりながら「気にしないでいいのよ、これからがるちゃんにカキコするから」と囁いた

    +7

    -0

  • 202. 匿名 2019/06/27(木) 20:33:29 

    昔読んだ春樹の作品を思い出そうとする度、なにか霧のような靄のようなものをが頭を襲い、何一つ思い出すことが出来ないでいた。
    僕の春樹を読んでいたという記憶はまさか自分が都合の良いように作り出した妄想なのか。

    「ノルウェーの森って読みにくいわよね」
    「1Q84て意味がわからなかったわ」

    そんな益体もないことを話していたはずなのに。あんなに夢中になって読んだはずの春樹を僕は忘れた。

    そもそも村上春樹という作家は存在しているのだろうか。
    僕はもうそれすらわからないでいた。

    +41

    -1

  • 203. 匿名 2019/06/27(木) 21:14:46 

    ついに本人きたか

    +4

    -0

  • 204. 匿名 2019/06/27(木) 21:22:23 

    僕は村上春樹を知らない
    いや、名前くらいは知っているか
    だが何故かこのトピックに興味が沸いたんだ
    そうたまには知らない街に散策に行きたくなるだろ
    そういう日だったんだきっと
    けれど覗いてよかったよ
    だって君の話はとても面白かった
    いやむしろ村上春樹がどういう人物なのか知りたくなったんだ
    そうして僕もハルキストとやらになるのかもしれない

    +22

    -1

  • 205. 匿名 2019/06/27(木) 21:44:14 

    ああ、なぜ僕はこのトピを開いてしまったんだろう。
    戻るボタンを押すにはもう遅すぎる。
    耳元でジュンコがささやいた
    「物事に遅すぎることなんてないのよ。もう閉じてしまいなさい」
    春のそよ風のように心地よい声が僕を振るわせた。
    いや、この心地よさに浸るわけには行かないのだ。

    僕は少し手を止めて、ツナのスピナッチラップを作ることにした。

    +27

    -0

  • 206. 匿名 2019/06/27(木) 21:47:14 

    もしも「村上春樹が~だったら」シリーズ
    検索すると色々でてきておもしろい

    +6

    -0

  • 207. 匿名 2019/06/27(木) 22:04:54 

    彼女とインドに行ったんだ。
    紅茶の飲めない私にレモンティ。
    あなたは私を見てこなかったし
    私もあなたを見ていなかった。
    また連絡するよ、と彼は席をたった。
    もう連絡はこないだろう。
    私はおもむろにスマホを手に取り
    インド好きなあの人の番号を探した。

    +7

    -1

  • 208. 匿名 2019/06/27(木) 22:31:33 

    >>1

    圧巻w うますぎでしょw

    +17

    -0

  • 209. 匿名 2019/06/27(木) 22:32:32 

    一周回って村上春樹好きになった

    +7

    -0

  • 210. 匿名 2019/06/27(木) 22:32:54 

    別世界へ一気に連れて行ってくれる力量はすごいと思う。

    +16

    -0

  • 211. 匿名 2019/06/27(木) 22:38:51 

    寝る前に、冷蔵庫に入れたはずの何かを忘れて
    今、探しているところよ。
    それが彼女からの最後のメッセージだったのかもしれない。
    なぜなら僕は、そのしまい忘れた大切な何かを持って
    ハルキな世界にやってきた。
    そしてその何かを渡すためにまずは冷蔵庫という
    メタファーを探さなければ、寝る前の彼女に会えないのだ。
    そんな事を考えながら僕は、もう今夜は眠る事にした。
    ハルキとして。

    +11

    -0

  • 212. 匿名 2019/06/27(木) 22:40:17 

    こんなけだるい朝には「やかんの沸騰したけたたましい音で目を覚ますんだ」
    僕のこだわりに彼女は爪の先を眺めながら笑い、猫があくびをした

    +9

    -0

  • 213. 匿名 2019/06/27(木) 22:46:15 

    私にオススメのハルキを教えてくれない?
    ちなみに、ずっと龍の方ばかり読んでたわ。
    まだ間に合うなら、どのハルキがいいのか教えて欲しいのよ
    だってもう龍に興味ないの。トパーズまでだったわね。彼って。

    +19

    -0

  • 214. 匿名 2019/06/27(木) 22:48:05 

    窓を打つ雨の音を聴いているうちに、ふと学生時代のガールフレンドのことを思い出した
    少し不器量だったが、耳の形が素晴らしくチャーミングな女の子だった
    17歳の彼女は、もういない
    きっと今ごろつまらない顔をしてインターネットでくだらない情報を発信したりしているのだろう

    +11

    -0

  • 215. 匿名 2019/06/27(木) 22:53:22 

    >>204
    やれやれ
    仲間が増えたようだよ
    今頃、主はどこにいるのだろう

    +9

    -0

  • 216. 匿名 2019/06/27(木) 22:54:24 

    >>213
    君が読みたいハルキを読めばいい。
    ハルキ作品は逃げもしないし隠れもしない。
    作品によっては残虐な描写も強いので、君みたいなか弱い女性は注意をした方がよいのかもしれないね。
    近年は比較的ファンタジー感を強めに感じる作品が多く、エッセイもなかなか面白いので、一度手にとってみるといい。

    +23

    -0

  • 217. 匿名 2019/06/27(木) 22:55:51 

    >>215
    きっと一人になりたいのね、井戸がどこかの中に座り込んでいるんじゃないかしら

    +7

    -0

  • 218. 匿名 2019/06/27(木) 23:01:39 



    いつの間にか、ササキは大学に来なくなっていた。
    学生寮を訪ねると、半年前に実家に帰ると言って寮を出てしまったようだった。

    いつもササキと一緒に行っていた神保町の古本屋を、僕は一人でめぐり、昔からあるお茶の水の喫茶店でコーヒーを飲んだ。

    いったいササキはどこに行ってしまったのだろう。忽然と消えるとはこういうことを言うのだろうか。僕以外の人間にとっては、ササキの存在などどうでもいいかのように変わりばえのしない学生生活が続いた。

    もしかしたら最初からササキなんていう男はいなかったのかもしれない。そんな風に思い始めた頃、電話が鳴った。非通知で。

    誰だろうと思いながら、電話を取るとササキの豪快な笑い声が聞こえてきた。
    繊細さと豪快さが何の矛盾も無く共存しているのがササキという男の特徴なのだ。

    「ガハハハハー、トオルか?やっとつながった!衛星電話でかけてるんだ。長くは話せないが今、カザフスタンにいる」

    +15

    -2

  • 219. 匿名 2019/06/27(木) 23:07:30 

    麻婆豆腐だね。
    とても麻婆豆腐だ。
    僕は噛みしめるように彼女にそう伝えた。
    あるいは伝えるべきだと知っていたのかもしれない。
    ストロングチューハイを胃に流し込んだ。
    やれやれ、そう言えばいいと思っているらしい。

    +10

    -0

  • 220. 匿名 2019/06/27(木) 23:14:53 

    村上春樹、その名前を聞いたことがある者はどれだけいるのだろう。そう、私もそのうちの一人だ。なんとなくここに書き込むことで知っているふりをして、今夜も暇を潰している。

    +12

    -0

  • 221. 匿名 2019/06/27(木) 23:18:34 

    >>216
    そうね。ありがとう。
    一つ大切なことを思い出したわ
    ここを読んでいる限り、どんなハルキも面白すぎて
    笑いながら読んでしまったこと。
    ぐっすり眠れそうよ、おやすみハルキ。

    +12

    -0

  • 222. 匿名 2019/06/27(木) 23:31:31 

    村上春樹読んだことないけど、苦手だわ うざいね!本物はいいのかしら

    +4

    -0

  • 223. 匿名 2019/06/27(木) 23:39:02 

    君がこの続きを書くのもいいだろう。もちろん、書かないのも君の自由だ。
    なぜって?
    それは完璧な美人がいないように、完璧な文章なんてものは存在しないからさ。

    +19

    -1

  • 224. 匿名 2019/06/28(金) 00:06:04 

    >>219
    それはね、形而上学的な麻婆豆腐であって、あくまでメタファーに過ぎないの。
    それが彼女の口から出た最初の言葉だった。
    僕はひどく混乱した。形而上学的な麻婆豆腐?そんなもの、聞いたこともない。
    僕はただ熱い麻婆豆腐を冷えたギネス・ビールで流し込みたいだけなんだ。

    +13

    -0

  • 225. 匿名 2019/06/28(金) 00:26:48 

    その夜、2人は深く交わりあった

    +7

    -0

  • 226. 匿名 2019/06/28(金) 00:32:27 

    2019年の夏のような彼女はやって来た

    +15

    -0

  • 227. 匿名 2019/06/28(金) 00:33:15 

    >>222
    ふむ

    その言葉について彼はしばらく吟味した

    +4

    -0

  • 228. 匿名 2019/06/28(金) 00:40:56 

    続きが知りたい
    僕のブラックコーヒーに思いがけず混ざり込むミルクのように、純白な声が聞こえたような気がした昼下がりのカフェ。

    僕に続きなんてあるのだろうか。あるいは”人生”とは続きなのか繰り返しなのか。一つ言えるのは、あの時も今日の昼も変わらない僕がいた。

    彼女の髪を見つめるだけだったあの日、彼女は何かを持っていた。自分の不甲斐なさばかりに気を取られていた僕は、ピンク色のそれが何だったかなんて知る由も、いや、気にさえも留めなかった。

    やれやれ、今夜は少し考え過ぎたようだ。残りのワイン(偶然にも彼女の生まれた年の)を飲みながらMacbookを開く。僕が今、目の前で見ているこのサイトは彼女が高揚した時の頬のような色をして僕を虜にする。

    …少し飲み過ぎた。視界が横に長くなり頭がぼんやりする。そして彼女の声がまた聞こえてくる…

    その問題なら解決するわよ。きっと。

    +8

    -0

  • 229. 匿名 2019/06/28(金) 00:52:55 

    >>59
    浸っているわけじゃないの。大人のお遊びよ。
    と、がる子は言ったかもしれないし、言わなかったかもしれない。

    +10

    -0

  • 230. 匿名 2019/06/28(金) 01:31:52 

    >>83
    えなりw
    村上春樹風の言葉遣いでコメント・雑談するトピ part4

    +10

    -0

  • 231. 匿名 2019/06/28(金) 01:36:53 

    >>1
    主さん上手い!文才ありますね!!
    かなり雰囲気でてる。
    前半、村上春樹読んだこともなさそうな無知な人たちが寒いやら何やら言ってるけど、気にしないで~

    +9

    -0

  • 232. 匿名 2019/06/28(金) 03:56:54 

    ピコ太郎について語り尽くすことは僕にはできないし、あるいは世界中の誰もそんなことはできないかもしれない。
    彼は突然現れて、突然去って行った。夏の終わりの夕立みたいだった。誰もその事実をうまく飲み込めていない。
    ピコ太郎はいつも両手に何かを持っていた。それは片方はボールペンーーたしかパイロット製だったと思うーーで、もう片方は決まって何か果物を持っていた。
    ぼくが見たときそれはリンゴだった。正確には、リンゴに見えた。彼は何にももっていなかったという人だっている。とにかく僕にはリンゴを持っているように見えたんだ。
    「そのリンゴ、食べないのかい?」

    僕が聞くと、彼はニヤリと笑ったように見えた。そして、僕を見つめながら勢いよくリンゴにボールペンを刺したんだ。そして、こう言った。

    「アッポーペン」

    +12

    -5

  • 233. 匿名 2019/06/28(金) 03:59:46 

    何が何だかわからなかった。けれど、何も言わないのも悪いので「なるほど」とだけいった。
    すると、ピコ太郎はおもむろに、今度はパイナップルとボールペンを取り出してきた。職人のように慣れた手つきだった。そして同じように突き刺した。

    「パイナッポーペン」

    僕は頷き、「なるほどね」と言った。もちろん、何にもなっとくはしていない。今だってそうだ。

    ピコ太郎の両手にはボールペンが突き刺さったリンゴと、それからボールペンが突き刺さったパイナップルがあった。

    「その二つをどうするんだい?」

    ぼくは聞いた。それは無粋な質問だったかもしれない。だけど聞かざるを得なかった。

    彼は再びーーある程度は予想していたがーー両手に持った二つをぶつけ合った。

    「ペンパイナッポーアッポーペン」

    その言葉を二回繰り返した。

    それで終わりだ。この話に続きはないし、それ以上でもそれ以下でもない。ある時期に、僕たちの前にはピコ太郎という男がいた。それだけだ。今でも誰かの前で同じことをしているのかもしれない。ひょっとしたら、ジャスティン・ビーバーの前とかで。

    +15

    -4

  • 234. 匿名 2019/06/28(金) 05:47:32 

    何かに駆り立てられるかのようにネット通販サイトを開き、目の前に現れた白い空間に文字を打つ。「ハ、ル、キ、っと。ああ、見つけた。」画面上にずらりと行儀良く並んだそれらを片っ端からクリックする。少しの哀愁と酒の匂いが漂うピンク色をした空間の中で、皆が僕の知らない事で盛り上がっている。そんなことはとうてい許せなかった。許せるはずもなかったし、もしかしたら許す必要もないのかもしれない。

    +7

    -0

  • 235. 匿名 2019/06/28(金) 07:10:08 

    たとえばさ
    きみの食べているチキンと僕の食べているチキン、どちらに存在意義があるのか問うことと同じぐらいその質問は下らないってこと
    彼女はマールボロメンソールをおもむろにくわえ「あなたは私と議論したいだけなんでしょう?私は今そんな気分じゃないの」と言い放ち、青い煙をくゆらせた
    やれやれ
    ぼくはベッドにもぐり込み、イエスタデイを口ずさんだ

    +7

    -0

  • 236. 匿名 2019/06/28(金) 08:55:30 

    僕は正直に言わせてもらうと、このトピックが採用されたことにとても驚いている。
    それは君たちの何人か-少なくとも野球チームが一つは出来るくらいの人数から-指摘があった通り、長すぎるというのがその理由だ。

    僕は君たちと煮詰め過ぎたブルーベリー・ジャムみたいに濃密な時間を過ごすことが出来たし、その時間は僕をとても素敵な気分にさせた。
    永遠のガールズに乾杯。僕は1人でジンジャー・エールを飲み干した。

    (僕のプラス・マイナスボタンは眠りこけた鈍牛みたいに全く反応しない。だから君たちのコメントにプラスを押すことが出来ない。やれやれだ。
    さらに言うと実は僕は書いてきたいろいろな文の終わりに「笑」という字をつけたくなった、という事を白状しておこう。また長くなってしまった。)

    +27

    -0

  • 237. 匿名 2019/06/28(金) 09:37:06 

    >>236
    主に同じく、僕も僕の文章に突っ込みや、”笑”を入れたい衝動をぐっと抑える事にいささか苦労したよ。春樹の何を言っているの解らない世界観を壊さないためにね。 

    濃密な時間をありがとう。僕もガールズたちに乾杯。
    コーヒー(ブルーマウンテン)だけどね。

    +14

    -0

  • 238. 匿名 2019/06/28(金) 10:11:33 

    >>232
    >>233

    そのコピぺ面白いよね。

    +0

    -0

  • 239. 匿名 2019/06/28(金) 10:49:31 

    目覚めて僕は目を疑った。
    伸びてる。
    過去に発生した時、まるで一つのシチュエーションを
    戯言のように繰返し、やれやれとパスタを茹でるだけの日常。
    そんなループから脱出したように個々がハルキに追い付いている。
    このまま、ハルキを求め続ける冒険は続くのか?
    あるいはいつもと同じようにオルゴールを爪弾いて奏でる
    不協和音に消されてしまうのだろう。

    +9

    -0

  • 240. 匿名 2019/06/28(金) 11:30:58 

    電話が鳴った。僕はガールズちゃねるにいささか夢中になりすぎていたかもしれない。電話はまだ鳴り続けている。
    僕がガールズちゃんねるに夢中になっている間に僕の前から人や物事がことごとく去っていった。ネジ巻き鳥が鳴いている。電話は鳴り止んだ。まるで電話とネジ巻き
    鳥が打ち合わせしてるかのように、、。オーケー続けようじゃないかガールズちゃんねるを。

    +12

    -0

  • 241. 匿名 2019/06/28(金) 11:57:46 

    台風は、いつの間にやら過ぎ去ってしまったのか?
    僕の眠りを妨げることはなかった。
    あるいはまだ到着していないだけで予報を見るのが
    面倒になってしまった僕の錯覚なのだろう。
    最新のニュースが必要だ。
    アイスコーヒーのストローが消えてしまう前に。

    +5

    -0

  • 242. 匿名 2019/06/28(金) 12:02:38 

    >>236
    あら、主ハルキ。おはようの挨拶を忘れてたわ。
    井戸の底でジンジャーなんて相変わらずね
    すごく冷えててさぞかし美味なんでしょ?

    僕にはわかる。彼女はかまって欲しかったんだ。

    +8

    -0

  • 243. 匿名 2019/06/28(金) 12:14:39 

    速報だ。
    俳優の高島忠夫さんの訃報。

    間もなくこのガールズちゃんねるのどこかでトピックが立つ
    あるいは立っている
    あるいは彼女が申請しているのかもしれない。

    お悔やみの言葉はそういった場所で伝えようと思う。
    ここでは、場違いでしかないけれどショックのあまり
    ハルキ達に漏らしてしまった。

    +7

    -0

  • 244. 匿名 2019/06/28(金) 12:33:41 

    主の文章が長すぎる。
    「やれやれ」と僕は言った。
    そして台所に行ってコーヒーを作った。考えてみればとくにコーヒーが飲みたいというわけでもなかった。
    僕は知らず知らずのうちに口笛で「カナディアンサンセット」を吹いていた。
    そして適当にサンドイッチを作って食べた。
    そして冷蔵庫からチョコレート・ドーナツを出して食べた。

    今、お腹が空いていて食べた部分だけ思い出して書いてしまいました。ごめんなさい。

    +5

    -0

  • 245. 匿名 2019/06/28(金) 12:35:44 

    主さんや他の方のプラスの数字がすごいです
    ロムってるだけの方が多いってことですかね
    まだまだ楽しみにしております

    +6

    -0

  • 246. 匿名 2019/06/28(金) 12:53:28 

    その逆ならいいのかしら
    ジョギングしたい人にペペロンチーノを勧めるのはどう?

    ガル子はどうしてもパスタを茹でたいようだ。

    +6

    -0

  • 247. 匿名 2019/06/28(金) 12:58:25 

    (…フホウをお伝え…俳優でタレントの…)

    …フホウ?僕は額の上にかすかに感じた白い光に導かれるように その言葉を反芻した。
    畳んだ洗濯物に囲まれたソファに横たわり、午前にさよならを告げる頃。僕は眠ってしまっていたらしい。

    フホウ…訃報か。
    一段低くした声色でアナウンサーが伝えている。
    聞き覚えのある名前だ。その頃には僕はとうに起き上がっていた。

    昼下がりのミスター・レッドジャケット。彼は。
    僕の幸せだった週末のシンボル。

    +9

    -0

  • 248. 匿名 2019/06/28(金) 13:08:16 

    >>237

    同じことを考える人がいることに僕は少なからず安心した。
    僕の予想以上に、コメントが連日の雨を受けて生長する蔓性の植物みたいに伸びているのには驚いている。
    人々は彼の文体を真似することで何かを得ている、あるいは得ようとしているのだろうか。

    君たちの人生のいろいろな物事--仕事や恋愛、その他名前も無いような様々な物事--がうまくいくといい。心からそう思うよ。

    +9

    -0

  • 249. 匿名 2019/06/28(金) 13:35:46 

    信じられる?
    私ってずっとハルキなんかに興味ないって顔して
    彼を讃える同級生を熱心な羊くらいにしか思ってなかった上
    彼のWikipediaさえも見たことが無かったの。

    ハルキ、あなたって誰なの?
    そうしてやっとわかったのは彼が猫が好きで
    ジャズ喫茶の名前がピーター・キャットで
    関西人だったということくらいなんだけれど
    それでも、ハルキでいてもあるいはハルキぶったハルキで
    いてもいいのかしら?
    悩むことがナンセンスだってハルキなら言ってくれるのかしら

    +6

    -0

  • 250. 匿名 2019/06/28(金) 14:12:25 

    主の1から始まるこのトピックを読んで、僕は唐突に笑い出したい気持ちになった。一人暮らしも長くなると笑い声をあげるのにもためらいはほぼない。ドモホルン・リンクルのコマーシャルで見かけた、綿棒ですくい取るクリームだか美容液だかの、最後の1回分くらいしかない。それが多いのか少ないのか、男である僕には正直わからないのだが。僕の笑い声は僕以外誰もいない、この住んで4年目になる2DKのアパートの壁に吸い込まれていった。二人がけのソファとローテーブルが精一杯の居間、ほぼベッドが占領している寝室、引越しをする友人が譲ってくれた小さなテーブルのあるダイニングと気持ちばかりのキッチン。それが僕の住んでいる部屋のすべてだ。貰い物のテーブルの隅には[G・C]と小さく、しかし思いのほか鋭い書体でイニシャルが彫ってあった。それがどういう意味を持つのかは友人に聞いてみないことにはわからない。しかしその友人は引越してしばらくした後、煙のように消息を絶ってしまったらしい。僕はテーブルにつく度、彼の煙のような失踪と[G・C]というイニシャルの関連について考えずにはおられず、その思考を止めるため、コーヒーカップを[G・C]の上に置く癖が付いてしまった。[G・C]とは一体なんなのだろうか

    +5

    -0

  • 251. 匿名 2019/06/28(金) 14:29:25 

    >>1
    のプラスの数w
    ガチなハルキストはこれに肯定的なのかが疑問だ
    しかしネタ職人のエセハルキに否定的ではないということだ。
    少なくともそれはわかった。
    オーケー、飽きるまで一曲のジャズを聴き込む耳みたいに続けよう。

    +10

    -0

  • 252. 匿名 2019/06/28(金) 15:35:20 

    「わからないわ」
    彼女はペスカトーレの上で憂鬱そうにしている海老みたいにひどく混乱しながら言った
    そんなこと、潜水艦が海の深い深いところで舵を取るのと同じくらい簡単なことさ
    彼女はますます混乱した口ぶりで言った
    「麻婆豆腐って何なのよ?わたしが潜水艦になってもきっと海の深いところまでは行けないわ」
    簡単じゃないか、君が君でいる必要はないってこと
    パチン オフ「合わせればいい」
    僕はレモン・スカッシュを飲み干し(僕がレモンの苦味が苦手な事を彼女は知らないようだ)ベッドにもぐりこんだ

    +9

    -0

  • 253. 匿名 2019/06/28(金) 15:47:36 

    やれやれだ
    台風の訪れと共に僕の家のビッグ・マンが玄関を開けた
    「やけに早いじゃないか」
    それは僕の世界が終わるってこと
    耳をすますと僕に忍び寄るもう1つの影がランチ・エプロンと薄汚れた上靴を持って玄関を開けた
    空に目をやると嘘みたいな青空が広がって、僕をおそろしい闇へと包み込んだ

    +9

    -0

  • 254. 匿名 2019/06/28(金) 17:21:38 

    スーパーで食材(あるいは悪魔のみたらし団子)を手に取った瞬間、僕はまるで昔観た映画を逆再生しているかのような不思議な感覚に包まれた。早足で家に帰り夕食を済ませ団子を飲み込み布団に潜る。「あなた2カ月前から毎晩団子食べてない?ちょっとナンセンスよ」僕は母に言われた言葉を忘れるために、熱い湯をカップラーメンに注いだ。

    +9

    -0

  • 255. 匿名 2019/06/28(金) 17:22:39 

    この事態に対し僕が考察すべきことがあるとすれば
    TERU民と呼ばれるようなGLAYのファンでもなんでもない人々が
    大喜利をやりたくて集うような現象に近い。

    これをガルキストと呼ぼうと思う。

    +7

    -0

  • 256. 匿名 2019/06/28(金) 22:20:25 

    「あるいは」彼は言った。
    「ガルキストとは、有象無象を思いつく限りのあらゆる言葉でまくし立てるようなことに楽しみを見出しているだけなのかもしれない。それがよいことなのか、悪いことなのか僕にはわからない。
    ただひとつ言えることは、そんな僕も君も立派なガルキストだということさ。」

    +6

    -1

  • 257. 匿名 2019/06/28(金) 22:41:15 

    ハルキストがたむろしてる喫茶店でも言ってくれば?笑

    +3

    -2

  • 258. 匿名 2019/06/28(金) 23:32:42 

    >>230
    だって
    こっちより繁盛してるじゃないか

    村上春樹好き ハルキスト大集合!
    村上春樹好き ハルキスト大集合!girlschannel.net

    村上春樹好き ハルキスト大集合!村上春樹好き=ハルキスト大集合! 村上春樹作品について語りましょう!

    +6

    -0

  • 259. 匿名 2019/06/29(土) 00:54:54 

    「恋はみずいろ」がかすかに聞こえる。

    「あなた、糖質ダイエットは知ってる?」
    彼女のこの唐突な質問が、僕のなにかをほんのすこし動かした。
    「なにダイエットだって?」
    「気を悪くしたならごめんなさい。私も詳しいことはわからないの。情報が少なすぎるわ。それに、詳しく知ることはあなたにとって危険なことかもしれない。それでも知りたいと思う?」
    「そうだね」
    「じゃあまず、私たちはお友だちになるところから始めましょう。それも、とびきり親密なお友だちに。」
    こうして僕らはとびきり親密な友だちとなった。

    あの時の彼女の警告を、僕はもっと真剣に考えるべきだったのだ。
    彼女は去り、いま僕はパスタを茹でている。
    やれやれ、いったいどうなっているというんだ。
    僕はこれからどうするべきなのだろう。

    +9

    -0

  • 260. 匿名 2019/06/29(土) 03:58:34 

    「ねえワタナベくん、村上春樹の真似をするとなるとなぜみんな決まってやれやれ、と言い出すのかしら。そんな台詞1ページに2度も3度もあるわけじゃないわ。ソーダ水の泡みたいに底なしに言ってるわけじゃない。」
    「そう思う。」
    僕は答えた。
    「しかし、人の記憶に残るのはいつだってそういうものなんだ。彼らにとって小説のすじなんてハンバーガーについたピクルスみたいなものさ。
    つまり、彼らが村上春樹の小説について思い出せることは、エキセントリックなガール・フレンド、たびたびかかるリッキー・リー・ジョーンズ、ジョニー・B・グッド、あるいはパンケーキをコカ・コーラに浸して食べるような描写、それだけさ。わかるかい。」
    わからないわ、と彼女はちいさく呟いた。わたしにはわからない。
    僕はグラスに1センチばかり残ったウイスキーを飲み干した。彼女は部屋を出て行った。雨の日に消えた猫のように、ひどくささやかな足取りだった。
    そしてその後長い沈黙を僕へ寄越した。
    「やれやれ。」

    +12

    -0

  • 261. 匿名 2019/06/29(土) 05:09:05 

    それはまるで雷に打たれたかのような衝撃だった。僕はムラカミハルキのことを十分によく知っていると思い込んでいた。
    しかし、彼が男性であり作家であり猫とジャズをこよなく愛していること以外、何を知っているというのか。
    懐かしい彼との日々はもはや15年ほど昔のことだ。
    彼はいまいったいどこにいて何をしているのか、僕は何も知らない。

    そこですぐさま図書館へ行って彼のことを調べたい衝動に駆られたが、そのときの僕はテニスシューズを片方だけ洗ったところだった。

    オーケー、まずはテニスシューズを両方とも洗おう。その後のことは、洗い終わってから考えればいい。
    時間はたっぷりある。

    +9

    -0

  • 262. 匿名 2019/06/29(土) 11:46:25 

    >>258
    だからとはいえ、ここにこのトピックを貼り付けようなんて
    そんな世界の終わりの日みたいな暴力的な衝動に取り憑かれた
    馬鹿げた妄想は彼女のだんだんプラスが少なくなってくる
    淋しさとともに薄れていった。
    しかし、何かが変わるのか?
    この胸の疼きこそが大切な「何か」を知る為の何かだとしたら
    何かなのだろう。

    +4

    -0

  • 263. 匿名 2019/06/29(土) 17:17:08 

    やれやれ。結局のところ、君たちが何を言っているのか理解できないのがこの僕だ。

    +9

    -0

  • 264. 匿名 2019/06/29(土) 17:40:17 

    主が一つのミスに気が付いていたとしたら
    それは雑談というカテゴリーで、いつもなら
    「今日、誕生日なの」という女の子が現れたときに
    バースデイケーキの画像をサッとスマートに上げてくれる。
    そんな魔法使いみたいな誰かを想定していないって事なのだろう。

    +8

    -0

  • 265. 匿名 2019/06/29(土) 17:46:28 

    >>264
    ふうん。それはどうかしら?
    私はアイスクリームがいいの。
    スーパーカップのマンゴーと杏仁豆腐のやつよ。
    間違っても麻婆豆腐じゃないわ。
    もし、そのアイスクリームを誰かが差し出してくれるのなら
    もう一度、信じてみようと思うの。
    だって、いつか忘れたけれどいつか同じことがあったから。

    +4

    -0

  • 266. 匿名 2019/06/30(日) 17:40:28 

    >>1
    彼女にこう伝えるといいわ。
    トピックは割りと適当に立てた方が採用されるの。
    自信満々で立てると、やれやれとつぶやきながら
    タピオカに八つ当たりする事になるのよ。

    +6

    -0

  • 267. 匿名 2019/07/01(月) 00:06:43 

    >>266
    きっと彼女はこう答えるだろう。
    「これまでこんなに情熱を傾け続けてきたものを適当になんて出来ないわ。たとえ無駄に終わるものだとしても。私なりのルールに忠実に則ってトピックを申請する、これは息をするように、私の生活の一部なの。」
    やれやれ。世の中には実に色んなタイプの女の子がいるものだ。

    +5

    -0

  • 268. 匿名 2019/07/01(月) 01:11:45 

    「ハルキスト?」そう呼ばれるのは心地よくない。
    もし名付けるなら村上猫軍団はどうだろうか。

    「作家さん?」それが一体どんな職業を指しているのか僕にはすぐ思い出せなかった。
    耳の奥でザーっと言う音が聞こえた気がした。
    もうすぐあの奇妙な鈴が鳴る時間だ。

    +1

    -0

  • 269. 匿名 2019/07/01(月) 09:01:38 

    >>242

    返信が2日後になってしまったことは申し訳ないと僕は思った。
    君がまだここに居るのかはわからないが、おはようの挨拶をしておくよ。

    シダ植物の繁茂する時代から地下に眠り続けたみたいに冷えたジンジャー・エール。誰にも邪魔されずにそれを飲む、こんなに素晴らしいことは無い。

    (実を言うと僕はジンジャー・エールという飲み物を飲んだことがないし、それがアルコール飲料なのかソフト・ドリンクなのかどうかすら知らない。)

    +4

    -0

  • 270. 匿名 2019/07/01(月) 11:28:25 

    >>268
    君がこの名前を出すには訳がある。南北朝時代、そして
    関ヶ原の合戦以降解体を促進された我らが海の軍がザザーという
    波の音と共に甦ったのだ
    しかし、その名は伏せておこう。
    村上猫軍…それでよい。

    そして明後日は「蝕」が起こる。
    どうしても想いを馳せずにいられないのは
    同時に麒麟が呼ぶあちらの国、十二国の事だ。
    あの頃、僕は息をつかせぬ程のスピードで
    そのホワイトハート文庫と呼ばれる美麗なイラストで装丁された
    あの物語りに夢中でのめり込んだ。
    作家と呼ばれる人は、なかなか続編を出さず待ちくたびれた。
    そして、僕は、忘れた。

    しかし、ある日その小説の新刊が出るとGCと呼ばれる掲示板の
    トピックで知った。
    仲間にも沢山、巡り会えた。
    ここに、あの男を知る者たちはいるのだろうか?
    僕の話はひどく一方的で得意分野しか語らないオタクそのものだ。
    やれやれ。
    あの男、カピバラが着物を着たような彼との邂逅を楽しみにランチに出かける。
    いつもの店の麻婆豆腐だ。

    +2

    -1

  • 271. 匿名 2019/07/01(月) 17:55:16 

    >>269
    あら、また会えるなんて驚いたわ。
    ジンジャーエールを知らないならそれは
    カルアミルクも知らないって事よね。
    私、自分が若くないと知ったばかりの女だけれど
    いつか、タピオカだって過去の飲み物になるの。

    サヨナラ。いつか、あなたも大人になればわかるわ。

    +2

    -0

  • 272. 匿名 2019/07/01(月) 20:43:11 

    あいにく傘はもっていないんだ。
    無音テレビの映る薄暗いカウンターの向こう側にいる彼女に、僕は言った。
    さっきまでボブディランがラジオで流れていたというのに!
    「それじゃあ、ジントニックを2杯。ライムをうんと絞ってね」
    雨が降る少し前に二人の間に起ったことを忘れてしまったかのように彼女は言った
    あるいは、本当に覚えていないのかもしれない。
    それでいいのだ。薄汚れた路地のトタン屋根の下で雨宿りをする痩せた雄猫みたいな僕は、
    彼女の記憶にとって取るに足らない空白のページと同じなのだ。
    「取るに足らない出来事なんて、この世にはひとつもないのよ」
    ライムの皮を僕のグラスに移しながら、彼女は微笑んだ。
    オーケー、彼女の勝ちだ。

    +3

    -0

  • 273. 匿名 2019/07/01(月) 22:14:45 

    ピコ太郎の人うますぎる笑

    +2

    -0

  • 274. 匿名 2019/07/01(月) 23:35:51 

    「村上猫軍団?
    すてきね、まるで春の日のこぐまみたいにのどかだわ」
    彼女はまるで新品の消防車のように真っ赤なマニキュアを塗った長い爪で、器用にピーナッツの殻をむきながらそう感想をのべた。
    冗談じゃない。そんなのまるでどこかの猿回し団体みたいじゃないか。
    せめてねこをひらがなにすべきなんだ。あの無邪気で蠱惑的なやつらの可愛らしさは、ひらがなにしてこそ最大限に表現できるものなんだ。どうしてそれが彼女にはわからないのだろう。

    +2

    -0

  • 275. 匿名 2019/07/02(火) 03:33:28 

    1969年。そう、僕は60年代のことを書きすぎていた。ハルキストと呼ばれた彼らが生まれたのは70年代80年代であり、おそらく僕が描いた音楽の半分も理解しなかったことだろう。だが、時代は変わりつつも主人公の周りに常に美女は現れる。それも、突然に、だ。主人公には何の取り柄もないが美女に囲まれると言う設定は崩してはなるまい。僕はこのまま2019年という年を突き進んでいくべきか、それともタイムスリップしていくべきなのか考えている。彼らもそうだ。

    +2

    -0

  • 276. 匿名 2019/07/02(火) 23:42:22 

    もうこの部屋には誰もいなくなってしまったのかい?
    僕がここにたどり着くのがちょっとばかり、遅すぎたようだ。
    やれやれ、いつもそうだ。スパゲッティを茹で始めると同時にチャイムが鳴る。そして、郵便物にサインをしている間に、そっとスパゲッティの食べ頃は音もなく過ぎ去ってしまう。

    +6

    -0

  • 277. 匿名 2019/07/03(水) 00:12:16 

    >>276
    誰もいない部屋。夜のうちにそっと花を開き繁殖を進める月下美人のように、ほんの僅かな、人のいた気配。
    まもなく電話が鳴るだろう。そしてまた僕は井戸の中に引き込まれることになるのだろう。
    ささやかなスパゲティの死を憐れむ間もなく。

    +4

    -1

  • 278. 匿名 2019/07/03(水) 12:53:34 

    >>230
    「だから、もっと画像職人が必要だって言ってるじゃないか」

    +2

    -0

  • 279. 匿名 2019/07/03(水) 18:55:40 

    >>270
    うん、十二国記の新刊を待つのを考えると
    ハルキストが発売前に本屋に並ぶ気持ちが理解できる

    +1

    -1

  • 280. 匿名 2019/07/18(木) 02:37:47 

    僕は村上春樹の小説をあまり読んだことがない。読んだことがない、というのは語弊があるが、羊シリーズは三冊、あとはくだらない数冊を読んだ。
    最初の時点からさっぱり意味がわからなかったし、僕がよく覚えてるのは確か三冊目の後半、なんの脈絡もなく羊男とかいうやつが出てきたときだ。
    察しのいい人ならわかるかもしれないが、その小説は僕にとって三冊目の村上春樹だった。
    僕は意味がわからなくて一冊目と、二冊目、あと三冊目を羊男が出てくるまで、もう一度サラリと読み返してみた。
    けど、やっぱり羊男なんて、そんな伏線もなにも出てこなかった。
    それでも無理やり読み進めた。
    そして読み終わらせた。
    そして僕はそれから村上春樹を読んでいない。

    だから今書いてるこの文章がただ長いだけでちっとも村上春樹ではないことは、僕もわかっている。
    けど、書かせてくれ。
    そしてここまで読んでくれた方々に感謝を述べたい。ありがとう。

    +1

    -0

  • 281. 匿名 2019/07/22(月) 13:03:30 

    太ったピンクのスーツの娘は言った。
    「あなたがこのトピックを申請してからもうすぐ一月がたつわ。ねぇ、時間が過ぎるのってとても速いと思わない?ギリシャ神話に出てくる神様みたいに」

    僕は言った。
    「わからないな。速いかもしれないし、遅いかもしれない。時間というのは、靴の裏にへばりついたガムみたいに自由に伸び縮みするものなんだ。」

    「主であるあなたがこのトピックを締めるべきだと思うの。あなたがドアを開けてそのドアをあなたが閉じる。それって当然のことだと思わない?」

    「僕が開けて、僕が閉じる。---ふむ」
    僕は唸った。
    「オーケー、あるいはそうかもしれない。
    多くの人々がこの部屋を訪れた。ロッシーニの『泥棒かささぎ』の流れる、とても居心地の良い四角い空間だ。人々は訪れ、そして去っていった。ある者は素通りし、またある者はコメントを残して。

    ハロー、グッバイ。また僕は、このトピックのパート5を申請するだろう。
    それにはタイミングが大切だ。近すぎてもいけないし、遠すぎてもいけない。わんこそば屋で働く熟練のおばさんの動きみたいに絶妙なタイミングで申請しなければ、採用はされないだろう。

    僕の申請は、あるいは採用されない--つまりそれは管理人に対する敗北を意味するわけだが--かもしれない。
    その時は君たちの誰かが申請してくれることを心から願うよ。
    そして、いくつかのコメントにあるように文章は簡潔にしなければならないだろう。」

    「少なくともこの文章の8分の1くらいにはね」

    「やれやれ」
    僕はため息をついた。

    +1

    -0

  • 282. 匿名 2019/07/22(月) 22:35:54 

    間に合ったみたいね。
    あと、ダンス一曲分は、一緒にいられるわ。
    誰も私たちの事なんて覚えてない。
    あるいは、忘れられた私たち。

    でも、もしもここが閉ざされる前にあなたに会えたら
    ピンクのドレスの画像を貼って見せて。
    きっとサイズはピッタリだから。

    +0

    -0

  • 283. 匿名 2019/07/22(月) 22:56:01 

    2019 7月だった。
    色んな出来事がありすぎた。
    そして、僕らは別れた。
    もう、会いに行くのをやめようと誓ったのは
    今年の始めだ。何気ないいつもと同じ
    ハッピーニューイヤーと共に伝えたけれど、確信犯だったのさ。

    あれをラストメッセージにするつもりだった。
    君の事だから僕が永久に君にイカレて夢中で、何があろうと
    君を愛してると自惚れているだろう。
    残念ながら、この夏、僕はすっかり大人になって
    もう、あれほど魅力だった君も、古びたプリンアラモードの
    食品サンプルみたいに、懐かしさしか感じないんだ。
    黙ってここから去るよ。

    恋はいつか、終わる。このトピックも同じにね。

    +1

    -0

  • 284. 匿名 2019/07/23(火) 20:36:58 

    >>283
    言いたいことはそれだけ?私だってニューイヤーもバースデーも
    もちろん、クリスマスだってGCでメッセージしあって、そんなの
    最悪!もう、今年こそ、卒業。そう何度も誓ったわ。
    あの頃は寝ても覚めてもトピック申請のネタばかり考えて、
    これぞ恋患い。サンドイッチも喉を通らなくてリンゴを齧ったわ。
    でもね。なんやかやあなたはGCから抜け出すことは出来ないの。
    多分、part3に居るわ。これは予言よ。

    +0

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  • 285. 匿名 2019/07/24(水) 10:36:30 

    >>282
    やあ、また会えたね。嬉しいよ。
    ピンクのドレスについて僕は2晩考えてみた。
    ---ピンクのドレス。
    それはガールズ・ちゃんねるのメタファーかもしれないし、あるいはこのトピックに漂う目に見えない何かのシンボルかもしれない。
    よくわからないな。

    とりあえず僕は引き出しの奥からマーカーを引っ張りだしてきて、紙の上でいろんな形を描いてみた。紙はカレンダーの裏側だ。
    マーカーは長年仕舞いっぱなしだったにもかかわらず、それの描く色は買った時と同じに見えた。僕にはそれが、何時間も待っていた恋人からの電話を耳に当てた時の女の子みたいにいきいきとして見えた。

    絵を描くのは何年ぶりだろうか。学生時代、教科書の隅に教師の似顔絵を描いて以来かもしれない。
    僕はピンクのドレスの絵を描いてみた。

    こんなドレスだ。
    村上春樹風の言葉遣いでコメント・雑談するトピ part4

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