ガールズちゃんねる
  • 56. 匿名 2013/01/18(金) 23:10:50 

    パニック障害でした。
    (今は克服しています(^-^))

    高2の時にバセドー病、大学に通っていた時にパニック障害になりました。

    私の場合、一番最初に異変を感じたのは美容室でした。いつもは平気なのになぜか首回りのタオルとクロスが気になって…息苦しく感じました。そのうち動悸が激しくなって手汗をかき、手足と頭と口の痺れ、気持ちが悪くなる、その時はそのまま白目をむいて気絶したそうです。もともと貧血持ちだったので、その時は貧血かな…と思ってました。

    でもその日からありとあらゆる物がどうしようもなく気になり始めました。例えば玄関から一歩でると、空の色、雲の動き、葉っぱの音、車の音や動き、鳥、わずかなにおいでもその時のものすべて気になってしまうんです。気になりだすと…具合が悪くなり、動悸、息苦しさ、手汗、痺れ、気持ちが悪くなる、自分はこのまま逝ってしまうんじゃないかと…毎回これが当たり前になってました…。どこに行くにも大変でした…行った場所では必ずトイレの場所を確認しないと安心できなかったです。電車ももちろん…地獄でした。この狭い空間に人がたくさんいる…気になる…具合が悪くなる…吐きそう…トイレがない…みんなに迷惑かけたくない…変な目で見られたくない…大丈夫。大丈夫。落ち着けば大丈夫だよ私…と必死に自分に言い聞かせるのが日常になってました。ひどいときは家から一歩も出れませんでしたし、車も乗れませんでした。

    周りは理解ある人ばかりではなく、友人も信頼もたくさん失いました。家族の理解も得られませんでした。私の家族も『鬱なんてただの甘えだ!』という考えだったので…。友人だと思っていた人にパニック障害なんて嘘つき、注目を浴びたいだけのくせにとも言われました。

    それでも彼氏だけはきちんと理解をし、どこにも出掛けられない私をずっと支えてくれたんです。そして…2年後、彼氏に勧められやっとの思いで病院に行きました。最初は本当にこわかった…なんて説明すればいいの?…笑われないかな?…看護師さん私を見て笑ってる?…先生にすべて否定されたらどうしよう…と。でも、行って本当に良かった。みんなの対応も優しかったし…なにより、自分の症状はこういう病気なんだときちんと分かることができたから。気持ちがすごく楽になったんです。薬を処方してもらい、数年治療しました。そのあとは薬を飲まなくても大丈夫にまで良くなり、念願の仕事にもつけました(^-^)理解してくれてずっと支えてくれた彼氏とは今年の秋に結婚します。本当に感謝してもしきれない。

    だから悩んでる人一人でも多くの人に…とりあえずゆっくりでもいい、病院に行くっていう選択肢も入れといてほしい。急がなくてもいい、理解してくれる人を一人でも見つけて助けを求めるのもいい、いないのなら私がいくらでも話を聞くよ。私が理解者になる。だから一人で苦しまないでほしい。

    もし薬の治療に抵抗があるなら、聞くのもいいしネットで調べれば副作用も全部分かるから。今はいろんな治療法があるから自分に合った治療をゆっくりでもしてほしいです。

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