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優しい嘘をついてください

105コメント2024/04/26(金) 14:26

  • 62. 匿名 2024/04/25(木) 23:39:04  [通報]

    >>1
    ぼくのこころにひびいたことばは、「おとうさんはちょっととおいところでしごとをすることになったから、おかあさんとげんきにすごしてね。」です。そのときぼくは二さいでした。とても小さかったのでちょくせついわれたのはおぼえていませんが、いってくれたときのどうががおかあさんのスマホにいまでものこっているので、すきなときにきくことができます。

     このふつうにおもえることばがぼくのこころにひびいたりゆうは、じつはこれがおとうさんがついたうそだったからです。このことばの一しゅうかんごに、おとうさんははっけつびょうでしんでしまいました。そして、このことばをおとうさんがのこしたのはびょうきがわかってにゅういんした日でした。おとうさんは、あえないあいだにぼくがかなしまないように、わざとうそをつきました。うそはふつうよくないけど、これは、おとうさんがぼくのためについてくれたやさしいうそだとおもいます。このことばをどうができくと、おとうさんにあってみたくてすこしかなしいきもちになります。でもかなしいだけじゃなくて、かなしませないようにうそをついてくれたおとうさんのやさしさをおもって「がんばろう!」とおもえます。おとうさんがしんでしまったことはしっているけど、おとうさんのうそがほんとうになって、いつかよるおそくにドアのまえで「ドアをあけて。かえってきたよ。」といっているおとうさんにあいたいです。こうおもえるのも、おとうさんのやさしいうそのおかげです。
     ぼくからおとうさんにつたえたいことがあります。「おとうさん、うそがばれてるよ! だってまわりにびょういんのどうぐがいっぱいあるし、おとうさんがよこになっているし、めからなみだがちょっとだけでているし、こえがさびしそうだから。」でもぼくは、だまされているふりをしつづけようとおもいます。
     おとうさんがやさしいうそをついてくれたおかげで、ぼくのこころはつよくなれています。これからもおとうさんのことばをまもっておかあさんとげんきにすごしたいです。おとうさん、やさしいうそをありがとう。
    第12回 日本語大賞 文部科学大臣賞 受賞作品(全文) : 日本語検定 : 読売新聞の取り組み : 読売新聞教育ネットワーク
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  • 100. 匿名 2024/04/26(金) 09:37:24  [通報]

    >>62
    AIアシスタントによる要約

    このお話は、お父さんの愛情深い言葉が、お子さんの心に深く響いたというエピソードです。

    お父さんは、自分の病気がわかって入院した日に、お子さんに「ちょっととおいところで仕事をすることになったから、お母さんと元気に過ごしてね」という嘘をつきました。この嘘は、お子さんが悲しまないようにという、お父さんの優しい気持ちから出たものでした。

    お父さんの優しい嘘は、お子さんの心を強くすることになりました。お子さんは、お父さんの嘘を守るために、お母さんと元気に過ごすことを決意しています。

    このエピソードは、親の愛情の深さと子の強さを感じることができるお話です。
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