ガールズちゃんねる
  • 647. 匿名 2024/04/28(日) 09:06:48 

    >>642
    元の流れとちょっとずれちゃうけど、
    「なにがあっても人の命を奪ってはいけない」を過酷な状況下で貫いている二人は、尾形にとって直視できない存在だよね。おっ母のために殺鼠剤使った尾形は全否定されてしまう。ただそれは根底に、尾形自身が間違いだったって認識があって苦しんでいるからで。

    鶴見中尉は、道理があれば殺人を肯定してくれる人だったから傍にいて都合よかったのかな。鶴見中尉を肯定していれば自分の行いも肯定される。でも、結局鶴見中尉の言うことが上っ面だと気付きそうになったから耐えられず離れて、自分の野望を果たす・鶴見中尉に約束を守らせるための実力行使にでた。

    尾形が誑しこみに拘ってるのかは読み込めてないんだけど、尾形の周りには愛に翻弄されて身を焦がした母や、愛で人を翻弄しようと企む上司がいたから、承認欲求の満たし方や他人の行動原理が「誑す、誑される」の2択になっちゃってたのかなぁ。

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  • 1302. 匿名 2024/05/08(水) 20:51:57 

    >>647
    最期は勇作殿が尾形のお供をしたようにも見えます。
    涙を流しながら尾形を抱き締めて「きっと分かる日が来ます」と言った通り、尾形が自身の罪悪感に気がつくのをずっと見守ってくれていたのだと感じます。
    その答えにたどり着いた尾形に温かい言葉をかけて、最後は一緒に尾形を撃つ事で勇作殿も自らの手を汚し、尾形がずっと望んでいた、“尾形と勇作殿の違いはない”を現実にして、どこまでも寄り添ってくれたのだと思いました。

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