【雑談】長文で雑談するトピ【長文歓迎】

十代の。
当時で思えば統合失調症、或いは十代のそれ…で片付けてしまえばそれですが。
当方は、十代特有の精神疾患持ち、でしたが、幻覚は小学生低学年の頃からありました。
今思えば、十代のそれ、で片付けられる奇怪な幻覚なのですが、
確かに、私の妄言は、妄言ではなかったのだな、思い返せばそんなことを言っていたな、と吐き捨てるものではありましょう。
十代の思春期はとても多感で、見えない物が見える、と言うのもありましたでしょう、しかしそれは、精神医学的には“妄想の気”“精神疾患の一部”で片付けられます。
私も、思い起こせば十代の頃は随分精神疾患を患っておりましたので、自分の見える物が妄想の産物であるのに現実なのだと、高校に入る頃には思っていました。
それでも私は確かに、見たのです。

私は確かに当時は自分でもはっきりと分かる程精神疾患を患い、今でも心療内科のお世話になっておりますが。
自分自身、当時の自分はおかしいな、と思える具合です。
でも見えたんです、と言うか、居たんです、普通に歩いていると言うかか。

私の通っていた高校は、所謂霊的な物が多い、らしい、と聞かされてました。
最初は、保健室でした。
そこの窓の外から、見てる人とが居ました。
保健室は2階なんです。
だからって気にしませんでした。
次は教室でした。放課後、友人達と話して居ると、もう一つのグループ、が居まして、互いにそれぞれ話していました。
私達のグループが後ろの方に居て、もう一つのグループが黒板前の方に居ました。
ガラリと後ろのドアーが開き、
「嗚呼、そのグループの子達の一人が委員会終わって来たのかな？」と私も、友人も思いました。
私の妄想ではなく、もう一人の友人も確かに「後ろのドアーから入ってきた」と言いました。
なのに、「誰も来てない」と言われました。
確かに見たんです。私以外にも。
後ろのドアーを開けて、歩くその姿を。
「え？居たよね？入ってきたよね？」
「うん…多分入ってきたと思うんだけど…」
とその日はお開きになりました。

それからです。私が霊が見える、と言った妄言が事実なのだと友人間で認識されたのは。
本当に、保健室では見たんです、
窓の枠から覗く顔を。
だからって私は何もしません。

時は流れて、私には十代の子供がいます。
私程の精神疾患、自傷他害はありませんが、随分と妄想の気があります。
母の私は言います。
「霊現象は言うな、頭がおかしいって思われるぞ」
「精神科にぶち込まれたいのか」
「ぶち込まれたら最後、出て来れんぞ」
……そう、言います。