女性専用車両に乗ってくる男性

「男が女をターゲットにする」のが性犯罪の殆どを占めていて、逆はほぼないという不動の事実がある以上、女性専用車両を設置してようやく女性が置かれている理不尽な立場が少しは守られるようになったと認識するのが妥当。ここで女性専用車両が導入された経緯を無視し、表面的な条件に囚われて「男性専用車両を導入してようやく男女平等」というのは、あまりにも楽観的観測に過ぎるし、性犯罪者（及びその予備軍）の男を利する結果になる。
男性専用車両が実際に導入されたら、あっという間に「性的暴行okの無法地帯」と化すだろう。男は男の性犯罪に激甘だから、男性専用車両に女性が引き摺り込まれて性的暴行が行われていても、周りの男は「臨場感あふれるレイプもの痴漢もののAV」として楽しんで見ているだけだ。男は性欲に囚われれば倫理観なんて吹き飛ぶし、そもそも女を消費可能なモノとしか認識できない。男は女を人間として認識できない。女は男を人間として認識できるが、その感覚を基準にして男をとらえたら判断を間違う。
男に理性や性善説や紳士的な対応を期待してはいけない。それらを兼ね備えた者も確かに存在してはいるが、居たら居たでニュースや美談になるくらい希少。男の殆どを占める普通以下の男は野蛮で、性に関しては人間の価値観を有していないと思っていた方がいい。
女性専用車両の議論に「男女平等」という物差しを持ち込むと、女性が更なる不利益を被る。