心霊雑談パート6

昔私が別トピに書いたものでコピペですが。

8年前の不思議な話です。

当時大学生だった私には7歳上の兄がいて
お互い山好きだし仲が良く一緒に登山もしてました。
でも兄は仕事の関係で遠くの地方に赴任してしまったので一人で登るようになりました。
ある日、いつものように登山を開始した私。
途中の小屋で休憩をとり、尾根伝いに進み始めたその時、明らかに軽装の女性が前方を歩いているのが見えました。違和感を覚えて心配になった私は女性の後ろをついていきます。
どこまで行くのか・・・？
また一歩踏み出したその時、
「何やってるんですか！？危ないでしょう❗」
後ろからいきなり腕をつかまれる私。
ハッとして振り返ると、
「え！？○○じゃん。」
何と腕を掴んだのは兄でした。
「お前何やってんだよ・・・死ぬつもりか・・？」
「いや女性が気になって・・・」
「はぁ？お前一人でルートから外れて歩いていくから心配になってついてきたんだぞ？」
私は絶句しました。前を歩いていた女性は忽然と姿を消すどころか、私自身ルートを外れ崖の近くまで来ていたのです。
兄が声をかけてくれなかったら、滑落していたかもしれませんでした・・・。

私に見えていた女性の正体も謎ですが、
遠くにいるはずの兄も偶然この山に登山に来ていたという不思議な話です。