ガールズちゃんねる
  • 313. 匿名 2024/03/25(月) 20:27:47 

    ホンマの話

    シヅ子の人生で「ボンボン」で「音楽好き」で「かっこいい」人が
    三人登場する。役名でいうと、①林部長 ②松永さん ③愛助
    ①林部長はドラマでは音楽関係ないおっさんになり
    ②松永さんには史実通りフラれ
    ③愛助も当然亡くなる。
    つまり、フラれたり亡くなった人はそのまま描写され、
    付き合い長く、かっこいいままの人は思い切り改変された。
    ここに脚本家の趣味が出てると思う。

    ◎林部長について
    スズ子の入団を許可した林(松本)部長は、当時20代後半。
    東京出身、家族全員クリスチャンで立教中学から東京音楽学校卒。
    実家は「松本ピアノ」といって、戦前ヤマハとならぶ
    有名な国産ピアノメーカーだった。
    お店を銀座に構え、のちに社員だった山野さんという人が引き継ぎ
    いまでも山野楽器として営業してる。
    東京音楽学校卒業後、宝塚少女歌劇団に入団。次に松竹に入り
    笠置シヅ子の強迫面談に負けて入団を許可する。
    シヅ子は林部長にクラシックの基礎をたたきこまれたが
    ジャズは自由に歌っていいよといわれ、才能が開花した。
    林部長は松竹の60名規模の管弦楽団も率いた(服部良一はオーボエ担当)
    服部や作家の山崎豊子の回想

    戦後は、シヅ子の舞台で服部とともに音楽監督を務めてる。
    つまり長きにわたって音楽の縁があった人。
    なによりOSKの代表曲である「桜咲く国」の作曲者である林部長。
    でもあんまりかっこよすぎて、ドラマではおじさんにされてしまい
    しかも音楽無関係の人になってた笑

    中央:林(松本)部長35歳

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