「ヤブ医者」「金のため」コロナ禍に誹謗中傷投稿、発信者特定し賠償命令も…忽那賢志・阪大教授「泣き寝入りしたら後進も被害」
416コメント2024/02/19(月) 01:20
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204. 匿名 2024/02/04(日) 10:30:29
>>1
誹謗中傷した人で多いのは、いわゆる「社会的弱者」
—— そして、刑事告訴や民事訴訟の提起を行いました。どういう基準で戦う相手を選んだのですか?
特に度が過ぎているものを弁護士さんに選定してもらいました。50人弱ぐらいです。その人たちのアカウントについて、まず住所・氏名の開示請求を行って、全て裁判所で認められました。その人たちに謝罪と損害賠償を請求し、20人弱は謝罪に応じました。
全く反応がなかったり、「俺はやっていない。そんなアカウントは知らない」というパターンの人もときどきいますが、時間をかけながら対応をしています。
あとの10人ちょっとは民事裁判で争うつもりで弁護士を立てるような人です。その人たちの反論も私の言い分とは噛み合っておらず、私は誹謗中傷について問題にしているのに、向こうは「中国の武漢ウイルスが~」など、陰謀論を語ってくる。だから話が最初から噛み合わないのですね。
——どういう属性の人かはわからないですか?
実はやり取りをしていく中で、「私はこういう者なので、謝罪はしますがお金は払えません」と言ってくる人は結構います。たとえば、「私は精神障害者で収入もないので払えません」とか、「生活保護の受給者なので払えません」「引きこもりで働いていないので払えません」という人が多いです。
いわゆる社会的弱者と言えるような人が陰謀論にハマって誹謗中傷をしてきたところがあるのかなと思いました。
——リアルな社会で不遇感や社会的に認められない鬱屈を抱えている人が、匿名のSNS世界で有名人である忽那先生に誹謗中傷して「やってやった!」と優越感を覚えたということなのでしょうか。
そういうことがあったのかもしれないですね。
——そういう人にはどう対処しているのですか?
もちろんそれだけで許すわけではありません。ちゃんと謝罪をして反省してもらって、金銭的には払える範囲の額で和解をしています。
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新型コロナウイルスの流行中、一般の人に役立つ医療情報を発信し続けている感染症の専門医、忽那賢志さん。しかしネット上の誹謗中傷に悩み、刑事告訴や民事訴訟に踏み切っています。なぜそんなに叩かれるのか、どんな被害があるのか。忽那さんに聞きました。