〈23歳年の差婚〉「年齢的に子どもは望めないだろうと…」周りから“ヒモ“と呼ばれたMr.シャチホコ（30）の妻・みはる（53）が明かす、それでも結婚を選んだワケ

みはる　シャチホコは私に甘えるのは嫌だったみたいで、実際にはバイトを掛け持ちして家賃や生活費も出してくれていましたから、私からしたら全然ヒモなんかじゃなくて。

　でも、一日中働いちゃうと、ものまねを考える時間がなくなってしまうんですよね。ヒモになりたくないからお金を稼がなくちゃという思いと、ものまねができないもどかしさがあったみたいです。

■「好き」という感情だけで動いていいのかな、という不安も

――実際には23歳の年の差があったわけですが、実年齢を聞いてどう感じましたか。

みはる　当時シャチホコが23歳で私が46歳だったんですけど、相手は出てきたばかりの新人となると、手籠めにしたとか、そんな風に思われないだろうかと心配になりました。

　それと、シャチホコがインタビューでも話していましたが、年齢的に子どもは望めないだろうということもありましたから、いろんなことをひっくるめて、「好き」という感情だけで動いていいのかな、という不安はありました。

――逆に、Mr.シャチホコさんの反応はどんなものでしたか。

みはる　私の年齢を知っても、「大切な人であることに変わりはないから」と言ってくれて。その彼の一言で、年齢差にビビって不安になるのはもうやめよう、と思えました。

■先に老いることも覚悟の上で結婚

――結婚について、周囲の反応はいかがでしたか。

みはる　皆さん祝福してくれましたね。最初のうちこそ、取材で「若い女性に旦那さんを取られないか心配じゃですか？」みたいに聞かれることもあって、「心配ですね～」なんて合わせて答えてたんです。でも、正直言えば、そんなに心配したこともなくて（笑）。

　年齢関係なく浮気する人はするでしょうし、もし他に好きな人ができたとしても、それもまた運命。私たちの仕事なんて嘘なんていくらでもつけちゃいますから、そこは信頼ですよね。