NHKがBS再編でチャンネル削減、それでも1+1=1の謎…「サービスは低下していない」と言うけれど
58コメント2023/12/10(日) 02:13
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1. 匿名 2023/11/30(木) 16:15:37
NHKのBSチャンネルが12月1日から一つ減るのはご存じ?
新たなNHKBSは「国際報道・スポーツ・エンターテインメントが凝縮したチャンネル」だそうだが、要は実質的に《2Kが1チャンネル減る》というのが、今回の再編のポイントだ。これは、安定した受信料収入を背景に肥大化が指摘されて久しいNHKが、10月からの受信料1割値下げに合わせて業務をスリム化した結果だが、「チャンネル減=サービス低下」とも思われかねない。だからこそ“凝縮感”をアピールするわけだ。
気になるのは、それまで見ていた番組の行方だが、「再編により廃止される定時番組はほぼありません」という。はて? 二つのチャンネルを一つにするということは、コップの水に例えるなら、二つのコップに入っていた水が一つのコップに注がれるという意味だろう。つまり、1+1=2となり、当然、こぼれ出るものもあるはず。それが1+1=1とは手品のようだ。しかし、そこにはカラクリがある。NHKのBSチャンネルではこれまで、過去番組の再放送で埋めていた時間帯が多く、とりわけ、21~23年度のNHK経営計画で再編の方向性が打ち出された21年度以降、その傾向が強まっていった。
ドラマにしろ、ドキュメンタリーにしろ過去の秀作の再放送は、懐かしいだけでなく、現代の視聴者に新たな視点を提供する意義もあるが、視聴者から「BSは再放送が多すぎる」との苦情が多いのも事実。また、過去の作品は、有料インターネットサービスのNHKオンデマンドがその役割を担うとも考えられ、満を持しての再編では、再放送を極力減らすことで無駄のない1チャンネルを作り出したというわけだ。+5
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「新BS始まります!」と今秋以降、衛星放送“再編”のPRに余念がないNHKだが、普段、BSを見慣れている視聴者にもいまだに十分に伝わっていないようだ。何がどう変わるのだろう。