死亡の約3%、年に1万人超が安楽死するカナダの専門医「最期の希望をかなえること」
290コメント2023/10/15(日) 23:42
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1. 匿名 2023/09/28(木) 14:15:48
――著作では、「死」の認識が変化しているということにも触れています。
百年前、多くの人は家やコミュニティーの中で亡くなりました。死は身近であり、どのように対応すべき事象か、知られていました。現代医学は無数の命を救い、進歩をもたらしています。すばらしいことですが、同時に死を家やコミュニティーから取り除き、病院に持ち込んでいます。
現代医学にとって、死は「敵」です。戦いがあり、どちらが勝つのかという構図です。それに伴い、私たちは死についての知識がなくなり、怖い存在となっています。多くの人は現在、死が何らかの「失敗」ととらえているのではないでしょうか。しかし、実際には必ずやってくる、人生の一部なのです。
――死亡幇助は、患者にとってどのような意味があるのですか。
カナダで死亡幇助の対象となるためには、いくつかの条件を満たす必要があります。重大な病気があり、治療が不可能で、不可逆的に状態が劣化しており、耐えられない苦しみがある、などが含まれています。
私が行っているのは、人生の終わりにおいて、患者の選択肢を探ることを手伝うことです。何が可能で、何が目標で、何が最も大切なのか。病気と全力で戦いたいのか? 落ち着きと緩和ケアを目指したいのか? 苦しみがあまりにひどく、この先は衰えしかないので、死亡幇助を選びたいのか? 選択肢を全て探り、私は最期の希望をかなえているのです。
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――信仰や信念の理由から反対する人もいます。
それはもちろん認めるべきです。しかし、同時に患者の権利も考えなければなりません。この制度にアクセスするのは、患者の権利なのです。一方で、関わりたくないという人の意向も尊重する必要があります。
実際、今はそのようになっていると思います。死亡幇助を誰かに強要するということは起きていません。信仰や倫理の理由で制度に反対するのであれば、私はそれを尊重します。ただ、それを他人に強要することもしないでほしいのです。
カナダで死亡幇助に関わっている人たちは、慎重に配慮をしながら、法律を順守しています。制度ができてから7年経ち、4万人超の人が死亡幇助で亡くなっていますが、不適切な行為についての訴追は1件もありません。これは誇るべきことだと思っています。
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61. 匿名 2023/09/28(木) 14:32:13
>>1
――死亡する選択肢があると伝えると、患者はどのように受け止めますか。
死亡幇助の条件を満たしていると伝えると、患者には変化が起きます。肩の力が抜け、少しうなずく様子を見せ、笑顔のような表情を見せることが多いです。そして、ほぼ常に感謝を伝えられます。
私は、死の選択肢を示すことができるだけで、治癒的効果があると信じています。この段階で私の仕事は8割終わっています。患者は自分に決定権があり、力を与えられたと感じ、そのことだけで苦しみが和らぎます。どのように亡くなるのかということについて悩まなくなり、残された時間をどのように生きるのか考えるようになります。驚くべき現象です。+60
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159. 匿名 2023/09/28(木) 15:32:24
>>1
何よりもまず、安楽死を法で認めるのが先決だよね
なんで認めないんだろう+19
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167. 匿名 2023/09/28(木) 15:39:50
>>1
「専門医」とか言ってドヤってる
欧米人、本質は何も変わってないね知的障害、ロボトミー手術……ケネディ家の知られざる妹、ローズマリー・ケネディの悲劇とは?(フィガロジャポン) - Yahoo!ニュースnews.yahoo.co.jp第35代アメリカ合衆国大統領のジョン・F・ケネディ(JFK)の妹のひとりは知的障害を持って生まれ、兄たちの政治的キャリアを守るためにロボトミー手術を受けさせられ、歴史から抹消された。一族の陰で人生の
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178. 匿名 2023/09/28(木) 15:51:25
>>1
日本ってほんと遅れてるよね
なんでも遅い
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193. 匿名 2023/09/28(木) 16:19:01
>>1
NHKのドキュメンタリーの彼女は安楽死を選んだをみたけど、審査も厳しいし簡単なことではないと思った
死に関わるんだから簡単にはいかなくて当然なんだけどね
でも、スッと眠るように亡くなるのには驚いた。そういう選択肢があるのは心強いと思った+23
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203. 匿名 2023/09/28(木) 16:33:35
>>1
制度よりこういう安楽死させる医者を崇めるようになったらオシマイ
脳をぶち壊す手術を発案した医者にノーベル賞を与え権威を何十年も名医として喧伝してたアメリカ社会の二の舞
そういうことは裏でこっそりやるものです+2
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231. 匿名 2023/09/28(木) 19:47:27
>>1
この先もしALSになったら寝たきりになる前に安楽死をさせてほしい 病気の人は安楽死を選べるようにしてください+13
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232. 匿名 2023/09/28(木) 19:50:33
>>1
要領が良くて、能力のある人しか生きられない時代になってきたから、自分のような要領が悪くて、一生懸命働き続けても底辺にいるような人間には安楽死を認めて欲しい。
死ぬときくらい安らかに逝きたいよ。+12
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284. 匿名 2023/09/29(金) 13:30:34
>>1
これはすごく良いと思う
どうせ自殺する人だっているし、死刑にして欲しいから罪を犯す人もいるし
老人ホームで、寝たきりの人もいる
私のおばあちゃんは最後、生きすぎた、もう死ぬだけって言って何ヶ月もねたきりで
いろんな障害持って将来見えない人もいる
死にたい人はいくらでもいる+8
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カナダで安楽死が急速に拡大している。医師による死亡幇助(Medical Assistance in Dying=MAiD)の制度が2016年にでき、2022年は1万人超がこれによって亡くなった。制度にはどのような意義があり、どのような人たちが利用しているのか。産婦人科医から死亡幇助の「専門医」に転身し、「This is Assisted Dying(これが死亡幇助だ)」の著作もある、ステファニー・グリーン医師に聞いた。