トルコ地震、死者3600人超　シリアも被害、1.6万人負傷

北海道周辺では、陸側の北米プレートの下に、海側の太平洋プレートが沈み込んでいる。今回の地震は、沈み込む太平洋プレートの内部にたまったひずみが解放されることに伴って発生し、一般的に「プレート内地震」や「スラブ内地震」と呼ばれる。一方、二つのプレートの間にひずみが蓄積されてプレート境界部分で発生する地震は、「プレート間地震」と呼ばれる。東日本大震災がプレート間地震に分類され、大きな被害が予想される日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震も、同様のメカニズムで発生するとみられている。 25日のようなプレート内地震は日本周辺で頻発している。被害が少ない事例もある一方、発生の周期性は確認されておらず、プレート内部のどこで起きるのか予測するのが難しいとされる。プレート内地震の例では、1994年に道内で400人以上の負傷者が出た北海道東方沖地震がある。