ガールズちゃんねる
  • 20. 匿名 2022/10/15(土) 20:51:28 

    厚生年金まで食いつぶし、給付は先って、、、、破綻してないか?

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    -10

  • 223. 匿名 2022/10/15(土) 21:16:33 

    >>20
    ステファニー・ケルトン教授の「財政赤字の神話」を読むと、アメリカと日本の「財政赤字」に関する誤解、呪縛、あるいは神話が「瓜二つ」である事実に驚かされます。

     まずは、国民の認識が同じです。同時に、本来は「インフレ率」のみが制限となる財政赤字拡大に、余計な「政治的制約」がかかっていることも同じ。
     アメリカの場合はペーゴー原則、デット・シーリング(連邦政府の債務の天井)など。日本はもちろんプライマリーバランス黒字化目標です。

     さらには、社会保障について、
    「高齢化で社会保障支出が膨らみ破綻する~っ!」
     と、政治家や国民が「存在しない問題」に恐怖し、青ざめ、社会保障支出削減に邁進しているのも同じです。

     ちなみに、ケルトン教授の「社会保障問題」に対するアプローチは、「インフレ」を防ぐための、供給能力(ケルトン教授は「実物資源」と呼びます)強化です。

    参考動画
    真の社会保障問題と解決策とは?[三橋TV第88回]三橋貴明・高家望愛 - YouTube
    真の社会保障問題と解決策とは?[三橋TV第88回]三橋貴明・高家望愛 - YouTubeyoutu.be

    三橋TVは、視聴者に『経済』を学んでいただくためのものです。第88回のタイトルは、【真の社会保障問題と解決策とは?】です。三橋貴明の新刊本【知識ゼロからのMMT入門】今回ご紹介する書籍の中では、なぜ日本にとってMMTが救世主なのか?なぜ9割の国民がお金を間違...


     日本の社会保障に「カネ」の問題はありません。理由は、我が国が主権通貨国(変動為替相場制の独自通貨国)であるためです。

    『遅かれ早かれ、(社会保障)給付制度の費用は政府の手に負えなくなる。財源不足が避けられないなか、唯一の現実的解決策は制度を縮小し、「身の丈にあった」規模にすることだという声は多い。一方、支払い能力を維持するため、財源を拡充する必要があると主張する人々もいる。
     どちらも間違っている。社会保障も公的医療保険も資金を出しているのは政府だ。つまり、資金が不足することは決してない。(ステファニー・ケルトン「財政赤字の神話」P207)』

     日本やアメリカの場合、社会保障(医療、年金、介護)の「財源」問題は、政府が国債を発行することで解決します。しかも、政府の社会保障支出は、マクロ的に観ると国民の純資産増になるため、社会保障支出の拡大で、ストック面で国民の「財産」が増えるのです。(純資産が増えて怒る人、いる~?)

     フロー面で見ると、インフレ率が安定的に推移する場合、単純に国民の購買力が増強されるだけです。

     何しろ、地球上で生きている限り「誰かの純資産は、常に誰かの純負債」です。

     日本国内の「民間経済主体(企業、家計など)」の純資産を増やすためには、政府もしくは海外(外国)に純負債を増やしてもらう必要があります。

     国内の民間という「世界」の内側で、全員が純資産を増やすことは不可能です。何しろ、誰か資産は、誰かの負債ですので、ミクロではともかく、マクロには「資産=負債」となり、そもそも純資産も純負債も発生しません。

     それに対し、政府が「国債発行&財政支出」をしてくれると、
    「政府の純負債が増え、民間の純資産が増える」
     ことになるのです。(ちなみに、民間で増えた純資産が「誰に行くのか?」は重大かつ深刻な問題で、ケルトン教授も頁を割いて解決策含めて書いていますが、詳細は省きます)

     というわけで、我々が「民間というマクロ」として純資産を増やしたいならば、政府には純負債を増やしてもらわなければならないのですよ。

     つまりは、政府の純負債が増える「政府の国債発行による社会保障支出拡大」は、ストック面では「我々の純資産が増える!」という話に過ぎないのです。無論、フロー面では、供給能力の強化(生産性向上)を怠ると、将来的にインフレリスクが出てきますが。

     社会保障に限りません。公共投資によるインフラ強化、防衛力強化、食料安全保障の強化、エネルギー安全保障の強化、科学技術・教育支出拡大、医療サービスの立て直し、そして公務員雇用と、政府が支出を拡大すれば、国民の純資産が必ず増えます。

     コロナ禍により、日本の公務員(というか行政サービス)の供給能力が、とんでもなく弱体化していることが明らかになりました。

     今の日本は、非正規雇用の公務員の正規職員化を進め、全体的な雇用数も増やす必要があります。そうすることで、フロー面ではGDP(の政府最終消費支出)が増え、ストック面で民間の純資産が積み上がります。

     所得が安定的に伸びていく公務員が増えるとは、「我々の顧客の購買力が高まる」ことを意味するのです。当然ながら、デフレ脱却の方向になります。

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  • 1002. 匿名 2022/10/15(土) 22:59:27 

    >>20
    ホリエモンか誰かが厚生年金は貯まってるお金があるから、将来心配しなくて良いみたいな事言ってたけど、結局は国民年金がお金ないんだったら、厚生年金の方だけ支払いたいわ
    二重じゃなくていいから

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