地方移住を快適にするための心構え「悪口を言わない」「都会風を吹かさない」

移住者にとって「快適」な田舎は、地元民が我慢を重ねている可能性もある…

23区出身、夫の実家(過疎集落)で結婚と同時に同居。夫や義家族が守りたいと語る地元を、自分も一緒に盛り上げられたらと結婚当初は思っていた。
ありがたいことに、ここ10年で移住者さんがとても増えて園や学校は８割方、移住家庭のお子さん。

ただ、移住家庭のみなさん、自然派なので
園で使う虫よけ、学校で使う除草剤、歯科指導の赤染め、園や学校の給食の食材にもご意見殺到、ワクチン(定期接種も)打たず入園入学

地域の区画整理事業に異議申し立て、地元の人たちが50年越しに実現を待っていた事業だったけど、川のホタルがいなくなるという理由で移住者さんたちから反対が出て否決になった。

身バレしてもいいから書かせてください。
子育てのため、自分の人生のために、移住するのは素敵なことだと思うし、
移住先に選んでもらえて嬉しい、人口が増えて嬉しい気持ちも、移住受け入れ側には、勿論あります。
でも、その土地を、暮らしを守ってきた人たちの気持ちも決して無視しないでほしい。
田舎のコミュニティには、無駄もたくさんあるし、濃密な人間関係が招く問題もあるけど
厳しい自然環境の中、少ない人口で、そうしないと暮らしてくることができなかったんだと思う。
いきなりすべてを改革することは無理。

だから「郷に入っては…」の気持ちも、持っていてほしいと思うのが本音です。