ガールズちゃんねる
  • 8415. 匿名 2022/08/29(月) 03:20:30 

    「中学時代はバスケットボール部に所属していて、勉強も学年トップクラスだった。テストで100点をとるのも珍しくなく、90点を取っただけで悔しがっていたことを覚えています。私や周囲はそれほど勉強に関心がなかったので、“山上(容疑者)はすごいなぁ”と思った。同級生の間でも“あいつは勉強できるやつだ”と言われていて、知名度は高かったと思う」

    「私は中学卒業後会っておらず、かなり前に奈良市から離れてしまったので山上(容疑者)の高校進学後の話は知りませんでした。てっきりいい大学に行って、いいところに就職したものと思っていた。
     彼が通っていた高校は進学校だったし、卒業したら大学に進学する人がほとんどでしょう。報道では母親が破産したとか宗教にハマっていたという話が出ていましたが、彼の性格からすると周囲と比べてしまい、『努力してきた俺がなんで』と苦しい想いを募らせていたのではないか。だからといって、こんな事件を起こしていい理由にはなりませんが……」

    「塾に行かずに勉強していた人だった。独学で賢い人だった。本当に毒っ気のない人だったので、みんな(勉強を)聞いていた。てっきり普通に大学行って、普通に就職しているタイプだと思っていた。」

    「ニュースで容疑者の名前を聞いた際、年齢も同じくらいなので一瞬、同級生ではないかと頭をよぎったのですが、同一人物だとは思いませんでした。本当に衝撃的で信じられず、受け止められません。なぜこうなってしまったのか、背景を知りたいと思っています」

     「悩みを聞いてあげられれば、未来は変わったかもと思ってしまう」。山上徹也容疑者(41)の高校時代の同級生だった男性(42)は自問を続けている。
    1カ月前の7月8日、安倍元首相の銃撃事件を伝えるニュースを見て言葉を失った。高校卒業後、疎遠になった山上容疑者の姿が映し出されていた。居ても立ってもいられず、現場へ献花に向かった。「ダンチョー、何があったんや」

     男性は奈良県内有数の進学校として知られる公立高校に入り、親しいグループの中に山上容疑者がいた。山上容疑者は応援団に所属し、真夏も学ラン姿で部活に打ち込む姿が印象的だった。いつしか親しみを込めて「ダンチョー」と呼ばれるようになったという。

     男性の記憶に残っている出来事がある。放課後、学校近くの駄菓子屋に行こうと誘った時、山上容疑者は「応援団に遅れるから」と断った。男性は「遅刻やルールを破ることが嫌いな性格で、超がつくほど真面目だった」と言う。

    「ダンチョーは学校でいつも笑っていて、悩みに気付いてあげることもできなかった」。男性はこう振り返る。
     高校卒業後はやり取りすることはなくなったが、同級生たちと集まった会合で山上容疑者の近況を気に掛けたこともある。短期間で転職を繰り返し、事件直前には消費者金融から借金をして困窮していたという山上容疑者。男性は「卒業後も連絡を取り合う関係でいたら、何か力になってあげられたのではないか。悔しさが消えない」と語った。

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