関東から鹿児島 広範囲で地震の揺れ 震源地近くより遠くに揺れが伝わる「異常震域」とは?
171コメント2021/10/07(木) 22:57
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90. 匿名 2021/09/14(火) 21:24:20
>>1
違いますよ。プレートは関係ありません。
地殻よりもさらに下マントル内で起こる、震源が300kmより深い地震を深発地震と呼びます。
地震波はマントル→カンラン岩→玄武岩→カコウ岩の順で地表に届き大地が揺れます。
関西圏ではこの伝播特性の高いカンラン岩が深部にあり地震波が吸収され地表は揺れにくいのです。
逆に関東圏(関東から北海道にかけての太平洋側ですが)に行くにつれカンラン岩は地表から見て浅部に位置する。
このことが関東圏の大地が遠くの地震にまで感応する原因です。
つまり今回のように東海道沖で起きた地震波が地殻を経由してカンラン岩の層が浅いほうへ浅いほうへと自然に伝わっていき関東圏が揺れる仕組みです。
東海道沖だけでなく日本海側、オホーツク海側で起こる深発地震も全く同様で関東から北海道の太平洋側が揺れます。
これは日本列島の地殻構造上決まっていて一般的に異常震域と呼ばれています。
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