ガールズちゃんねる
  • 1854. 匿名 2015/03/26(木) 23:26:11 

    京都の呉服やで長く働いていました。着付けの襟の抜きすぎ、帯下の下卑た着付けは置いておいても、無紋の色無地に黒帯はいわば、略装で、実質の喪主と名乗る者は着るべきではありません。一周忌以下は許されますが、通な人は帯を梵字の散らし字をあしらった、名古屋仕立てにしたりします。
    紋は関西では、喪服に限り「女紋」(実家の紋でも許されます。ー喪服は嫁入り道具で持って行くことが多いので)多分、後妻に家紋はなかったし、喪服にはたとえ貸衣装でも略式でも三つ紋、正式には五つ紋以外あり得ませんので、苦肉の策だったのかもしれません。
    個人の密葬ならそこまで、こだわらなくて良いかと思います。私が思うのは、何故「和服」しかも藤色の艶のある着物・・・・?故人の実質の葬儀で無紋しか着られないのなら、洋装の喪服で良いのではないしょうか?「偲会」を「故人を偲ぶ集まり」と捉えず、「後妻」のお披露目パーティとしか思っていないのがここにも顕われていますよね。

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