ガールズちゃんねる
  • 115. 匿名 2020/09/23(水) 23:47:17 

    >>114
    筋合いはないというか詐欺だけど、詐欺で訴追はされないだろうってこと。

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  • 116. 匿名 2020/10/12(月) 19:40:07 

    >>115
    民主制の国民国家における「資本主義経済の成長」は、至極、ナショナリズム的です。
     ナショナリズムという言葉が嫌ならば、「共同体的」でも、「文化的」でも良いです。
     というわけで、「ナショナリズム 対 グローバリズム」の比較図。

    資本主義経済の成長のためには、文字通り「投資」をしなければなりません。つまりは、「蓄積的」「永続的」です。国家はもちろん、企業ですら継続が前提なのです。

     そして、経営者が継続的に投資をしていくためには、交通インフラ、防災インフラ、電力・水道・ガス・通信などのライフライン、司法制度、教育制度、度量衡、各種の規制といった、リストの言う「生産諸力」を国家に整備してもらわねばなりません。

     何しろ、生産諸力の強化はカネにならないというか、カネにしようとすると即座に「独占的」になり、特定の誰かがぼろ儲けするだけになってしまいます。というわけで、NPOである政府がやらねばならないのです。(要は、通行料を取るぞ、という話)

     つまりは、生産諸力を担当する「共同体」が不可欠なのですが、同時に「安定的」である必要があります。現在のレバノンで、企業経営者が長期的な投資をしますか? レバノン政府がインフラを整備できますか?という話。投資のためには、安定が必須です。(あるいは将来に対する安心感、ですね)

     そして、安定的な共同体を実現するためには、国民が「歴史」「文化」を共有していなければならない。歴史や文化は、市場的には「カネ」に換算しにくい。それでも、安定的な共同体を望むのならば、育んでいかなければならない。
     文楽? カネにならない。補助金カット! などと、どこかの元市長のようなことはやってはならないのです。野蛮的になりたくないならば。

     異なる歴史を辿り、言語バラバラ、宗教、生活習慣、食文化、伝統、価値観が異なる多民族国家が、「安定的な共同体」を構築することは、歴史的に不可能です。だからこそ、「帝国」は必ず強権的になる(現在の中共ですね)。

     因みに、アメリカは「そんなこと」は分かっているため、アメリカ国籍の取得を望む人は、宣誓式に出席し、忠誠の五項目を誓わなければなりません。

     さて、ナショナリズムは「歴史的」「永続的」である以上、時代にそぐわなくなった制度は「メンテナンス」しなければなりません。つまりは、
    「一度、全てをぶち壊して、真っ白なキャンバスに絵を描くグレートリセット! 改革!改革!」
     などとやってはいけません。そんなことをしたら、歴史的でも永続的でもなくなり、安定的でもなくなります。

     というわけで、必要なのはメンテナンス。日本語で言えば「保守」です。

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     「貯金残高」に怯えるとは、完全に貨幣のプール論ですが、自治体は「新規国債発行=貨幣発行」ができない以上、無理もありません。(厳密には、地方債を発行できますが、日銀を持っていない)

     本来、「生産諸力」である防災インフラを整備し、非常事態時に国民や地方を「区別なく」守るのは、「最大の共同体」である国家の義務です。

     方法は簡単。国債を発行すればいい。無論、インフレ率が高い時期には色々と制限を受けますが、今はデフレです。

     単に、国債という貨幣を発行すれば、国民や地方を守れるにも関わらず、やらない。日本の政治から「ナショナリズム」あるいは「共同体主義」が消え、国家の役割すら政治家が忘れてしまった。結果的に財政破綻論に基づく緊縮財政が続き、「国」が壊れていく。

     ナショナリズムが失われていく我が国において、
    「長野って、そんなところに住んでいるのが悪いんじゃね(笑) まさに、自己責任」
     などと、狂ったことを言い出す国民が出現したら、いよいよ亡国へのカウントダウンです。
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    そもそも、グローバリズムの「網」は、別に特定の地方にだけかかってくるわけではありません。

     国家までも「貨幣のプール論」になってしまっている以上、当然、こうなります。

     単に、国債=貨幣を発行すれば済む話が、貨幣のプール論に支配され、全てがトレードオフ。どこかを削り、どこかに支出する。あるいは、どこかに支出するならば、どこかから奪う。

     こんな、金貨銀貨的な400年前の貨幣観で財政が運営され、国民が苦しみ、死んでいく。

     ふざけるな! と思う私は、おかしいのでしょうか。

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