誰も信じてくれない不思議な経験ありますか？part③

父が心肺停止したと早朝連絡があり、急遽旦那と車で向かう途中で、トイレ休憩した際に翌日会う約束していた友達に電話して事情を話し約束をキャンセルしたら友達が「わざわざ連絡ありがとう。気を付けて向かってね。」と言ってくれました。都内から三時間以上掛けてようやく病院に着いた時には「どうにか心臓が動いている状態で今夜明日です」と医者に言われました。泊まりこんで側に付いていたら父の手が動き涙を流しました。看護師さんを呼んで医師に色々な処置をして頂き奇跡が起きました。目を開けて意思表示が出来るようになったのです。弱々しい声で、
『じいさん、ばあさんが来て、もう行こうって言うから、あぁこれがお迎えってやつか、と着いていく途中で『まだがる子が到着してねーだろがー！行ったら駄目に決まってるだろがー！』って知らない女の人に怒られて、そうしたら、じいさん、ばあさんがその女の人を見てから顔を見合せうなずいて消えちゃったんだよ。それで置いていかれたって思って悲しくて泣いたらその女の人が『早く帰りな』って俺を突き飛ばしたんだ。そしたら病院だった』不思議に思いながら女の人の特徴を聞いたら、約束をキャンセルしてもらった友達でした。もちろん父とは面識があるはずも無いのです。彼女はバリバリの江戸っ子で姉御肌。雑な言葉遣いも彼女(笑)。友達と面識のある旦那も「絶対○○さんだな」と言いました。父は二日間穏やかに過ごし、三日目に家族全員に見守られ眠るように亡くなりました。
亡くなってから友達に電話をしたら「最期の時に皆側に居たから今度はお父さんも安心してお祖父さんお祖母さんに天国まで案内してもらえるね。」
と言われました。お通夜にも葬儀にも参列してくれました。