誰も信じてくれない不思議な経験ありますか？part③

大学時代の夏休み、地元に帰省した時。
昼前に友達Aとご飯でも行こうと一緒に歩いてたら、道路の向こうでAと共通の友達Bが手を振ってた。
B「あれー！(私)とAじゃん何してんのー？」
私もすごく久しぶりにBに会ったもんだから嬉しくなって
私「えーBじゃん久しぶりー、Bもこれからご飯行かない？」
って言いながらBのいる方に渡ってこうとした。そしたらいきなりAが私の肩つかんで「待って。あれ、誰？」って言う。
私「はあ？何言ってんの？Bじゃん」
って言って振り向こうとした瞬間、Aが止めなきゃ私がいたであろう場所を車がかなりのスピードで横切って行った。
さっきまで車の気配も音も感じなかったし、突然現れたように見えた。クラクションも鳴らされなかった。

めっちゃビビって冷や汗出た。Aが変なこと言って止めてくれなきゃ確実に轢かれてた。と、当時にさっきのAの質問を思い出した。
私「あれ、Bって誰だ？」
私にもAにも、Bなんて友達はいなかった。なんで私はさっきあの子を共通の友達だと思ったのか。

気味が悪くなって道路の向こうを見たら、その子はまだそこにいて、笑っても怒ってもいない、無表情とも言えない変な顔で私たちのことジロジロ見てた。