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  • 1. 匿名 2018/06/29(金) 09:01:43 

    南海トラフ巨大地震、発生の1週間前に予知可能…大阪北部地震、1週間前に異常検知 | ビジネスジャーナル
    南海トラフ巨大地震、発生の1週間前に予知可能…大阪北部地震、1週間前に異常検知 | ビジネスジャーナルbiz-journal.jp

    昨年9月、国は予知を前提とした東海地震に関する情報の発表をやめて、南海トラフ巨大地震発生の可能性を評価する新たな情報を発信することを決めた。それまで、国内で唯一、予知が可能とされてきた東海地震だったが、その「予知」から撤退という大きな方針転換がなされた格好だ。しかし、電気通信大学名誉教授で早川地震電磁気研究所代表の早川正士氏は、地震が起きる直前に発生する電磁波に着目し、地震予知に関する独自の理論を確立、今も地震予知情報を発信している。予知の立場から、18日に発生した大阪北部地震や南海トラフ巨大地震の可能性などについて、早川氏に話を聞いた。


    ――今回の大阪の地震も予知していたのですか。

    早川 私たちは、福島にある電波時計の基地局と、宮崎にある基地局を主要な送信局にしており、それを高知で受信している。確かに、今回の地震発生日(18日)から1週間くらい前に弱めの異常が出ていた。でも、その原因地域(震源地)は、送信地点と受信地点の間のどこなのか特定できない。私たちは関東の地震予知を主な目的として、関東を中心にネットワークを張っているので、群馬と長野に予報を出した。現実にマグニチュード(M)5という小さな規模だったが、群馬では地震が起きていた。

    だから、大阪に予報を出さなかったというのは事実だし、私たちのミスだが、残念ながら観測点の数が絶対的に足りないので、私たちの設備では限界がある。もし、関西を予知の対象にするならば、それに応じたネットワークを張らなければならない。日本中をカバーするのは今のところ難しい。


    ――大阪北部地震と南海トラフ巨大地震との関係についてはどうか。

    早川 地震予知学の立場からは答えられない。熊本から中央構造線が東京まで続いているのだが、熊本の大地震では、地震学の専門家は「東京ではまったく関係ない」と断言していた。だけど、証拠もないのにどうしてそんなことが言えるのかなという気がした。大阪についても「関係ないような気がするけど、わからない」というのが私の結論。ただ、活断層はあちこちでつながっているので、まったく関係ないともいえないだろう。

    高知の観測点で、福島と宮崎とオーストラリアの送信局からすべてで異常が出れば、南海トラフ大地震の可能性もあるが、それは1週間前にしかわからない。高知に置いたのは、南海トラフを観測するためだ。

    (一部抜粋)

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