生きているのが辛い人

小さなことに幸せを見出せる心を持てば良い

誰だってそうありたいとは思っています。

でもそんな余裕がないほどに、不安と恐怖で心がいっぱいになってしまうのがうつなどの精神病です

例えば目の前に猛獣が現れたとして、その瞬間は恐怖心でパニックになって、他のことなんか考える余裕がなくなりますよね
そんな状況で、どんなに美しいお花が咲いていようとも、目にも止まらないはずです

精神病は脳内物質の分泌に異常があり、そういった恐怖心や不安感にとらわれた状態を作り上げます
言わば本人の目の前には常に、他人には見えない猛獣がいるのです
その状況でどれだけ花の美しさを説いても意味が無い
「世界は素晴らしいのだから、美しさに気づきなさい、花に目を向けなさい」
という言葉は、まずは苦しみの猛獣から逃げて、遠ざかって、心の余裕が出来た人にかけてあげる言葉です

苦しみは遠巻きに見ている人にはわからない
逃げる事を悪とする人はそんな人たちです
逃げ切った先にだって美しいものは必ずありますし、見つける余裕もできているはずです