ガールズちゃんねる
  • 74. 匿名 2024/04/20(土) 00:50:16 

    平家物語をやりたかったらしいって聞いたんだけど、ほんと見たかったなぁ

    狸合戦ぽんぽこに一瞬だけ平家物語のシーンあるよね

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  • 425. 匿名 2024/04/20(土) 22:42:24  [通報]

    >>74
    そうなんだー、それはぜひ見たかったなー。ちょっとトピズレになるけど、アマプラの平家物語、普段アニメ見ない自分が最後まで見れたし、私は良い作品だと思った。かぐや姫と一緒で最後は分かりきってるのに、胸が苦しくて、でも目が離せなくて泣いてしまう感じ。

    火垂るの墓も、平家物語も、かぐや姫も、圧倒的な幸せを主人公たちは先に経験してて(過去が幸せそのものだった)、その後にもう絶対に手に入らない、二度と戻れないところに来てしまう悲しみが本当に胸に刺さる。平家物語は最後生き残ってしまった徳子の気持ちになるともう…。

    しかも先の幸せを手放す原因になるものが戦争だったり、家族(清盛や翁たちかな)によるものだったりで、決して自分の意思で壊した訳ではない。だけど物語の中では結果論を突きつけて簡単に誰かを責めることは出来ない、出来れば少しは楽になれるんだけど、そういう話じゃない。

    ハッピーエンドな物語なら、先に苦労を描いて幸せを掴む順番で描かれるけど、敢えて逆の物語を選ぶことの多い高畑監督は、この無慈悲にも思える話が故に放たれる魅力を誰よりも感じていたんだろうな。それをアニメを通して人の目と心の両方に伝えることに芸術を感じて、制作に取り組んでいたのかな。

    ちなみに先に挙げた物語の中での「圧倒的な幸せ」っていうのは、紛れもなく富でも名声でもなく、愛する家族と穏やかに過ごせる日常だなって思う。かぐや姫も清太も節子も(平家物語の徳子も)、たまたま富にも恵まれてたけれど、もう一度手にすることが出来るならきっと家族との幸せな時間が最優先事項だよね。
    そう思うと描き方は色々だけど、壮大な愛の物語であると言えなくもないのかも。

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