【心霊】人形にまつわる不思議な話

>>55>>57>>58>>78>>82>>95>>114
ありがとうございます
まさかこんなに評価を頂けるなんて思いませんでした
時間が経っているのでもう御覧になっていないかも知れませんが、続きを書いておきます
ただ以降の話、人によってはあまりいい感じに思わないかも知れませんが

2体の姉妹の人形が再会してからしばらくの間、人形は夢には現れなくなりました
しかし数ヵ月が経過したある日、再び人形が夢に現れてこんなことを言いました
「お願い、お姉ちゃんのお友達だった子達をここに呼んで。」
こんな夢を数回見ました
「東京の骨董店にいたお姉さん人形のお友達？普通に解釈するとお姉さん人形といっしょに骨董店にいた人形だろうか？」
気になった私は骨董店に電話をして聞いて見ました
すると店主さんの話では、市松人形ではなく、2体の西洋人形ならあるとのことでした
店主さんは2体の画像を送ってくれました
それはシモン&ハルビックという種類のドイツ製のとても愛らしい顔の人形で、1900年代初頭に作られたものだろうとのことでした
価格は1体が11万円、もう１体が10万5千円とけっこうなものでした
その時私は即答を避け、いったん考えることにしました
友達や姉に夢のことを打ち明け相談しましたが、「夢は夢。そんなことに大金を使ってはいけない。」とみんな半ば呆れ顔で反対しました
「そりゃそうなるよね。」と私も思いました
最終的に私の人形に西洋人形の画像を見せて、「お友達ってこの子達？」と問いかけましたが、当然人形からは返事はありませんでした
しかし、その日の夢に私の市松人形が出てきて、「早く、早く、お友達を連れてきて、お願い、お願い」と私に言いました
そして次の日に私は2体の西洋人形を購入しました
私の周囲の人は皆呆れていましたが
それからしばらく夢に人形は出てこなくなりました
しかし2ヶ月ほど経ってから再び現れました
夢に現れるのはいつも同じ人形で、私が最初に購入した市松人形でした
今度はまた別の人形と遊んでいて、次の瞬間「この子はずっと私のお友達なの。京都のお人形屋さんにいてるの。いっしょに遊びたいからここに呼んで。」　
結局私はその後、京都のある人形店で夢に出てきたそっくりの人形を探しあて、25万円で購入することになりました
そしてその後も、私の人形のまた新しい友達の人形、さらにその友達の人形の友達の人形を呼んでほしいと言われ、こうした事が続いた結果、気がつけば人形は24体になり、当然のことながら私の貯金はほとんど無くなってしまいました
姉は私の行動を心配したのか１度心療内科を受診した方がいいと言いました
私自身は仕事や日常生活でストレスを感じていることは全くなかったのですが
ただ不思議なことに私の貯金が無くなってからは私の人形が誰かを呼んでほしいとねだる夢は見ていません
時々夢には出てきますが、私に優しく笑いかけて手を握ってくれるだけです
あと、私には霊感はありませんが、それでも最近、夜自分の部屋にいる時や寝ている時に何かの気配を感じる事が時々があります
何かが私を見ているような
でもだからと言って、私やまわりで悪い事が起きたなんてことは１度もありませんが

元々子供の頃から人形が大好きで人形に対する思い入れはかなりありました
大人になった今、心の奥深い深層心理の世界に眠っていたものが1体の市松人形を購入したのをきっかけに目覚めてしまったのでしょうか？
それとも私の市松人形に本当に心があって私に話しかけてくれているのでしょうか？
後者であればすごく嬉しいですが、真実はわかりません